2016年1月9日発売のシャイニング・ビクトリーズに収録された《浮幽さくら》。
SPYRALの台頭以降、採用率を大幅にUPさせたこのカード。
本日はこのカードの知っておきたい使い方について纏めております。
《浮幽さくら》
2017.10のレギュレーションで採用率を大幅に上げたこのカード。
もちろん仮想敵はSPYRAL
《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》
→現状、トップメタです。
リンクモンスターのこのカードはSPYRALの中核を担っているといっても過言ではなく、このカードを落とすだけで、SPYRALの展開力は大きく低下します。よって、自デッキがSPYRALじゃなくても《浮幽さくら》とこのカードをセットで採用する意義は大きいです。
なのですが、ダブルヘリックスだけではなく、どうせならなるべく多くのカードへの対応をしたいところですよね。
ということで、現環境にて対応できそうなカードをまとめてみました。
環境トップをメタって《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》をエクストラを投入したけど「相手がSPYRALじゃなかった!」なんてことわりとよくあります。
大会で上位に進出するデッキはSPYRALがほとんどでも、下位、つまり「1,2回戦目」でSPYRAL以外に当たる確率はそれなりに高い(30~60%くらい)です。
そんな時にメインから積んでしまっている《浮幽さくら》をどのように使ったらいいか。
まず、見てほしいのはこのカード
《M・HERO ダーク・ロウ》
→《M・HERO ダーク・ロウ》は環境2位を争うデッキの一つであるHEROデッキののエースカード。
HERO使ってたら真っ先に出しておきたいカードであり、相手としては最も出されたくないカードだと思います。HEROもそれなりに遭遇するので、入れておいても悪くないカードでしょう。
また、自分が闇属性主体のデッキであれば、自デッキに《マスク・チェンジ・セカンド》を採用する事で、このカードを自分で出すことも可能です。
《マスク・チェンジ・セカンド》
次にご紹介するのが、出張が大流行している《トーチ・ゴーレム》を使用した1キルルート。
《トーチ・ゴーレム》1枚から行え、《灰流うらら》にも掛からないこのお手軽1キルは、そのお手軽さ故、様々なデッキに出張しております。
ですがこの出張には1つのデメリットが。
それはEXデッキ枠を7枠程喰ってしまうという事なんですね。
で、
どのワンキルルートでも展開の過程で必ず経由するのが、
トークン2体を《リンクリボー》もしくは《リンクスパイダー》に変換して《アカシック・マジシャン》にもっていくという動きです。(上記リンク先参照)
よって、一番確実なのは、《浮幽さくら》でこの動きの起点となる《アカシック・マジシャン》を指定すること。
しかしながら、《アカシック・マジシャン》をメインから採用していないデッキも多いはず。
そんな時には、少し確度は落ちますが《リンクリボー》を指定しても良いでしょう。
経済的な理由を無視すれば、エクストラデッキに採用する理想的なリンク1モンスターは
《リンクスパイダー》1
である為、リンクリボーを2体墓地に送ってしまえば、アカシックマジシャンの召喚条件が満たせず、その後の展開を封殺できます。
仮に相手のリンク1が
《リンクリボー》1
《リンクスパイダー》2
であっても、トーチゴーレムの展開パターンはリンクリボーの蘇生効果を前提としているので、リンクリボー1体を蘇生制限を満たさない状態で墓地送りにしてしまえば1キルまで持っていかれる可能性は低くなるでしょう。
まぁ、自分が《リンクリボー》を採用しているということが前提の動きですが\(^o^)/
相手が帝王の様なエクストラデッキを使わないデッキの場合《浮幽さくら》が完全なる守備1800のバニラになってしまう・・・
と、考えるにはちょっと早いです。
《浮幽さくら》は手札誘発モンスターであると同時にれっきとしたチューナーである為《水晶機巧-ハリファイバー》の素材になれるのです。
つまり、エクストラデッキに《水晶機巧-ハリファイバー》とシンクロチューナーモンスターを合わせて出張させることで、柔軟な動きが可能になります。
※下記記事参照
特にこの動きは、《水晶機巧-ハリファイバー》の登場により、今後メジャーになっていく事も十分に考えられるので、相手フィールドにチューナーともう一体のモンスターが並んだ時は、逆に《浮幽さくら》で、《水晶機巧-ハリファイバー》を指定すると言うのも手です。
■まとめ
相手が仮想敵であるSPYRALでは無かったときに《浮幽さくら》を引いてしまったとしても『ゲンナリするのはまだ早い!やれることはある!』となれるデッキ構築も可能!
以上、浮幽さくらの使い方についてでした!三└(┐卍 ˊ̱˂˃ˋ̱ )卍
コメントフォーム