明けましておめでとうございます。
おそばせながら、新年一発目の記事です。
本年もよろしくお願いいたします。
というわけで、先週に引き続きお送りします、週刊ランキング@除去妨害カードの記事になります。
今週も環境で使われている除去妨害カード達をランキング形式でお届けします。
今週はP(ペンデュラム)召喚対策カードに大きな動きがあったので、そのあたりに注目していたければと思います。
[ランキング内容]
○環境除去妨害カードランキング
■集計方法
集計方法リンク先参照
■期間 (2018.01レギュレーション適用)
12月20日~12月27日
■集計デッキ数
2大会 上位12デッキ
以下が今週のランキング結果になります。
それでは次に『今週の除去妨害カード』です!
今週ぼくが注目したのはタイトルにもある通り《タイフーン》になります。
今週このカードが全体の8割近くの参加者のサイドデッキに2~3枚積まれていました。
ピンサシではなく2~3枚です!
すごい!
《タイフーン》
他のバック除去カードと比較して、イラストが細部まで綺麗に描かれている印象のこのカードですが、それもそのはず。
《タイフーン》はTCG出身のカードで、日本では2015年9月発売のEXTRAPACK2015に収録されました。(TCG出身のカードって細部まで綺麗ですよね)
相手ターンに手札から発動できる点を除いては、大先輩《ツイスター》のほぼ下位互換であるため、活かすとすれば「このカードの発動は手札からでもできる」という点でしょう。
《ツイスター》
しかし「このカードの発動は手札からでもできる」という条件は「相手フィールドに魔法・罠カードが2枚以上存在し、自分フィールドに魔法・罠カードが存在しない場合」というなかなか厳しめの条件。
特に前者は相手デッキに依存する条件であり「魔法・罠カードが2枚以上存在」という状況に遭遇する機会は非常にまれかと思われます。
しかし、この状況を容易に満たすカテゴリが存在しますよね。
そう。
P召喚軸のデッキです。
ペンデュラム召喚軸のデッキであれば先攻1ターン目から、むしろ進んで「魔法・罠カードが2枚以上存在」という状況をつくってくれます。
そして、ペンデュラム召喚軸のデッキは片方のペンデュラムスケールを除去されると極端に展開が遅くなるので、このカードは数少ない、P召喚軸の先攻展開を阻止できるカードであるといえるでしょう。
#スペルスピード2なので、相手のP効果にチェーンしてPモンスターを破壊することで、P効果の適用を阻止することができます。(Pモンスターは処理時にペンデュラムゾーンに表側表示で存在しない場合、効果が適用されない)
手札誘発モンスターカードでは、先攻で相手のPスケールを破壊できるカード【PSYフレーム】の《PSYフレームギア・δ》が存在します。
このカードは自分フィールド上にモンスターが存在する場合、発動できないので若干扱いづらいですが、発動まで無効にできるため、相手のPモンスター破壊後にエクストラデッキではなく墓地へ送ることがので一長一短です。(個人的には《PSYフレームギア・δ》の方が使えるんじゃないかなーと思ってたりします。自分のデッキにもよりけりですが)
という訳で今日は、P召喚軸の対策として白羽の矢が立った《タイフーン》について解説してみました。
■まとめ
・《タイフーン》はP召喚が跋扈している現環境だからこそ活きるカード。
・とはいっても、まだメインデッキから投入している上位者はいない模様。
・《PSYフレームギア・δ》とはライバル関係。
以上、《タイフーン》の使い方についてでしたー(^o^)/
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