こんにちは、ポッターです。
今日は「回復カード一覧!」という事で、遊戯王において回復を行えるカードを紹介していくとともに、
その中でも環境で使われているカードは何なのか?という視点でアプローチをしてみたいと思います!
それでは早速カードの一覧からどうぞ…と言おうと思ったのですが、ライフを回復する効果を持つカードの数ってやたら多いんですよね。
その数なんと
167種類!※2018年11月現在
(多分)
なのでこれを全て紹介するのはさすがに骨が折れすぎるし、あまり意味もないので、今回はカードの種類毎に実用性の高いものを抜粋してご紹介していこうと思います!
通常魔法から見ていきましょう!
《治療の神 ディアン・ケト》
→回復カードと言えばこのカードではないでしょうか!?
他の「ポーション」系のカードよりも回復量が多く、回復カードの中では優秀な方なのですが、後述の速攻魔法《ご隠居の猛毒薬》の回復量に劣ってしまっているので、実戦ではほぼ使われてないです。ちなみに露出度および宗教上の理由で海外ではイラストの完全な書き直しが行われている珍しいカードでもあります。
ちなみにそのイラストがこちら。
ちゃんと服を着たケト。
そもそも日本語版のイラストはどういう理由ではだけていたのかが知りたいですねw
《盗人ゴブリン》
→生み出せるライフ差は《治療の神 ディアン・ケト》と同じですが、こちらはダメージを与えられるので、実はケトより優秀だったりします。
《リンク・パーティー》
→条件は厳しいですが、相手に依存せずに1枚で出せるライフ回復量としてはトップクラス。
《魔法吸収》
→魔法カードを大量に使用するテーマのミラーでは膨大なライフ回復を見込めます。特に低速デッキである【閃刀姫】に対しては思わぬ働きをしてくれるかも・・・?
《大胆無敵》
→相手が展開系であれば15~30回はNS/SSを行うので、うまく行けば5000以上のライフ回復を行えます。しかし、相手の展開を止めることができるわけではない且つ(2)の耐性も現環境では心許ないので、使うとしたら他のカードとの併用やET/EDで使うなどの工夫をしたい所。
→ライフ回復系のカードの中で最も癖がなく、コスパが高いカードです。速攻魔法なのでブラフとして伏せておき、相手の伏せ除去に合わせて発動することで、アドバンテージ差が開かないようにしたいところですね。
《非常食》※1
→【やりくりターボ】のコンボパーツとして有名なカードであり実は準制限に指定されたこともあります。
※1:大量のライフ回復を行えるためET/EDをやり過ごす手段として利用されることが多くなった為か、後述の《神秘の中華なべ》、《三位一択》、《レインボー・ライフ》と共にCSや公式のWCS店舗代表戦では通常のレギュレーションに加え、禁止カードに指定される事もある為、ご注意ください。
《神秘の中華なべ》※1
→リリースするモンスター次第では相当な量のライフを回復することができ、サクリファイス・エスケープに使うことも可能。
※1については《非常食》参照
装備魔法は回復効果を持ったカードはないかなーを思っていたんですが、一応ありました。効果微妙ですが…。
《聖剣カリバーン》
→多くの戦士族デッキは《聖騎士の追想 イゾルデ》を使用するので、500回復の効果を2度使用しやすいですが、2度使用したところで回復量は《ご隠居の猛毒薬》に満たないので、使い辛さは否めないです。
汎用性の高いカードはありませんでした。
→実質3対0交換なので普通に考えたら割に合わないですね…。
《体力増強剤スーパーZ》
→4000回復すげー!!とちょっと興奮しましたが、普通にライフ差を広げる目的で使うのであれば、より発動条件が緩い《魔法の筒》を採用したほうがよさそう…。
《ホーリー・エルフの祝福》
→最大で3000の回復が可能ですが、逆に言うと4体までであれば、《ご隠居の猛毒薬》を発動した方が良い。
→最大で6000ライフを回復できる。少ないターンで勝負を決めなければならないET/EDにおいては手札が多ければいいというものでもないのでわりと有効に働くかもしれません。《大暴落》が決まれば、2対6交換となる為《強欲な贈り物》としての役割で《大暴落》とセットで採用してみてもいいかも。
《生贄の祭壇》
→先述の《神秘の中華なべ》とほぼ下位互換ですが、見方を変えるとCSやWCSで使える《神秘の中華なべ》と見ることもできます。(速攻魔法と通常罠カードという違いこそありますが)
《レインボー・ライフ》※1
→相手ターンをしのぐ用途に加えて、自ターンでは自爆特攻から膨大なライフを回復できるためか、このカードも《非常食》などと同様の規制を受けることがあります。
※1:《非常食》参照
《三位一択》※1
→ライフ回復に加え、相手のEXデッキのピーピングも行えます。現環境では採用率の低いエクシーズモンスターを指定すればほとんどの場合で自ライフを回復することができますが、このカードも非常食と同様規制対象。店舗代表戦で使えないなら、「普通に禁止カードにすればいいのに」と思うのは僕だけでしょうか…?
※1:《非常食》参照
《炎虎梁山爆》
→えんこりょうざんばく!
