こんにちはポッターです!
本日は毎週金曜日恒例、週刊デッキランキングをお届けして参ります!
今週は2019.01レギュレーションの3週目となり統計対象のデッキ数も31デッキとそれなりの母数となってきました。
なので今週辺りで環境トップとなりえるテーマは出そろった感はあるのですが、一方で今週は珍しく(?)といっては失礼かもしれませんが、60枚デッキの重鎮【インフェルノイド】がランクインしております。
という事で今日は週刊デッキランキングを発表しつつ、芝刈りインフェルノイドのデッキレシピについてちょこっと解説していきたいと思います。
それでは見ていきましょう!
今週の週刊デッキランキングです!
先週まで調子が良かった【転生炎獣】は今週ランクインはなしですが、2019.01トータルで1位をキープ。
一方で2019.01改定で《閃刀姫-カガリ》制限という手痛い規制を受けた【閃刀姫】は3週連続のランクイン、トータルも2位と好調を維持しています。
以降は【魔術師】【サンダー・ドラゴン】と続き、この辺りが今環境の環境トップとなる可能性が高いデッキと言えるでしょう。
また今週、新たにランクインしたデッキとして、2018.10環境ではシェア6%となかなかの好成績でフィニッシュした【サブテラー】。
続いて、《源竜星ーボウテンコウ》の準制限への緩和の影響が大きかったのか、6期ぶりのランクインとなった【恐竜竜星】。
そして冒頭でも触れた、60枚デッキの重鎮【インフェルノイド】が今週は2デッキランクインしました。
※ちなみに本ランキングにおける【インフェルノイド】は40枚構築、60枚構築を合わせて集計しています。
それでは本章では芝刈りインフェルノイドデッキについて解説していきます。
以下に掲載させて頂いているのは今週ランクインした【インフェルノイド】デッキのデッキレシピ×2です。
■EXデッキ 枚数 15
旧神ヌトス 2
転生炎獣ヴァイオレットキマイラ 1
スターヴヴェノムフュージョンドラゴン 1
インフェルノイドティエラ 2
PSYフレームロードΩ 1
リンクリボー 1
サクリファイスアニマ 1
灼熱の火霊使いヒータ 1
トロイメアフェニックス 1
水晶機巧ーハリファイバー 1
アークロードパラディオン 1
トロイメアユニコーン 1
ヴァレルソードドラゴン 1
■サイドデッキ 枚数 15
インスペクトボーダー 3
虚無魔人 3
精神操作 3
レッドリブート 3
王宮の勅命 1
煉獄の狂宴 2
【魔法】26
ハーピィの羽根帚 1
モンスターゲート 3
ワンフォーワン 1
名推理 1
墓穴の指名者 3
局所的ハリケーン 3
左腕の代償 3
煉獄の消華 3
煉獄の虚夢 3
闇黒世界ーシャドウディストピアー 3
隣の芝刈り 2
【罠】4
レッドリブート 3
煉獄の狂宴 1
■EXデッキ 枚数 15
オッドアイズアブソリュートドラゴン 1
オッドアイズメテオバーストドラゴン 1
PSYフレームロードΩ 1
リンクリボー 1
転生炎獣アルミラージ 1
アンダークロックテイカー 1
トロイメアフェニックス 1
ドリトルキメラ 1
水晶機巧ーハリファイバー 1
灼熱の火霊使いヒータ 1
アークロードパラディオン 1
トロイメアユニコーン 1
インフェルノイドティエラ 1
旧神ヌトス 2
■サイドデッキ 枚数 15
ツインツイスター 3
禁じられた聖杯 1
トラップトリック 1
メタバース 3
次元障壁 3
無限泡影 3
煉獄の狂宴 1
今週ランクインした芝刈りノイドのデッキレシピでした。
以降では上記2デッキに共通する点について解説していきます。
【芝刈りインフェルノイド】なので当たり前ですが、どちらとも60枚構築です。
60枚デッキのお供ともいえる《妖精伝姫ーシラユキ》は2019.01制限で準制限カードですが、採用していたのは前者のみで後者が採用していたモンスターはインフェルノイドモンスター+【PSYフレーム】出張セットのみでした。
といいますか、お二方ともγ以外の手札誘発を積まれていないんですね。
両デッキともに《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》はフル投入されておりました。
《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》
→インフェルノイドモンスターの共通効果である「(2):相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。」のコストで相手のモンスターをリリースできるようになる為、シャドウディストピアとインフェルノイドは非常に相性が良いです。
このギミックがあれば、インフェルノイド本来の大量展開ができなくても、このカードとインフェルノイドモンスターをフィールドに維持できればそれなりの妨害ができます。
さらに「効果を受けない」「リリースできない」以外の耐性を持ったモンスターを除去できるのは小さくないメリットです。
※このカードをサーチできる《テラ・フォーミング》が採用されていなかったのは意外でした。
【インフェルノイド】は比較的EXデッキに余裕がある為か、若干扱いづらい(というか優先し辛い)効果を持つ《灼熱の火霊使いヒータ》が両デッキで採用されていました。
《灼熱の火霊使いヒータ》
→(1)の効果が使えないと《ドリトル・キメラ》よりも優先度が落ちそうですが、幸い炎属性には採用率の高い《灰流うらら》がおります。また現環境を見ると炎属性統一の【転生炎獣】、炎属性のリンクモンスターである《閃刀姫-カガリ》が墓地に落ちやすい【閃刀姫】など、相手の墓地に炎属性が落ちるシチュエーションは少なくなさそうです。
※なるほど、制限カードの《閃刀姫-カガリ》を奪って再利用させなくできるのか。
後攻で有効に働きやすい《拮抗勝負》や《局所的ハリケーン》が採用されており、”後攻特化”とまでは言いませんが、両者とも後攻でもある程度動ける構築になっているように見えます。
《局所的ハリケーン》
この様に【インフェルノイド】はモンスターの効果発動を無効にできる《インフェルノイド・リリス》や魔法罠の発動を無効にできる《インフェルノイド・ネヘモス》、そして先述の《闇黒世界-シャドウ・ディストピア-》など、先攻制圧ができる一方で、墓地リソースを大量に使用し、後攻1ワンキル級の爆発力(貫通力)を持つことができるのも特徴です。
まとめ
以上の通り【インフェルノイド】は後攻先攻どちらでもそれなりに動け、手札誘発に関しては《灰流うらら》は《無限泡影》、《増殖するG》も採用なしという強気の構築で結果を残しています。
また、【インフェルノイド】は統計を始めて以来、2018.04レギュレーション以外のすべての期でランクインしています。
これは【魔術師】の全期間でランクインに次いで2番目の成績です。
ですが、各レギュレーションごとのシェアについては5%以上のシェアを取れていないという側面もあり、
”長く細くの代表”
みたいな成績を残しているのも特徴です。
2019.01は全期の環境デッキが全体的に規制を掛けられたので、【インフェルノイド】5%越えワンチャンあるかも・・・?
And about the card ranking?