先日発売したCOTD(コード・オブ・ザ・デュエリスト)で登場した新カテゴリ【トリックスター】。
構築によっては先攻1キルを狙えるデッキということで注目を集めています。
昨今は先攻ドローがなくなったことや手札誘発モンスターの横行、デュエル高速化についていけず、
あまり表舞台には出てこないバーンデッキですが、この新カテゴリ【トリックスター】を期に改めて注目されそうな分野なので、今回改めて調査してみました。
まずは参考までに以下の計算式をご紹介しておきましょう。
手札枚数:1枚当たり効果ダメージ 5枚 :1600 6枚 :1334 7枚 :1143 8枚 :1000 |
上記は相手ライフ(8000)を削り切るために必要な1枚当たりの効果ダメージです。
つまり、デッキ内のカードをすべて《火炎地獄》にしたのならば、
自分のターンで数えて
先攻なら4ターン目、後攻なら3ターン目で勝利できます。
ですが、現環境において3,4ターンも相手が待ってくれる可能性は低いため、防御カードを入れたり、
バーン効果コンボ性を重視したいところです。
それでは、バーンデッキ最強を決めるにあたり、まずはエントリーする選手たちをご紹介します。
・チェーンバーン
・ウォールバーン
・ビートバーン
・ロックバーン
・トリックスター軸
・反目の従者軸
・連弾バーン軸
以上7選手の中から最強を決めたいと思います。
効果ダメージを与えるカードの中でも、チェーンを積み上げることで真価を発揮する以下のカードを軸に構築します。
実践で一番よく見かけるのはこのタイプなのではないでしょうか?
《連鎖爆撃》
《積み上げる幸福》
攻撃反応型のトラップとリバース/戦闘によってダメージを与えるモンスターカードで構築します。
マッチ1戦目では相手が無警戒で攻撃してくるため、勝率は高いですが、2戦目以降は「除去」→「攻撃」としてくるので、
勝率が一気に下がるのが特徴。シングル戦向きかも。
《魔法の筒》
《スフィア・ボム 球体時限爆弾》
戦闘ダメージ(ビート)と効果ダメージ(バーン)の両方で相手のライフを削ります。
モンスターは一人二役を担えるので、よく言えばダメージ効率は良いですが、悪く言えばどっちつかず。
他のバーンデッキと比較しても、コンボ性が高いデッキなので、デッキ構築者の腕が試されます。
ダメージの与え方が一辺倒にならない為、相手としても対策を打ちにくいのが特徴です。
《死霊ゾーマ》
《魔鏡導士リフレクト・バウンダー》
他のバーンデッキと比較して、体制を持ったモンスターや相手の行動を抑制する効果を持ったカードを多く採用したデッキです。
代表的なロックカードは以下となります。
《マシュマロン》
《光の護封剣》
次に紹介するのはコンボを目的としたバーンデッキです。
特定の手札を揃えることで、ワンキル級のダメージを与えたり、打開困難な状況を作れるデッキです。
各種トリックスターが持っているバーン効果は200ダメージなのですが以下のコンボパーツを揃えることで先行1ターンキルを達成することができます。
《トリックスター・キャンディナ》
《トリックスター・ライトステージ》
《トリックスター・マンジェシカ》
《サモンチェーン》
なお、トリックスターカードは各種《トリックスター・キャンディナ》と《トリックスターライトステージ》でサーチ出来るので、《サモンチェーン》さえひけてしまえば、後は
テラホ、テラホ、テラホ
とかでもOK。
最終的な盤面は以下の様になります。相手ターンのスタンバイフェイズに《トリックスター・リンカネーション》を3枚連続で発動。
〈モンスターゾーン〉
・キャンディナ
・マンジェシカ
・マンジェシカ
〈フィールド魔法〉
・ライトステージ
〈魔法罠〉
・トリックスター・リンカネーション
・トリックスター・リンカネーション
・トリックスター・リンカネーション
本来、効果ダメージをちまちま与えるテーマですがこの様にコンボパーツが揃った時は1キルデッキに変貌します。
必要なコンボはパーツは
・(攻撃力2700以上の相手フィールドに出せるモンスター)
・反目の従者2枚
