こんにちは、ポッターです!
久しぶりに60枚デッキを組んでみたのですが、
ところで60枚デッキのメリットとデメリットってなんだっけ?
と、ふと思ったのでこの度まとめさせていただきました。
まずはメリットから、といいたい所なのですが60枚デッキのメリットを説明する前にまず、
そもそもなぜ40枚デッキが良いとされているのか?
を説明します。
遊戯王は基本的に複数枚のカードを手札にそろえることによってアドバンテージを得たり相手のライフを多く削ると言うような、強い動きをします。
ここで、複数枚のカードを揃えるという事を考えた時に
カードA、カードB、カードC、カードDがデッキ内に入っているとします。(説明しやすいように枚数は少なめです)
この時AB及びCDで強い動きができるとしたら、デッキは
とするのが理想ですよね。(1種類1枚までしか入れられない場合)
ここにカードXとカードYも入れたい!(X+Yで強い動きができる)
と考えて、
とかにしてしまうと
Aを引いたときにB以外を引いてしまう確率が少なくなります。(Cに対するDも同様)
なので、
出来ることを絞ってデッキ枚数を減らす
というデッキ構築の考え方は基本的には正しいと言えます。
前章を踏まえたうえで60枚デッキのメリット、デメリットについて説明していきます。
まずはメリットから。
このカードを発動できれば最大20枚の墓地肥やしが可能になります。
僕はデッキ構築の際に「40枚デッキから60枚デッキにして初動が引けなくなる確率の上昇度」より「このカードを引く確率」が高ければ60枚デッキを検討する、というのを、1つの基準にしています。(もちろん墓地で効果を発動するカードの割合が高いデッキの場合のみ有効な考え方です)
ちなみに2019.01レギュレーション現在、準制限カードであるこのカードの60枚デッキでの初手率は16%です。
また、《隣の芝刈り》は《左腕の代償》でサーチしても良いですし、相性が良ければだめ押しで《妖精伝姫ーシラユキ》が入れられるのもポイントですね。
デッキに眠っていて欲しいカードを引く確率を減らすことができます。
例:《PSYフレーム・ドライバー》、展開系における《夢幻崩界イヴリース》など。
先述の通り、戦略の幅を広げれば広げるほど、事故る確率が増すので、勝つことに重きを置いているのであれば、これを目的にしてデッキ枚数を60枚にするのはお勧めしません。
最近はデュエルが高速化しているので、このメリットが活きるシチュエーションはあまりないのですが、デッキ内のリソースを増やすことで中盤以降の息切れを軽減します。
これは冒頭で説明した理論と矛盾するのですが、現代の遊戯王では
「1枚から初動になるカード」
が存在しちゃうので、
冒頭では「基本的に」と濁した、前提である
「複数枚のカードを手札にそろえる」
ことなくして、強力な動きを行えるカードがあります。
例えば、《終末の騎士》や《マスマティシャン》や《ギャラクシー・ワーム》は召喚権を使用してフィールドで効果を発動することで、目的のモンスターを墓地へ送ったりリクルートすることができる為、デッキによっては1枚から初動になります。
更に質が悪い優秀なのは《SRベイゴマックス》《SRタケトンボーグ》を用いたSR出張や、《閃刀機-ホーネットビット》《閃刀姫-カガリ》を使用した閃刀姫出張です。
これに至っては召喚権をしようせずにフィールドにモンスター2体を揃えることができるので、デッキによってはこれだけで初動になり、妨害されても召喚権を使用して動き続けることができます。(いわゆる貫通)
なので先ほどのカードABCDで例えるなら、これらの他にカードα、カードβという1枚で初動になるカードが存在することになるので、
デッキ構築を
という6枚構築にしても事故る確率を軽減することができるのです。(むしろ《隣の芝刈り》要素と合わせれば40枚デッキより事故らなくなるかも)
以上が60枚デッキを作る際のメリットになります。
お次はデメリットについてです。
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60枚デッキのデメリットを説明していきます。
先述の通り、『やりたいことを増やす』や『リソースを増やす』という目的でデッキ枚数を増やすと事故る(初動を引かない)確率が高くなりますので、おススメしません。
マッチ戦の場合、相手のデッキ内容がわかった2戦目以降は、基本的にそのテーマのメタカードを投入しますが、
60枚デッキではそのメタカードを引ける確率が低くなります。
※40枚デッキの場合、3枚投入したカードを初手で1枚以上引く確率は約34%。60枚デッキの場合は23%と11%減です。
これはかなり大きい。
例えば展開系に対して後攻を取らされた場合、《増殖するG》はかなり有効なカードになるのですが、これを引ける確率が11%下がるってヤバくないですか?(語彙力)
ぶっちゃけ僕が60枚デッキを避ける理由として、一番でかい理由はこれです。
これ、軽視しがちですが、単純計算カット時間が1.5倍になるので、これが地味に効いてきます。
3重スリーブ以上で60枚デッキにすると大変なことになります。
昔は5重スリーブとか普通にいたので、
1デュエル中デッキが倒れなかったら奇跡だろ!
くらいにデッキが高くそびえていたこともありましたが、最近は2重スリーブが主流なのでその心配はなくなりました。
僕も60枚デッキにするにあたり、三重スリーブだった所を二重スリーブにしました。
60枚デッキのデメリットについては以上になります!
まとめ
いかがでしたか?
60枚デッキのメリット、デメリットを整理すると、以下の様になりました。
■メリット
・芝刈り入れられる
・引きたく無いカード引きにくくなる
・戦略の幅が広がる
・持久戦に強くなる
・初動を増やせる
■デメリット
事故る
サイチェン効率が悪くなる
カットが大変
重い
かさばる
デメリットの最後の方は精神論的な所も含めて解説したので、
そんなん勝ち負けに関係無いやろ!いい加減にしろ!
的なご意見も聞こえてきそうですが、侮るなかれ...
一日6,7マッチとかしてるとこのカードの多さが地味に効いてくるんです...(僕だけ?)
というわけで、今日は僕が考える60枚デッキのメリットデメリットについてでした(*´ω`*)
ご意見、ご感想お待ちしております!
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