増殖するG 禁止

増殖するGは禁止になるのか?


こんにちは、ポッターです。

 

今日は2018.07レギュレーション13週目の手札誘発モンスターランキングをお届けするとともに、TCGでは禁止カードに指定されている《増殖するG》OCGでは禁止になるのか?についてお話していきたいと思います。

 

SPONSORED LINK

 

それではまず効果の確認からどうぞ。

 

《増殖するG》

効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 500/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、
相手ターンでも発動できる。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。
●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。

 

→このカード1枚で、相手の展開を止めることができる、非常に強力なカードです。

 

SPONSORED LINK

 

増殖するGが禁止になるのか

《増殖するG》が禁止になるか否かを説明する前に、環境で《増殖するG》がどれくらい使用されているのかを見ていきましょう。

 

以下グラフは2018.07レギュレーションの手札誘発モンスターの採用率なのですが、《増殖するG》は手札誘発モンスターの中で最も採用されているカードであることがわかります。

 

 

以下表は今レギュレーションの手札誘発モンスターの初手率の推移(左グリーン)と2017.07レギュレーションから今レギュレーションまでの手札誘発モンスター初手率の推移(右ピンク)です。

 

 

増殖するGの初手率は、1年以上を通して20%を割らない高い数値になっています。

2017.10期のみ準制限カードに指定されていました。

※2017.07期は【十二獣】に大幅な規制がかかり【真竜】環境となっていたためか、採用率が落ち込みました。

 

相手の手札には5回に1回、ゴ○○リがいるというカードゲーム、それが遊戯王です。

 

さて、そんな《増殖するG》ですが、TCGでは禁止カードに指定されています。

 

上記の様に強力なカードであることは確かなのですが、見方を変えると大量展開系デッキの良い抑止カードになっていると、見ることもできます。

 

TCGでは禁止なのは何か特別な理由でもあるのでしょうか・・・?

 

気になったので海外の質問サイト(教えて!Goo!的なところ)で「《増殖するG》がなぜ禁止なのか?」の質問が無いかを調べてみました。

 

 

・・・ありましたw

 

(以下はGoogle先生に翻訳してもらってます)

引用元:https://translate.googleusercontent.com/translate_c?depth=1&hl=ja&prev=search&rurl=translate.google.com&sl=en&sp=nmt4&u=https://boardgames.stackexchange.com/questions/40289/why-was-maxx-c-banned-from-play&xid=17259,15700019,15700124,15700149,15700186,15700191,15700201,15700214&usg=ALkJrhgs6APMhUi8JyS3APlF-xxEdsmDqg

 

色々分かりにくいですが「決闘を回す=相手にターンを渡す」という所だけわかればニュアンスは伝わると思います。

 

要は

 

《増殖するG》は確かに強いけど、いろいろなデッキを使うプレイヤーの助けになるので禁止にしなくても良くない??

 

という質問です。

 

それに対する回答がこちら

 

さて、コナミには独自の理由がありました(私の印象は、特殊召喚のデッキが多い、あるいは多くのデッキがそれを悪用していたということです)が、主な理由の1つを見つけたと思います。
それは人々が周りの決闘を回すのを助けることができます
確かに、Maxx-cは 、特に混乱の最中である早期/中盤の試合で使用された場合、決闘を回すことができます 。
あなたが言ったように、あなたの相手がMaxx-cをアクティブにしているのを見たとき、あなたは困難な選択に直面している:(1)ゲームと戦略を構築するために召喚を続けるか、相手に大きな手利きを与えるか、あなたの対戦相手に利益を与えることを防ぐために召喚しますが、基本的にあなたのコンビネーションの終了を控えることによってあなたの戦略を全面的に遅らせます 。
あなたが見ることができるように、これは悲惨な選択です。どちらのシナリオでも勝つことはほとんどまたはまったくありません 。 なぜこのカードが禁止されたのでしょうか?
さて、あなたが経験したように、 Maxx-cはゲームの遅れにはあまり効果がありません 。 これは、あなたがあなたのコンボを成功裏に実行した場合、あなたはそこで勝つチャンスがあるので、あなたが相手に有利に手を差し伸べると、その瞬間にそれ以上重要ではないからです。 このような状況では、通常Maxx-cを無視して、あなたの勝利を確実に召喚してください 。
ですから、コナミがこのカードを禁止する理由は他にもありますが、私の経験上、Maxx-cはいつも強力なカードでした。 現在のフォーマットではさらに強力になっています。
あなたはこのカードを「簡単に」反撃することができると言っています(ただしDebunkのようなカードはあまりありませんし、Debunkのような特殊なものもあります)。それらのメインまたはサイドデッキは、ゲーム戦略に影響を与える可能性があります。 だから私には合理的に聞こえると思う。