・1ターンコントロール奪取カード(エネミーコントローラー、傀儡虫、薔薇の刻印、精神操作etc)
《反目の従者》は装備魔法カードなので、《アームズホール》や《名工虎徹》でサーチ可能です。
1キルの手順は以下。
相手フィールドの攻撃力2700以上のモンスターのコントロール奪取。
ダイレクトアタック。(2700)
《反目の従者》装備。
エンドフェイズに相手にコントロールが写る。(2700×2)
→合計8100ダメージ
※精神操作で奪ったはダイレクトアタックできないので注意
《連弾の魔術師》
《悪夢の拷問部屋》
《連弾の魔術師》がフィールドに存在する状態で魔法カードが発動するたびに400ポイントダメージを与えることができます。同時に《悪夢の拷問部屋》が有れば+300ダメージが加算され、合計700ダメージとなります。
この二枚がフィールド上に存在する状態で1000ポイントダメージを与える通常魔法を4枚発動すると、合計8000ダメージとなり、後攻1ターンキルとなります。(《悪夢の拷問部屋》は通常魔法発動時と《連弾の魔術師》の効果発動時に処理されるので、通常魔法1枚発動するたびに1000ダメージ加算される。)
ダメージを与える魔法カード以外にも、通常魔法で有ればダメージが入るので、《トゥーンのもくじ》+《無欲な壺》や【魔導書】各種を組む混む構築なども考えられます。
《連弾の魔術師》はランク4のエクシーズモンスター《星刻の魔術師》でサーチも出来るので、【魔導書】と合わせてビートバーンチックにしても面白いかもしれません。
どのデッキでもキーカードが存在したり、デッキスペースが余ることがあると思います。
そんな時にオススメのカードをご紹介します。
・ドローソース
→上記キーカードを呼び込みやすくするカード。罠カードは特性上1ターン遅れるので注意が必要。また《王宮のお触れ》を張られた場合、総崩れするので注意。
《カードカー・D》
《クリバンデット》
《強欲で謙虚な壺》
《一時休戦》
《強欲な瓶》
《八汰烏の骸》
《命削りの宝札》
《メタモルポッド》
《活路への希望》
《裁きの天秤》
・フリーチェーンのバーンカード
→チェーンを積みたい【チェーンバーン】では最も優先したいカード群。
相手デッキの特性によってこちらのカード(例:《仕込みマシンガン》と《仕込み爆弾》)をサイドチェンジで使い分けるというのも有効です。
《ファイヤー・クラッカー》
《ご隠居の猛毒薬》
《仕込みマシンガン》
《仕込み爆弾》
《自業自得》
《停戦協定》
・チェーン1でしか発動できないバーンカード
→1枚当たりの効果ダメージは大きいですが、チェーンがコンセプトのこのデッキでの優先度は落ちます。
《火炎地獄》
《昼夜の大火事》
《ファイヤー・トルーパー》《星因士 シャム》
《ドンサウザントとの契約》
・条件付きバーンカード
→特定の状況下で効果ダメージを与えるカード。
デッキ構築の段階で特定の状況をつくりやすくすることで、発動条件を満たしやすくしたいところです。
(例:《溶岩魔人 ラヴァ・ゴーレム》&《魔法の筒》等)
《溶岩魔人 ラヴァ・ゴーレム》
《魔法の筒》
《ディメンション・ウォール》
《ファイアーダーツ》
《破壊輪》
《業炎のバリア -ファイヤー・フォース-》
《死霊ゾーマ》
・壁&効果ダメージを与えるモンスターカード
→リバースすることによって効果を発動するカードがメイン。
最近は汎用除去カード増加により、セットモンスターが攻撃される機会が減ったので採用するかはよく考えたいところです。
《マシュマロン》
《デス・コアラ》
《ステルスバード》
《時械神メタイオン》→効果破壊耐性を持っているので個人的には一押し!
・防御のみを行うカード
→キーカードを揃えるまでの時間稼ぎ。バトルフェイズを終了することができる。
《威嚇する咆哮》
《和睦の使者》
《バトルフェーダー》
《速攻のかかし》
《クリフォトン》
《PSYフレームギア・β》
《タスケナイト》
《超電磁タートル》
・他カードと組み合わせて強いバーンカード
《悪夢の拷問部屋》
《グリード》
こんな感じですかね!
今日は長くなってきたのでこの辺で!
それではまたぁ(=´∀`)ノ
23xusd