本日は現環境で《ツインツイスター》が流行している理由についてお伝えしようと思います。
まずは効果の確認を。
《ツインツイスター》
手札を1枚捨てて捨てて、バックを2枚破壊。
いたってシンプルな効果ですね。
そして、環境でどれほど使用されているかというと...
■集計方法
集計方法リンク先参照
■期間
2018年3月15日~3月21日
■集計デッキ数
1大会 上位8デッキ
《ツインツイスター》の初手率は12.4%!!
《無限泡影》や《墓穴の指名者》、そして先週一位の《コズミックサイクロン》を抑えて、2018.04レギュレーション第一回のトップとなりました。
この初手率12%という数値は平均で一人1枚はメインデッキから採用している事になる数値です。
何故ここまで採用率が上昇したのか...?
その理由は現在、環境で使われているデッキのカテゴリと深く関係がありそうです。
今週、ランクインしたデッキは以下の通り。(3/15の列)
そのうち、ツインツイスターを採用していたデッキは以下の3カテゴリでした。
閃刀姫
ノイド魔王閃刀姫
彼岸
上記のデッキと《ツインツイスター》の相性が良い事は言わずもがな、なのですが簡単に説明しておきます。
閃刀姫の特性として『墓地に魔法を貯める事』が非常に重要になるので、このカード自身が魔法カードである事に加え、手札から墓地へ魔法カードを送ることも出来るので、墓地に魔法カードを一気に2枚置くことができます。
上記の理由から、【閃刀姫】においては相手ターンにでも発動できる罠カード《タイフーン》より優先されやすいです。
墓地の魔法カードの枚数が3枚になれば、エンゲージでドローが効果が付与されるので、ツインツイスターで失ったアドバンテージを即座に回復することも可能です。
【彼岸】は『如何にして(※奇襲的に)モンスターを墓地へ送れるか』が重要になります。
(※奇襲的に:ファーファレルを墓地へ送れば、相手のカードを一時的に除去することができるため)
《彼岸の悪鬼ファーファレル》
その点、このカードは手札から【彼岸】カードを捨てることができるので、同じ魔法カードである《サイクロン》や《コズミックサイクロン》より優先されやすいんですね。
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また、現環境において魔法、罠カードを除去するカードを採用している理由としては、
以下のカード存在が大きいかもしれません。
《闇黒世界ーシャドウディストピア》
もはや環境トップの一角と言っても過言ではない《闇黒世界ーシャドウディストピア》を採用した【閃刀姫】や【インフェルノイド】系のカテゴリ。
《闇黒世界ーシャドウディストピア》を発動された状態で、【インフェルノイド】モンスターや《閃刀姫ーレイ》がフィールドにいると、自フィールドのモンスターカードがほぼ確実に除去されます。
(コストで除去されるので防ぎようがない・・・)
《インフェルノイド・アシュメダイ》
《閃刀姫ーレイ》
この盤面を敷かれるとモンスター召喚、特殊召喚でスタートできなくなるので、バックを除去できるカードの存在が非常に重要になります。
《闇黒世界ーシャドウディストピア》の存在がデュエリスト達に恐怖心を植え付け、私たちにバック除去カードの採用を強いていると言っても過言ではないかもしれません。
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それはさすがに言い過ぎか。
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