名前がかっこよすぎるww回復量も悪くないので一度は使ってみたいカードです。
汎用性の高いカードはありませんでした。(《ヴァンパイアの支配》だけでした)
《ジュラゲド》
→《ご隠居の猛毒薬》とさほど変わらない量のライフを回復でき、壁にもアタッカーにもなれる。今回紹介する中で最も使えるんじゃないかなと思ってます。
《素早いモモンガ》
→3回の攻撃を防ぐ壁になってくれるうえに、3000ものライフを回復できますが、回復が相手依存であり、現環境では戦闘破壊前に除去されてしまう事も多いため、若干使い辛いです。
《ハイ・キューピット》
→(2)の効果は相手によって破壊され墓地へ送られた場合に発動できますが、現環境では《トロイメア・ユニコーン》(デッキバウンス)や《星杯戦士ニンギルス》などの、破壊以外の除去も多いので過信は禁物です。(1)の墓地肥やし効果も結構優秀。何よりイラストがアド。
《転生炎獣パロー》
効果モンスター
星5/炎属性/サイバース族/攻2000/守1000
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から攻撃表示で特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力と同じになる。
(3):このカードをリリースして発動できる。自分は2000LP回復する。
→回復量こそ多いものの自身が上級モンスターであるため、扱いづらさが目立ちます。ステータスをうまく使って活躍させたいところですね。
《閃刀姫-カイナ》
→【閃刀姫】に限らず、《閃刀姫-カガリ》と《閃刀機-ホーネットビット》とセットで出張させることで、100キュアに加えて、モンスター2体を並べられるので、ET/EDではわりと重宝しそう。
1.ホネビ発動。カガリをリンク召喚。
2.カガリでホネビ回収。
3.カガリをカイナに。ホネビ発動。★100回復。
《No.49 秘鳥フォーチュンチュン》
→回復効果を発動するにはターンを跨がなければいけませんが、耐性効果により500回復の効果を発動しやすいです。自分もレベル3軸のデッキを使っていた時にこのカードを採用していて、この効果で勝負が決まったことが何度かあります。
以上が僕が「ワンチャン使えるかなぁ~?」と思った回復効果を持つカード一覧でした!
次のコーナーではこれらのカードが
実際に環境で使われているのか?
について調べてみました。
上記でご紹介させて頂いた「比較的使えそうな回復カードたち」がこのブログで集計しているCS上位者デッキに採用されていたのか!?を調べてみました。(調査期間:2017年07月~2018年11月まで。)
その結果がこちらです。
検証結果1:《閃刀姫-カイナ》がたくさん採用されていました。
(あたりめぇじゃん(*´Д`))
これは現環境において【閃刀姫】がトップシェアなので
「閃刀姫出張」でもなんでもなく、
普通に閃刀姫デッキがランクインしただけ
でした。
この事実は現在遊戯王をやられている方にとっては周知の事実なのですが、
僕が今回の調査で、僕が注目したのはもう一つほうです。
それが、
検証結果2:《天使の涙》が【サブテラー】と【オルターガイスト】のサイドデッキに積まれていた。
ということ。
《天使の涙》ってあの「3対0交換して2000ライフポイントを回復する」っていう、普通に《ご隠居の猛毒薬》の下位互換じゃね?と思えるような効果を持つカードなのですが、なんと【サブテラー】と【オルターガイスト】に採用されていたことがあったんですね。
以下はそのデッキレシピになります。
■【サブテラー】デッキ
■EXデッキ 枚数 15
沼地のドロゴン 1
ダイプレクサキマイラ 1
重装機甲パンツァードラゴン 1
スターヴヴェノムフュージョンドラゴン 1
捕食植物ドラゴスタペリア 1
メタルフォーゼカーディナル 1
始祖竜ワイアーム 1
リンクリボー 1
サクリファイスアニマ 1
ミセスレディエント 1
トロイメアフェニックス 1
トロイメアケルベロス 1
水晶機巧ーハリファイバー 1
星杯戦士ニンギルス 1
リンクスパイダー 1
■サイドデッキ 枚数 15
インスペクトボーダー 3
幻創龍ファンタズメイ 3
ダイナレスラーパンクラトプス 1
ハーピィの羽根帚 1
超融合 2
カイザーコロシアム 3
天使の涙 2
■【オルターガイスト】デッキ
■メインデッキ 枚数 40
オルターガイストシルキタス 1
オルターガイストマリオネッター 3
オルターガイストマルチフェイカー 2
オルターガイストメリュシーク 3
増殖するG 3
幻創龍ファンタズメイ 2
灰流うらら 2
ワンフォーワン 1
強欲で金満な壺 3
魔法族の里 2
オルターガイストプロトコル 2
オルターガイストマテリアリゼーション 2
パーソナルスプーフィング 3
トラップトリック 3
メタバース 2
無限泡影 3
王宮の勅命 1
神の宣告 2
■EXデッキ 枚数 15
サクリファイスアニマ 1
リンクリボー 1
オルターガイストヘクスティア 3
オルターガイストプライムバンシー 1
トロイメアケルベロス 1
トロイメアフェニックス 1
トロイメアユニコーン 1
スリーバーストショットドラゴン 1
星杯戦士ニンギルス 1
ダイプレクサキマイラ 2
捕食植物ドラゴスタペリア 1
メタルフォーゼカーディナル 1
■サイドデッキ 枚数 15
幻創龍ファンタズメイ 1
ハーピィの羽根帚 1
強欲で謙虚な壺 1
超融合 2
天使の涙 2
威嚇する咆哮 3
異種闘争 3
砂塵の大嵐 2
用途としてはおそらくET/EDに入って使うのだと思うのでしょうが、普通に考えたら《ご隠居の猛毒薬》の方が良い、いやむしろ《治療の神 ディアン・ケト》の方が良いのでは!?と思ってしまうのですが、このカードどうやって使うんだろう…。
誰か教えて…(*´Д`)
そもそもさぁ理由とかいらないんだよね
ポ〇コレってのが気持ち悪い