ちょっと前まで、僕の中で”遊戯王”といえば
「デュエルしようぜ!!!」
と友達を誘って勝負を楽しむという、勝負をするための媒体…なのかと思っていたのですが、最近いろんな人に会って、ほんとうに沢山の楽しみ方を知ることができました。
という訳で今回は「遊戯王の楽しみ方」について一通りまとめてみました。
「これから遊戯王を始めてみたい!」という入門者の方や
「遊戯王の楽しさってなんだっけ?」と迷走中の方の道しるべとなれれば幸いです(*´ω`*)
遊戯王はそのゲームの面白さだけで無く、イラストの美しさや、レアリティの豊富さなど、コレクションをしたくなる要素が盛りだくさんなんです!
その為、『遊戯王はデュエルをほとんどやらないけど、コレクションはしたい』というような、いわゆる「コレクター層」が多く存在するんです。(地理的な理由でコレクター層にならざるを得ないという場合もあるとは思いますが)
また、遊戯王カードの歴史は長く、最初のパックの発売はおよそ20年前の1999年です。ここまで歴史が長いと、発売当初は価値が低かったカードでも、時が過ぎるにつれ値段が上がったりします。
それ以外にも、イベント限定のカードや
応募者抽選のカード、
一定の金額以上を購入するともらえるカードなど、
非売品のカードの存在など、コレクターの収集欲求を掻き立てる要素が盛りだくさんのコンテンツです(≧▽≦)
カードゲームにおけるサプライとは、カードを入れるスリーブだったりプレイマットだったりと要はカードゲームをするための消耗品のことを指します。
サプライは「カードを保護する」などの単なる実用性以外にも
「このテーマを使うならこのイラストのスリーブ(プレイマット)を使いたい!!」
というような、テーマを使うモチベーションにもなったりもするので、わりと重要だったりします。
また、スリーブやプレイマットはカードと同様、大会上位者しか貰えないものや
(WCS2018世界大会出場者だけがもらえるスリーブ)
公式イベント限定のもの
(ジャンプフェスタなどのイベントで一定金額以上購入するともらえる)
同人作品
一般販売ですが、人気の割に生産数が少ないもの
など…
プレミアが付く要素もあるので、単純にコレクションとしても楽しめます。
最近は自分が好きなデザインでプレイマットを作ってくれる業者や自分で作るキットも販売されています。
遊戯王のルールについてはこちら(公式:あそびかた)を参照して頂くとして、
ここでは、デュエルを「誰と、どのようにして行うか」についてまとめてみました。
遊戯王をやる相手、やる場所についてまとめてみました。
※紹介する順番は僕が経験してきた時系列順になっています。
ほとんどのデュエリストの出発点はここだと思います。
遊戯王を始めるきっかけは様々ですが、僕の場合は
「遊戯王面白いよ」
と誰かしらが言い出し、とりあえずスターターデッキや汎用性が高いカードなどを買い、ともだちの家に突入!
もしくは学校で休み時間などにおもむろにカードを拡げる。
理系の大学だと、食堂や授業が始まる前に机の上にカードを拡げている光景は日常茶飯事ですよね。(周りに迷惑にならないようにしましょう)
友達の家や学校でやるのも悪くないのだけど、周りに気を使ったり、やってる間にカードが欲しくなったりと何かと都合が悪いこともあります。
そうなると、適度に騒いでも白い目で見られることは無く、必要なカードをすぐに購入できる「カードショップ」はやっぱり利便性が高く居心地がいい場所です。
カードショップに行くようになると興味を持つようになるのが、
大会
ではないでしょうか?