 

よくわからないですが、要は

 

《増殖するG》を発動されてしまうと、ツッパするにしても止まるにしてもあなたが勝つことはほとんどない。それくらい強力なカードだから禁止になっている。

 

と言ったところでしょうか…。

 

いや、そんなことは無いと思うんですがね。

 

もちろんデッキによってはその傾向はあると思います。

実際僕も大量展開型の【剛鬼】を使用していた時は「相手がGを持っていなかったら勝ち」「持っていたら負け」みたいなところありましたからね…。

Gだけはケアできないんですよ。

 

ですが、今は【閃刀姫】【オルターガイスト】【サンダー・ドラゴン】など、《増殖するG》がそこまでささらないテーマも環境にウヨウヨしています。

なので、《増殖するG》が禁止になるほど強力なカードであるか、と言われるとチョット疑問なんですよね。

 

にもかかわらず、TCGでは禁止になっている…。

 

その理由は、「TCGではドロー補助系のカードに対する規制が厳し為」でしょう。

※例:TCGで右記は禁止カードに指定されている(《ダイガスタ・エメラル》、《チキンレース》、《手札抹殺》《トロイメア・ゴブリン》

 

それにしても《増殖するG》禁止は、やはりやりすぎだと思うんですがね…まぁTCGとOCGの考え方の違いですね。

 

海の向こうの世界はわからん。

 

ですが「海外は海外でやっててください~」という訳にもいかないんですよ。

 

毎年1回行われるWCS(遊戯王の世界大会)ではTCG寄りのレギュレーションで行われるので、普段《増殖するG》3積みの環境でデッキ調整やプレイをしているOCG出身の選手にとって非常に不利なんですよ。

 

なんで、ここまで環境に影響を与えるカードだからこそTCGとOCGで制限の掛け方を合わせて欲しい、というのが個人的な希望です。

 

僕が世界大会に出るときまでにはこのギャップがなくなっていることを望みます。

 

まとめ

以上の理由より、OCGで《増殖するG》が禁止化されない理由は何かというと、

 

TCGではドロー系のカードへの規制が厳しい傾向があるが、OCGではそれがないため規制されない。

 

です。

 

しかし、一方でWCSで日本があからさまに不利な(世界大会で気圧差を感じてしまう)レギュレーションでもあるので、OCG側がTCG側に寄り添う形で《増殖するG》を禁止化しないとも言い切れません。

 

まぁ、前例がないですが…。

 

総じて、《増殖するG》がOCGで禁止化される可能性は非常に低いと思います。

SPONSORED LINK

 

コメントは4件です

  1. 通りすがり より:

    抑止するものなので規制はされない…と思います
    ヴェーラーも全盛期は規制されるといわれていましたが。
    gは相手ターンにしか使えませんしね

  2. 匿名 より:

    個人的には増Gの禁止は賛成です。
    日本の選考会での手札誘発10枚以上詰め込める閃刀姫がシェアを支配してたり
    手札誘発を13枚ガッツリ詰め込んだトリックスターが世界大会を制したようにG以前に手札誘発が強い環境であること、
    何より、先行が大量展開してからの後攻への封殺要員としてのパワーが虚無空間をも超えてると自分は考えているからです。(墓穴しかろくに止めれない凶悪さ)
    海外だと虚無空間は禁止ですから、このカードの禁止は理に適ってると納得しています。

コメントフォーム

名前  

 

メールアドレス  

 

URL  

 

コメント

サイト内検索
専門家のブログ
【カオスMAX】
  History is his story
【彼岸】
  banshee555のブログ
【メタビート】
  禁じられたメタビート
【六武衆】
  リークの六武ログ
相互リンク
最近の投稿