2017年12月16日発売のPP20で登場した《ライティ・ドライバー》と《レフティ・ドライバー》。
本日はこの2枚の使い方について解説します。
それではまずはカードのおさらいから。
《ライティ・ドライバー》
《レフティ・ドライバー》
《ライティ・ドライバー》は召喚時にモンスターをリクルート出来る、いわゆる【ガイド効果】ってやつですね。
ガイド効果の強さはガイドやディーバが制限カードになっている事からも、単体の効果として非常に強力であるといえます。
ここで、ガイド効果のメリットとデメリットについて整理しておきましょう
■ガイド効果のメリット
・手札1枚からフィールドに2体のモンスターを揃えられる。
→コレに尽きますね。遊戯王は《無効にするゲーム》であると同時に《コンボを決めるゲーム》でもあり、そのコンボを手札1枚から開始出来るガイド効果は非常に強力です。
・アドバンテージを得られる。
→コストなしのリクルート効果は必然的にアドバンテージになります。よって、ガイド効果を持ったカードをデッキに採用する事で必然的にデッキのアド力が上昇します。
■ガイド効果のデメリット
・召喚権が必要
→現在のような高速化した環境で、『壊れ』という勲章を手にする為には、召喚権を使わずにアドバンテージを稼ぐ必要があります。そういう意味ではこのカードは召喚権を使用しているので、非常に優秀ではありますが、禁止化されるようなカードではないと思います。
要するに、効果の発動に通常召喚を介するカードが複数手札にあっても、1枚が《灰流うらら》などに阻まれてしまえば、そのターンは動けなくなるので、デッキの爆発力の観点で考えると他の壊れカード達に見劣りするという訳です。
・低ステータスのモンスターが多い
→ガイド効果を持ったモンスターは低攻守のモンスターが多く、効果を無効にされると、恥ずかしい攻撃力を晒したまま相手にターンを渡す危険性があります。
《ライティ・ドライバー》《レフティ・ドライバー》もその例に漏れず、恥ずかしい攻撃力となっています。
・片われを採用する必要がある
→リクルートする対象となるモンスターを採用することでデッキの安定性などが低下する恐れがあります。
リクルート先がそれなりの能力を持っていれば、この懸念は少なくなりますが、たいていの場合はリクルート先はそこまで強力ではありません。
《ライティ・ドライバー》は墓地から除外をコストとするサーチ効果を持った《レフティ・ドライバー》をリクルート出来るので、この点は恵まれてると言えるでしょう。
低ステータスの機械族モンスターなので《機械複製術》や《アイアンコール》などの機械族のサポートカードの恩恵を受けることができます。
《ライティ・ドライバー》はシンクロンチューナーの代わりになるので、各種シンクロンをS素材に指定するシンクロモンスターをシンクロ召喚出来る・・・と思いきや、シンクロン指定のSモンスターのレベルは最も低いものでも《ジャンク・ウォリアー》のレベル5なので、ライティとレフティで完結して出せるシンクロン指定のSモンスターはいないんですよね(;゚Д゚)
なんで、ここで『相性が良い』とか書いておいて、実はパッとしないかもしれません。
(もしかしたら、シンクロン指定のレベル4シンクロモンスターが登場するフラグかもしれませんが・・)
何と言っても、コレでしょう。
《レフティ・ドライバー》のレベル上昇効果を使っても、出せるのはレベル4まで・・・せっかくのシンクロンチューナーになれる効果も微妙とくれば、もうこいつを出すしかありません。
正真正銘の壊れカードの《水晶機巧-ハリファイバー》。
ライティレフティのガイド効果セットで毎ターン《水晶機巧-ハリファイバー》が手札消費なしで毎ターン出てくるのはかなりの脅威と言えるでしょう。
■まとめ
・壊れてはいないにせよ、非常に優秀
・シンクロン指定のSモンスターとの相性は微妙と言わざるをえない
・水晶機巧-ハリファイバーとの相性は抜群
以上、ライティドライバーとレフティドライバーの使い方と相性の良いテーマについてでしたヽ(*´∀`)
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