いま、魔法使い族が強い。
他の種族と比べ最近、魔法使い族がじわじわ、ぐんぐんと力を増していると思いませんか?
最近登場した「あいつ」だけではなく、ちょっと前くらいから魔法使い族の種族強化のスピードが上がっているように思うのです。
本日はそんな魔法使い族の強化内容について、私が思うところをお伝えしたいと思います。
かつての環境では、強力すぎるゆえに規制を受けていた魔法使い族モンスターが次々と制限解除されています。
《サウザンド・アイズ・サクリファイス》
2006年9月に禁止カード化してから10年の時を経て、16/04/01に制限カード化、16/07/01にて準制限カードとなり16/10/01に制限解除されました。《簡易融合》からSSできる汎用除去カードとして重宝します。
2017年11月11日発売のデュエリストパック-レジェンドデュエリスト編2-では多種のサポートカードが登場し、ますますサクリファイス熱の上がっていくことが期待できます!
《月読命》
月読命もサウザンドアイズサクリファイスと同様2006年9月に禁止カード化、その後13/09/01にエラッタなしで、制限解除されています。
現在は環境が高速化し以前ほどのインパクトは残さないと思われますが、魔法使い族の地力の底上げに貢献してるカード。
最終的に04/09/01で禁止カードに指定され、13年の時を経て、17/10/01レギュレーションでついに制限解除となりました。
効果は《クリッター》と対をなす効果。
エラッタによりこのターンに発動できないという制限付きですが《増殖するG》などの強力な手札誘発カードもサーチできるため、魔法使い族でなくても普通に活躍が期待できる一枚です。
《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》
2016年6月4日発売のデュエリストパック-王の記憶編-で登場したカードで、効果が非常に強力。魔法使い族に不足しがちな打点も確保してくれるため、様々な魔法使い族に出張可能です。先日の人気イラスト投票で1位を獲得し、スリーブ化が決定したカードでもあります。
任意の魔法使い族をフィールドから墓地に送ることができる。《ワンダー・ワンド》と共にデッキの回転力を大きく上げることができる。
魔法使い族は特に召喚時やフィールドおよび、墓地でアドバンテージを稼ぐことができる強力なカードが豊富なので、このカードが種族に与える影響は大きいです。
《副話術士クララ&ルーシカ》
そして、極め付けはこのカード《副話術士クララ&ルーシカ》。
あらゆるモンスターを【魔法使い族】モンスターに変えることができる。
先述の《ルドラの魔導書》や《黒き森のウィッチ》、《沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン》は格段に使いやすくなる。
魔法使い族でこう言う初手が来ちゃった時に手札交換出来るのはデカい(´∀`) pic.twitter.com/ydS1CZGZO1
— 科学する遊戯王 (@kagakuyuugi) October 4, 2017
例えばこの手札。今までは「手札誘発モンスターを裏側守備でセットエンド」で歯がゆい気持ちになっておりましたが、クララルーシカがいれば、《ワンダーワンド》等で手札交換が行えます。
※先攻1ターン目はメインフェイズ2が行えないので注意
更に、どんな種族のモンスターでも【魔法使い族】にできるので、いままではココゾというときに腐ることの多かった《ディメンションマジック》や《ネクロの魔導書》など『フィールドに魔法使い族を必要とするカード』が運用しやすくなります。
■まとめ
今回は僕が「いま魔法使い族が強い!」と思った理由についてお伝えしました!
そもそも魔法使い族は初期から優遇されてきたカテゴリ。
遊戯王の公式DBでも一番左上に位置する格式高いカテゴリなのです。
引用:遊戯王DB
そんな魔法使い族の規制が緩和されていけば、強くない訳がない!
そんな事実に気づいてしまったので共有しておきます。
(盛大に勘違いしていたら申し訳ありませんorz)
因みに、ハリファイバー、ジェットロン、サモンソーサレス、ジェットロン蘇生させてサクリファイスアニマ
とすることで、ハリファイバー成立から任意の魔法使い族をデッキからリクルートすることができるようになったんですよ!
サモソとアニマでダークネスメタル作れるのも地味にポイントです。