今回は2017年11月25日発売のLinkVrainsPack(LVP1)に収録される《聖騎士の追想 イゾルデ》の使い方についてご紹介します。
という訳でまずはテキストを確認しましょう。
《聖騎士の追想 イゾルデ》
→まず効果①は万能の戦士族サーチ効果。これによりあらゆる【戦士族】デッキの動きに安定性をもたらすが、このカードを出すために戦士族を2体並べる必要があるので、このカードを出すか、《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》などを出すかは状況次第で使い分けたいところ。
サーチしたモンスターはあらゆる行動が禁じられるのでそのターン中に使うのは難しいので、手札コストにしたり、使用するのは次ターン以降に回したりすることになるでしょう。
→そして効果②は装備魔法を墓地に送ることをコストに、戦士族モンスターをリクルートする効果。
①の効果と合わせればこのカードだけでこのカードを出すために失ったアドバンテージを取り戻せる。
②の効果で更に戦士族を並べれば《サモン・ソーサレス》にアクセスすることもでき、あちらの効果でリクルートしたモンスターとでリンク4までもっていくことも可能。
→②の効果を悪用(?)して、墓地に送って有益な装備魔法を積みまくればいいのでは?と企んでみたのですが、墓地で効果を発動する装備魔法で強力なものは存在せず、【戦士族】という縛り抜きでも《神剣-フェニックスブレード》くらいしか見当たらず。本命の【聖剣】でさえもデッキから墓地へ送ることで有益なカードはありませんでした。
《神剣-フェニックスブレード 》
しかし【聖騎士】では、②効果のコストで「聖剣」と名のついた装備魔法カードを墓地に送ることで、今まで【聖騎士】の課題であった墓地肥やしが一気に、それも装備魔法ピンポイントで行えるため、【聖騎士】エクシーズモンスターの効果を最大限に発揮できる様になる。
《聖騎士王アルトリウス》
《神聖騎士王アルトリウス》
という事で、相性が良い【聖騎士】で使用してこそその真価を発揮する《聖騎士の追想 イゾルデ》ですが、もっと広い範囲で活躍する方法もあります。
①の効果は【戦士族】全般で活かせる事はご説明しましたが、以下の方法で6枚ドローが可能です。
(勘の良い方はもう気づかれてるかもしれませんが、先日もご紹介した《サモン・ソーサレス》を経由する例のあれです)
■条件
・《大盤振舞侍》が手札にあること。(増援やイゾルデでサーチ可能)
・デッキに《ADチェンジャー》と攻撃力1000未満の戦士族と装備魔法があること。
《大盤振舞侍》
《ADチェンジャー》
■手順
1.戦士族を2体並べ、《聖騎士の追想 イゾルデ》をリンク召喚。
2.《聖騎士の追想 イゾルデ》の①の効果で戦士族サーチ。(コンボに関係なし)
3.《聖騎士の追想 イゾルデ》の②の効果で装備魔法1枚を墓地に送り、《ADチェンジャー》をリクルート。
4.《聖騎士の追想 イゾルデ》と《ADチェンジャー》で《サモン・ソーサレス》をリンク召喚。
5.《サモン・ソーサレス》の効果で相手フィールドに手札の《大盤振舞侍》を特殊召喚し、自分フィールドに攻撃力1000未満の戦士族(便宜上《切れぎみ隊長》とします)を守備表示(強制)でリクルート。
6.墓地の《ADチェンジャー》の効果で《切れぎみ隊長》を攻撃表示に変更。
~バトルフェイズ~
7.《切れぎみ隊長》で《大盤振舞侍》に攻撃。《大盤振舞侍》効果で手札が7枚になるようにドロー。
※《聖騎士の追想 イゾルデ》効果①でサーチするカードが《白銀のスナイパー》であれば7枚ドローも可能。
《白銀のスナイパー》
・・・
というわけで以上の手順であれば、比較的少ない出張枚数で6枚ドローができます。
《大盤振舞侍》はともかく《ADチェンジャー》や《団結の力》は単体でも比較的使いやすい部類に入るので、わりと現実的な出張かと。
貴方の【戦士族】デッキにも、是非一度《聖騎士の追想 イゾルデ》出張セットのご検討を(*´ω`*)ノ
6枚ドローとかあったけどクソ使えねぇじゃねぇかよw