毎度ありがとうございます。
本日は「神の宣告は準制限になって使われているのか???」についてを、
今週の「除去妨害カードランキング」の結果を踏まえつつ、解説していきたいと思います。
まずは《神の宣告》の効果の確認を…
ライフを半分払う代わりに、魔法・罠の発動とチェーンに載らないあらゆる召喚行為(反転は除く)を無効にする効果を持ったスペルスピード3の罠カードです。
2009.09以降、制限カードであったこのカードが2018.04の制限改定で約9年ぶりに準制限カードとなりました。
理由は、環境の高速化によりあらゆる罠カードの採用率が落ちていることや《レッド・リブート》の登場等、いろいろあると思いますが、このカードの準制限化には正直おどろきました。
あの汎用性が高すぎる《神の宣告》が戻ってくるなんて・・・と。
しかし僕はそこで驚きと同時に生じた疑問があります。
それは
「準制限になったところで使われるの????」
という疑問。
先述の通り、現環境は非常に高速化いているという事もあり、セットしてからターンを跨がなければいけない罠カードは採用されずらく、手札誘発や手札からでも発動できる罠カードである《無限泡影》や《タイフーン》の方がが優先されやすいのです。
そんな環境の中《神の宣告》は皆に受け入れられるのか?
結論からお伝えしますと
《神の宣告》はまぁまぁ使われています。
「まぁまぁ」などという定性的な表現では「科学する遊戯王」の名が廃るので、
ここはデータと共に解説していきたいと思います。
まずは、レギュレーション2018.04における、今週までの除去妨害カードランキングをご覧ください。
■集計方法
集計方法リンク先参照
■期間(更新分)
2018年5月16日~5月22日
■集計デッキ数
1大会 上位4デッキ
ご覧の通り《神の宣告》は《神の通告》と僅差で7位の「初手率5.5%」という結果になりました。
ちなみに、2018.01のレギュレーションでは初手率が2%前後だったので、今回の準制限化は採用率にもろに影響してそうです。
さて、ここで気になってくるのが
手札誘発と《神の宣告》ではどちらが優先されているのか??
ではないでしょうか?
気になったので比較してみました。
以下は今レギュレーションの今週までの手札誘発モンスターの初手率ランキングです。
表中の「201804期平均」を見て頂きたいのですが、1位から5位までが《神の宣告》の初手率を上回っています。
まぁ、そりゃそうだよな…(^_^;)
しかも、現在環境デッキである【オルターガイスト】が《神の宣告》の採用率をある程度押し上げてこの結果なので【オルターガイスト】に何らかの規制が入り、環境デッキから退いたうえで、この採用率をキープできるのかが今後の注目したいポイントですね。(参考:環境デッキランキング)
それでは、まとめに入ります。
まとめ
・前レギュレーションと比較して《神の宣告》の採用率は上がっている。
・《神の○告》系のトラップの中では《神の宣告》が最も採用率が高い。(僅差ですが)
・汎用性の高い手札誘発モンスターと比較すると採用率はまだまだ低い。
※《増殖するG》・《灰流うらら》・《幽鬼うさぎ》・《エフェクト・ヴェーラー》・《PSYフレームギア・γ》 >>> 《神の宣告》
※参考資料
除去妨害カードランキングの25~50位
手札誘発モンスターランキング(円グラフ)
以上、「神の宣告は準制限になって使われたのか?」についてでした!
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