カードショップで行われる大会には2種類あり、
一つはKonamiが主催している公認大会。
もう一つは店舗主催の非公認大会です。
いずれにしても、今まで仲間内でしかやったことのなかったデュエルを知らない人とやることになるので、
「気軽にカードゲームをやる」
という意味ではハードルは少し上がりますが、
「競技としてカードゲームをやる」
という意味ではすごくいい機会で、比較的気軽に真剣勝負を楽しめます。(そんなに堅苦しいものでもないですが、一定の緊張感を感じることができます)
全く知らない人とデュエルすることになるので、マナーや対戦態度が良い人だけではないのですが、それは遊戯王以外のコンテンツでも同じことですし、決して悪い人ばかりではないです。逆に何回か出ていれば気の合う人がきっと見つかります。
僕はもう何年も前から遊戯王の大会には出ておりますが、未だに不快な思いをすることはあります。しかし、それ以上に気の合う人と出会えたり、真剣勝負の緊張感などのプラスの要素の方が絶対大きいです。
僕が初めて大会に出会たのは大学2年生くらいの時だったのですが、当時かなりハマって、授業とバイト以外の時間は常にどこかしらの大会に出ていましたし、社会人になってからも用がない土日は近所のショップでやっていた公認大会に出ていました。
学校を卒業してしまうと、なかなか友達と予定が合わせづらくなります。その点、大会は予定を合わせる手間が省けるので、予定が合わずにデュエルができなくなる、という事がないのは大きなメリットです。
この様に、大会はマイナスの面が0ではないですがトータルで絶対プラスになると思うので、遊戯王をやっているのであれば是非とも踏み出してほしいオススメの遊び方です。
店舗主催の非公認大会やKonami主催の公認大会より
1つ上のレベルの緊張感が得られるのが、主に個人が主催しているCS(しーえす)です。
緊張感が高くなる理由はCSでは参加費を払う必要があるからという理由が大きいでしょう。
相場は大体1500円で上位入賞者には参加人数に応じた、賞品がもらえます。
60人くらいの規模になると、NintendoSwitchなど数万する商品が出ることもあったり…。
「公認大会では物足りなくなってきたなぁ、もっとレベルの高い真剣勝負がしたい!」
と思っている方にはオススメです!
「オフ会」といっても僕が参加して来たのはリアルで親交のある友達に誘われたCS形式のオフ会なので、一般的なオフ会ではないかもしれないですが、
そのオフ会では、全4回戦でスイスドロー形式の対戦の後、04環境でのデュエル、そして交流会(フリー対戦)と盛りだくさんの内容でした。
Twitterでしか絡みのなかった人に会えたり、新しく遊戯王友達ができたりと、得るものは多かったので、今後も積極的に参加していきたいと思っています。(主催もしてみたかったり・・・)
詳細:遊戯王のオフ会とは?【イベント内容と調べ方について!】
友人に誘われてTCGバーに行ってきました。
自分はお酒が殆ど飲めないのですが、ソフトドリンクもあるので普通に楽しめましたし、すごく居心地よかったです。
お酒飲みながら、おしゃれな空間でデュエルできるのでハマる方はすごいハマると思います。
スマホとパソコンがあれば、遠く離れた友達とでもデュエルができる。それがスカイプデュエルです。
僕はまだやったことがないのですが、いつかやってみたい遊び方の一つです。
Konamiから2016年に11月にリリースされた公式のスマホのアプリで、2018年にはシンクロ召喚まで実装されています。
総ダウンロード数7000万を突破しており、世界的に人気を博しています。
デュエルの形式は、初期ライフ4000でデッキの最低枚数は20枚となっており、いわゆるスピードデュエルを楽しむことができます。
ネット対戦にも対応しており、いつでもどこでも世界中のデュエリストとデュエルをすることができます。
※ちなみにパソコンでもプレイできます。
非公式のシミュレーターで最新のカードでネット対戦や一人回しをすることができます。
著作権的にかなりグレー(というかブラック)なので、使用する際は自己責任でどうぞ!
「遊び方」というよりは単なる「呼び方」なのですが、公式は2018年くらいから遊戯王をe-Sports(いーすぽーつ)として推しています。
こうなってくるとe-Sportsの定義って何??と思ってしまうのですが…Wikiによると
「エレクトロニック・スポーツ(英: electronic sports)は、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲーム(ビデオゲーム)をスポーツ・競技として捉える際の名称である」※引用:ウィキペディア
とあるので、デュエルリンクスはともかくアナログの遊戯王カードはe-Sportsに含まれないような気がするのですが…どうなんでしょう。
まぁ、e-Sportsって響きがなんとなくカッコ良いのでそれをキーワードにして遊戯王が流行ってくれればそれに越したことは無いのでよしとしましょう!\(^o^)/
遊戯王には全国規模、さらには全世界規模で行われるイベントが数多く存在します。
今回はその中でも大規模かつ人気の高いイベントをご紹介していきます!
