デッキ強さ

デッキの強さとは?


公認大会やCSなどのガチな大会でも、一昔前と比べて様々なタイプのデッキを見るようになったと思いませんか?

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『色々なデッキとデュエル出来て飽きない!』という意味では、僕自身としても非常に喜ばしいことです。

しかしながら、このように強いデッキの種類が増えてくると、どうしても

・そのデッキはどうして強いのか?

・なぜ環境トップと互角(?)に渡り合えるのか?

というのが気になりますよね。(気にならない?)

"科学"の名を冠するサイトの管理人で有る僕としては、それを解明せずにはいられません! (( ゚Д゚)?)

 

デッキの強さとは

ここではデッキの強さについて定義し、詳しく説明していきます。

 

デッキの強さについて僕なりに考えてみたので、参考にして頂ければ幸いです。

デッキの強さの要素とは

まずはデッキの強さの要素ごとに分割します。

様々な分割方法があると思いますが、ここでは管理人の独自の手法で次の8つの要素に分割しました。

1:安定性
2:アド力(あどりょく)
3:爆発力
4:制圧力

5:機動力
6:除去力
7:無名度

他にもいろいろあると思うのですが、ここでは上記7つに大別しました。
これらの値が大きければ大きいほど、そのデッキが強いということになります。

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デッキの強さを定義する

先ほど分割したデッキの強さの各要素を定義していきましょう。

 

※各要素の右側の数字は総合得点を算出する際の係数です。

安定性 4.0

[定義] デッキが本来持つ力を発揮することができる確率。

[説明] 安定性の低いデッキは尖ったデッキと言われ、特定の条件が揃うと強いが、その条件が揃う確率は低いです。

安定性は強さを測るうえで最も重要な値です。

 

アド力(あどりょく) 1

[定義] アドバンテージを得ることができるカード枚数やカードの組み合わせ数。

[説明] 単体では《強欲で貪欲な壺》のドロー効果、組み合わせでは《ドロール&ロックバード》&《トリックスター リンカーネーション》などのバウンス効果もアド力を、あげる要素にあたります。また、対象を取らない除去効果を持つカードもアド力上昇の要素となります。先日登場した《拮抗勝負》はこれに該当しますね。

 

爆発力 1

[定期] デッキが持つ本来の力を発揮した時に1ターンに与えられるダメージの大きさ。

[説明] 「コンボが決まったときに与えられるダメージ数」と考えて頂ければ分かりやすいかもしれません。

 

制圧力 1

[定義] 相手の動き妨害する能力。

[説明] 以下の3点がこの力の要素です。
○高攻撃力モンスター
○スペルスピード2以上の妨害効果
○相手の動きを制限する永続効果

遊戯王wikiなどで言われる一般的な制圧力は、次に説明する『除去力』も含みますが、ここでは上述した内容のみを制圧力として定義します。
もうちょっと噛み砕いて説明すると、レベル8シンクロの《クリムゾン・ブレーダー》の効果は制圧力の上昇に貢献しますが、同じくレベル8シンクロの《スクラップ・ドラゴン》の効果はこれに含まれません。

 

機動力 0.8

[定義] デッキが本来の力を発揮できるまでに要するターン数及び以下の回数の少なさ。

※特殊召喚、サーチ、サルベージ等の各種行動

 使用するカードの種類(モンスター、魔法、罠)

[説明] 例えば《妖精伝姫 シラユキ》は環境を席巻したこともある強いテーマですが「墓地が肥えないと本来の力を発揮できない」ため、機動力が高いとは言えません。

機動力は高速化した環境において、重要な指標の1つです。

 

安定性が高ければ高いほど、この能力は高くなる傾向です。

逆に安定性が高くても、理想の盤面にするまでにターンを要する様では機動力が高いとは言えません。

 

除去力 0.8

[定義] 除去カードの多さ×除去カードの効果の性能×除去カードのバランス

※1 除去カードの多さ   :除去カードが占める割合によって点数が決まります。
※2 除去カードの効果の性能:リリース、対象を取らない、除外等、カードの性能によって点数がきまります。
※3 除去カードのバランス :バランスとは種類(モンスター魔法罠)のことで、この割合が1:1:1に近いほど点数が上がります。

[説明] 上記の乗算で算出します。
具体的な計算式について後日紹介します。

対象を取らない破壊以外の除去ができるカードなどは特にポイントが高いです。

 

個の力 1

[定義]

1枚で機能するカードの割合。

 

[説明]

「機能する」とは、他のカードに頼らずに以下の要素をもっているという事。

・戦闘で強い

・アドバンテージを得られる(サーチ・リクルート効果がある)

・耐性がある

 

無名度 0.4

[定義] 環境で使用されているカード採用率の低さ。

[説明] 環境で使用される(使用方法が知れ渡っている)カードの使用率が低いことで、相手に対策されにくくなったり、相手のプレミを誘発させることができます。

以上7点がデッキの強さを構成する要素になります。

 

強いデッキの特徴

強いデッキの特徴とはズバリ、上記の要素をバランスよく取り入れているデッキです。

つまり上記の要素から算出した総合点が高いデッキが強いデッキということになります。

具体的な算出は以下の通りです。

 

強さを算出する方法

デッキの強さ(満点は100Point)=安定性x4.0+アド力+爆発力+制圧力+機動力x0.8+除去力x0.8+無名度x0.4

 

※各要素はMax10Point

 

[各要素の係数]

 

 

 

上記を使用して、作成したグラフがこちら↓

 

強さとは

で、結局強さとは何なのか。

ここでは上記の7要素における『得点が高い=強い』とご説明しましたが、

 

強いとどうなるのか?

それはずばり

「勝率が高くなる」

ですね。

強ければ強いほど勝率が高くなります。

「んなもん当たり前じゃん!」と思われるかもしれませんが、こういう話をしていると「結局強さってなんだっけ?」となることが(特に自分の場合)あるので、改めて大前提のところを説明しておきます。

「強さ=勝率」です。

 

■まとめ
いかがでしたか?

 

強さについて改めて振り返ってみて「頭の中がすっきりした」という人もいれば「余計わからなくなった」という人もいると思います。

僕はこのように細分化して定義することで「すっきり」する方のタイプのYPなので、今回改めて整理させていただきました。

まぁ、上記の定義はあくまで僕の中での定義なのでほかにもいろいろな考え方があると思います。

ですのでここでの『デッキの強さの定義』は一定の指標と考えて頂き、デッキ構築でもし悩んでいたら『ちょっと見てみる』くらいの対象で良いと思ってます。

基本的にはヘタレYPのたわごとくらいに思っていただければ良いかと…。

とは言いましたが、そんなんではイチ遊戯王サイトの管理人としてダメなので、プレイング、デッキ構築共に上手くなれるように日々精進していきたいと思います!

それではご意見ございましたら、コメント欄よりお待ちしております!(^ω^)

 

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