毎度ありがとうございます。
今週も「週刊除去妨害カードランキング」を発表していきます。
その中でも今日は「インスペクトボーダーへの対策」について書いてみましたので、除去妨害カードを考える際に参考にしていただければ幸いです。
それではまず、インスペクトボーダーの効果の確認からどうぞ。
《インスペクト・ボーダー》
→アニメ遊戯王VRAINSのスピードデュエルを思わせるその風体から織りなす効果は、ガチガチのメタ効果。
主な対策手段としては「魔法・罠による除去」もしくは「上から殴る」になりますが、
そう都合よくいかない事の方が多く
これを出されてしまうと、場合によっては完全に詰んでしまう事もあります。
そこで気になるのは、
インスペクトボーダーが環境でどのくらい使われているのか?
だと思います。
採用率が高ければ、しっかり対策していく必要がありますが、
採用率がそうでもなければ、逆に対策すると自分のデッキの安定性を無駄に下げてしまうことになるので、
環境をよんだ上で、対策するかしないかを決めたいところです。
という訳で、今週の除去妨害カードランキングで《インスペクト・ボーダー》がどのくらい採用されているのか、を見ていきましょう。
(前半)
(後半)
(graph)
注目していた《インスペクト・ボーダー》は23位で、初手率は1.3%。
100回デュエルして、1,2回遭遇する計算ですが、CSや公認大会での僕の体感はもうちょっと高めです。(3%くらいかなぁ・・)
まぁいずれにせよ、この程度の初手率であればメインデッキやサイドデッキで《インスペクト・ボーダー》意識した構築をする必要はほぼ無いといえます。
逆に対策しようとすると先述の通り自分のデッキが回らなくなりますので「遭遇してしまったら運が悪かった」くらいに思っておきましょう(無責任)
仮に《インスペクト・ボーダー》の採用率が上がり「対策が必要になった場合どうするか」ですが、ポイントは以下の3点です。
先ほどから申し上げている通り、メタに対する過度な対策をしてもろくなことが起こりません。(逆に事故ります)
自分のデッキの事故率が著しく下がらない程度の「対策札に割いても良い枠」を決めておいて、その枠内で対策をしましょう。
このカードを突破する方法として最初に思いつくのが以下の方法だと思います。
「モンスター効果を使わずに、モンスターを2体並べてリンク召喚し、戦闘OR効果で突破する」
ですが、素材指定の緩いリンク2で相手の通常召喚されたモンスターを除去できるモンスターは存在せず、戦闘に関しても《インスペクト・ボーダー》の攻撃力2000に届くカードは以下のカードの様に素材が特定の「カテゴリ」や種族を指定したリンクモンスターしかおりません。
《明星の機械騎士》
その中で、最も出しやすいと思われるカードがこちら。
《見習い魔嬢》
→出しやすさに関しては、デッキによると思いますが・・・
また、相手の《インスペクト・ボーダー》がEXモンスターゾーンの正面にいてくれれば、以下のカードでも対策が可能です。
《スペース・インシュレーター》
特定のカテゴリを素材に指定したリンク2のモンスターであれば他にもたくさんおりますので、調べておいて損はないでしょう。
《インスペクト・ボーダー》はモンスター効果に対する妨害なので、魔法罠に対しては無力。
なので、魔法や罠でサーチできる除去カードが有効になりやすいです。
例えば、昨今において【閃刀姫】の出張セット(《閃刀機-ホーネットビット》と《閃刀起動-エンゲージ》)が流行っておりますが、これに《閃刀機-ウィドウアンカー》等の除去カードを追加することで《インスペクト・ボーダー》を突破できる手段を増やすことができます。
《閃刀機-ウィドウアンカー》
また《簡易融合》で《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を融合召喚すれば、自身の効果を使用して、スマートに除去することができます。
《簡易融合》とセットで、自分のデッキの展開札となりうるレベル5以下の融合モンスターを採用しておけば、自分のデッキの事故率も軽減できるでしょう。
《サウザンド・アイズ・サクリファイス》
→《インスペクト・ボーダー》が《サウザンド・アイズ・サクリファイス》のトゲトゲが付いた中央の穴に飲み込まれていく描写が目に浮かびますね!
上記3つの対策ポイントとそれぞれの例を挙げましたが、上記はあくまでも一例なので、《インスペクト・ボーダー》が流行ったときにはこれらの対策方法を切り口にしてご自身なりの対策を立ててみてください。(そこまで流行らないとは思いますが。。。(^_^;))
それでは今日はこの辺で!( ^∀^)ノ
コメントフォーム