■概要
集英社が年1で開催するマンガ、ゲーム、ホビーを楽しむ人のための大規模な参加型イベント。通称ジャンフェス。
■開催時期
毎年12月の第3or第4の土曜、日曜
■会場
幕張メッセ
■参加方法
一般参加OK(抽選なし)
■物販
有り(非常に充実しており、プレミアムパック(PP)は毎年ここで先攻発売される)
■イベント内容(イベント内容は毎年異なる)
1.デュエルコロシアム
OCGインストラクターがアニメ遊戯王VRAINSの敵キャラ(ハノイの騎士)に服してデュエルを挑んでくる(正確にはこちらから挑戦しに行く)。勝つとパックがもらえ、2019年に配布された「ジャンプフェスタ リミテッドパック 2019」は、パック名からもその後のイベントでは配布されないことが推測できたので、パック価値が高騰した。
※待ち受けるのはハノイの騎士だけではなく、YCSJのチャンピオンやプリンセス杯代表やカリスマデュエリストのコイントスの介さんなどともおり、ランダムで選ばれた一般の参加者と対戦する。そのデュエルは解説実況つきでYOUTUBE及び会場のモニタで放送される。
※デュエルリンクスでも同じようなことをやっており、こちらも相手(クルーズ)に勝利するとゲーム内で使用可能なパックがもらえる。
2.デュエルオペラ
遊戯王の声優さんがステージ上でアニメのキャラクターになりきってデュエルをする。(出来レースと分かっていてもその迫力と臨場感には圧倒されます。普通に楽しめました。)
3.究極感謝MAXステージ
同ステージ上で、初公開となる新カードやイベントの情報などが発表される。ステージの最後にはジャンケン大会で賞品プレゼントも。
4.クイズコロシアム
遊戯王にまつわるクイズが出題され「決闘パネリスト」と呼ばれる回答者がそれに答えて正当数を競う。一般参加者は誰が勝利するか予想し、予想が当たれば「ジャンプフェスタ リミテッドパック 2019」をもらうことができた。
5.デュエルリンクス体験会
会場に設置された端末でデュエルリンクスを体験できる。(ジャンフェス2019では「ジャック・アトラス」がイベント先行で使うことができた)
6.パズルデュエルチャレンジ
デュエルリンクスの「パズルデュエル」に挑戦し、勝利するとデュエリストコインがもらえる。
7.遊戯王OCGクイズラリー
クイズラリーに参加し、完走するとデュエリストコインがもらえる。
8.デュエルスペース
会場2階のHALL3前にFreeデュエルスペースがある。マッチングもしてくれるので暇なときはここでデュエルできる。
9。その他
ジャンプフェスタというくらいだから、遊戯王以外にも様々なジャンプにまつわる作品のイベントを楽しむことができる。
※ジャンプフェスタ2019の感想【物販とデュエルコロシアム(ハノイの騎士に挑戦)について】
■概要
集英社が年1で開催するイベント。イベントの内容的にはジャンフェスに似たところがあるが、異なる点としては事前招待制であるというところ。
■開催時期
7月の第3or第4の土曜→東京会場(幕張メッセ)
8月の第4or第5の土曜→大阪会場(インテックス大阪)
■会場
幕張メッセ
インテックス大阪
■参加方法
完全事前招待制
(Vジャンプ・最強ジャンプ・週刊少年ジャンプについている応募用紙に諸情報を記入し郵送する。当選すると返事が来る。枠は少ないがWEBでの申し込みもある。)
■物販
有り(会場限定配布のカード1枚※入場時に1枚もらえる)
■イベント内容(イベント内容は毎年異なります)
・ハノイの騎士に挑戦
・デュエルリンクスステージ
・最強カードバトル!体験コーナー。
・その他(ジャンプにまつわる様々なイベントが開催される)
遊戯王の世界大会。遊戯王における最大のイベントと言っても過言ではない。
全世界から、様々な方法で選ばれたトッププレイヤーたちが集まる。
日本在住のプレイヤーは各ショップで行われる店舗代表決定戦(各店舗で数名を選出)で店舗代表になるところからスタート。
なお店舗代表決定戦はKONAMI IDを持っていれば誰でも参加可能で、これを勝ち抜き店舗代表になれれば、ブロック代表決定戦へ。
ブロック代表戦にで勝ち残れば「日本代表を決める選考会」に進出、さらにここで勝ち残ると日本代表となり、世界大会への参加権を得られる。
欧米、オセアニア圏(オーストラリア/ニュージーランド辺り)で行われている公式の大型イベント。
毎月1回北米、南米、欧州、オセアニアのいずれかで開催されている。
上位入賞者は後述のWCSQの参加券を獲得できる。
詳細はこちら→(YCSとは 遊戯王の一大イベントを解説!)
YCSの日本版。
2018年に初めて日本で開催され、幕張メッセにて2000人規模のトーナメントが行われた。
アジア圏以外の海外で開催される公式の大型イベント。
「WCSQ Regional(地区大会)」と「WCSQ (無印)」の2つがあり、Regionalで好成績を収めると無印の大会に出ることができる。
無印のWCSQで上位成績を収めるとYu-Gi-Oh WCSの参加権を得られる。
香港やタイ、シンガポール等のアジア圏で行われている公式の大型イベント。
形式としてはYCSのアジア圏版みたいな感じ。(但しYCSとは違いYOTではWCSQへの参加権は得られない)
ACSは、1年に1回、韓国と日本を除く、アジア地域(通常は香港、マカオ、シンガポール、台湾、マレーシア、タイ、フィリピン)の様々なトーナメントを勝ち抜いたデュエリストが集う公式の大型イベント。
優勝者には賞品に加え、世界大会(WCS)への参加権を得ることができる。
ヨーロッパとオセアニア圏で開催される公式の大型イベント。
イベントは2ステージで構成されており、各国での予選(Qualifier)に勝ち抜くと、本戦(Final)への参加権が得られる。
遊戯王関係の”ネタ”は、それがたとえ遊戯王のアニメを見たことがない人やデュエルのやり方を知らない人でも通じることが多いです。
例を挙げると…
●ずっと俺のターン(もはやネットスラング?)
●城之内克也君のアゴ
●名もなき竜ティマイオス(アニメ遊戯王DMの次回予告)
●おいデュエルしろよ(5Ds主人公の遊星のセリフ)
●強欲な壺に似ているタレント
など、知っておれば「あ、これ遊戯王のネタだわ」と気づけるので、知っておいて損はないハズ!
今現在も放送されている遊戯王のアニメーション作品。
その歴史は古く、初代のアニメ「遊☆戯☆王」(テレビ朝日)が始まったのは1998年。劇中ではカードゲームはほとんど行われず「闇のゲーム」がメインになっています。このころからリアルでガードゲームに人気が出始め、それをきっかけに再作成されたのが、皆さんご存知「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」(テレビ東京)で2000年4月から2004年9月まで放送されました。
その後も、
遊戯王GX(じーえっくす)(2004年10月~2008年3月)
遊戯王5DS(ふぁいぶでぃーず)(2008年4月~2011年3月)
遊戯王ZEALE(ぜある)(2011年4月~2014年3月
遊戯王ARCーV(あーくふぁいぶ)(2014年4月~2016年3月)
遊戯王VRAINS(ぶれいんず)(2016年5月~)
と初代から20年以上続いています。
これだけ長い間放送されているので、アニメーションは多くの人が遊戯王を始めるきっかけとなっているはずなのですが、遊戯王を始めたきっかけを聞くと
友人に誘われて始めた
という人が多く、必ずしも「遊戯王カードの知識がある=アニメを見ている」とは限らない、というかその割合は非常に少ないように感じられます。実際、僕も見ていないシリーズはあります爆
2018年の世界チャンピオンがアニメは見たことがないという趣旨の発言をしたのも少し話題になりましたね。
この様に、アニメないし漫画がこの遊戯王というカードゲームの”原作”であることはゆるぎない事実なのですが、カードゲーム単体でも十分な魅力を持っているため、
デュエルはできるけどアニメは知らない
という方の人口が多いのも遊戯王というカードゲームの特徴だったりします。
まとめ
いかがでしたか?
今回は遊戯王の遊び方について以下観点でまとめてみました。
・コレクション
・デュエル
・オフ会
・Cafe&Bar
・イベント
・ネタ
・アニメや漫画
これ以外にも、売買して儲けを狙うのが楽しかったり、遊戯王を題材にした二次創作が楽しかったりなど、遊戯王の楽しみ方は無限大です!
昨今はシャドーバースなどのスマホゲームの流行で、プレイヤー同士が顔を合わせることなく手軽にカードゲームがにできるようになってきました。それもあり、プレイヤー同士が顔を合わせるとう”手間”がかかるアナログのカードゲームは衰退傾向にあるという考えもありますが、
逆に、仕事や友人とのコミュニケーションでも顔を合わせるというシチュエーションが今後少なくなることで、これまで「手間」と感じられたプレイヤー同士が顔を合わせるという行為自体が今後は「楽しみ」になるのではないかと僕は考えています。
また、世の中の様々なものが電子化されていく中、フィジカルなモノを扱わなければいけないカードゲームの様な媒体は希少性を増し、需要が高くなるのではないかとも考えています。
少し脱線しましたが、要は「遊戯王の未来は明るい!!」と、管理人は楽観的に考えています。
また、そうありつつもこの遊戯王というコンテンツをより多くの人に知ってもらい、楽しんでもらうにはどうしたらいいかなんてことも考えて、
ブログを書いたり、イベントを開催したりしていきたいと思っておりますので、
もし、ご興味があればフォローして頂けると嬉しいです(^^)/
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