・2017.06.13 - 19 (7月からの新制限が適用された大会に限る)
[集計方法]
集計期間中に開催された集計対象の大会において、ベスト4位以内に入賞したデッキを数の多かった順にランキング。
[集計対象]
・トレカマーケットCS(6/18)
召喚獣真竜
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新制限(ドラD制限)でもまだまだ強い真竜! 7月からの新制限で《ドラゴニックD》と《真竜剣皇マスターP》が両者ともに制限カード化された影響で、デッキパワーを落とした【真竜】ですが【召喚獣】のギミックを加えることで、環境トップの座をキープすることが出来ました。【純真竜】というよりは【十二獣真竜】を彷彿させる柔軟な動きが可能です。
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■構築 |
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【真竜】の高い除去力によりメタを張りにくいという点は、制限改定前と同様。制限改定後の課題は『今まで《ドラゴニックD》に依存しがちだった起動力と《真竜剣皇マスターP》に依存していた制圧力』をどう補うか。今までは【十二獣】がその役割を果たすことで【十二獣真竜】という混合デッキが強力なテーマとなっていましたが、ブルホーンが禁止となったことで現状その構築は不可能。 そこで白羽の矢が立ったのが【召喚獣】です。【召喚獣】は真竜のような属性がばらけているデッキと特に相性が良く、ブルホーンを擁した十二獣の様にアドバンテージを失うことなく、優秀な融合体を出すことができます。また、準制限カードとなった【テラ・フォーミング】も《ドラゴニックD》と《暴走魔法陣》で使い分けることができるため、無理なく2積することができるという点も、相性がいい理由の1つです。 |
■対策 |
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メタを張りにくい【真竜】への対策は置いておいて・・・(思考停止)。 【召喚獣】は融合召喚をする際に《召喚魔術》の効果で除外をすることになるので、そのタイミングで手札誘発カードである《アーティファクト -ロンギヌス》の効果を発動することで、その特殊召喚を無効にすることができます。
《アーティファクト -ロンギヌス》つよい!絶対! |
■成績 トレカマーケットCS 優勝 x1 |
恐竜真竜皇竜星
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安定性とアドバンテージの得やすさはピカイチ! 今回の制限改定でほとんど影響を受けなかったこのデッキは現環境でも高い安定性を誇っています。 今回は2位に終わりましたが、今後はこのテーマが環境トップとなる可能性は非常に高いと思っています。
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■構築 |
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今回の構築では、《ドラゴニックD》が制限カード化を《テラ・フォーミング》を採用することでカバー、と思いきや《テラ・フォーミング》は採用していません。フィールド魔法要素が減った分《死者蘇生》や《戦線復帰》などの蘇生カードを増やすことで、中盤以降の粘り強い動きが可能となりました。それ以外は改定前とそれほど変わらず。総括すると先攻1ターン目の展開力は少し落ちましたが、その分中盤以降に粘り強い動きが可能になった印象です。鈍くなったといっても、先攻1ターン目のトリシューラ→エンタープラズニルの2ハンデス(除外)の動きは健在! |
■対策 |
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特殊召喚を多用するデッキが最も苦手とする《増殖するG》。このデッキもその例にもれず、先攻1ターン目の展開を開始した際に《増殖するG》を投げられると非常に困ります。また、竜星のギミックを取り入れることで、純恐竜よりも「墓地効果」を発動する機会が増えますので《スカル・マイスター》の発動機会も多いです。ただ、同カードはダメージステップには発動できないので注意! このデッキはバックの除去手段が乏しいので、自分が特殊召喚に頼らないデッキであれば《虚無空間》や《サモン・リミッター》も刺さります。 |
■成績 トレカマーケットCS 2位 x1 |
ABC
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ユニオン格納庫の緩和で展開力を取り戻したABC!! 7月からの新制限で《ユニオン格納庫》が制限カードから準制限カードに緩和されたことにより、若干ですが構築が楽になったABC。同時に《テラ・フォーミング》も無制限→新制限となったのでそんなに変わらない感もありますが、そこは《盆回し》や《疑似空間》でカバーすることも可能。
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■構築 |
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《盆回し》、《疑似空間》、《チキンレース》をフル投入して《ユニオン格納庫》を引くことに特化した型と、《ユニオン格納庫》と《テラ・フォーミング》はとりあえず2枚ずつ積んで、《シルバー・ガジェット》、《ゴールド・ガジェット》を代表する、光属性のレベル4機械族で戦線を維持しながら、ユニオンABCが墓地にそろったら《ABCードラゴン・バスター》の特殊召喚にもっていく型の2種類がありますが、今回のCSで入賞を果たしたのは後者の型。 |
■対策 |
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手札誘発ではやはり《アーティファクト -ロンギヌス》が有効。相手ターンに発動することで《ABCードラゴン・バスター》の融合召喚を阻害できます。 《ABCドラゴンバスター》は一度出てしまうと非常に厄介なので、出される前の対策が肝要。そういう意味では《A・O・J サイクルリーダー》も有効です。 また、機械族全般に《システムダウン》も有効。これはたまに遭遇するKozmoにも効くので、ぜひともサイドデッキに採用したい一枚。 同じく機械族メタに《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》がありますが、こちらは《ABCードラゴン・バスター》の除去効果を使わせてから《サイバードラゴン》を出す必要があるので、ちょっと微妙。 |
■成績 トレカマーケットCS 3位 x1 |
恐竜竜星
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ボウテンコウを出すためなら何でもやる!! 2位にランクインしている【恐竜真竜皇竜星】から真竜皇要素を取っ払って《源竜星ーボウテンコウ》の特殊召喚に特化させたデッキ。一見、構築が尖っているように見えますが、比較的安定して《源竜星ーボウテンコウ》を出すことができ、一度出してしまえば《源竜星ーボウテンコウ》はそれに見合う動きもしてくれます。 |
■構築 |
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【恐竜真竜皇竜星】から真竜皇要素を取っ払うことで、先攻1ターン目の2枚ハンデスを始めとする起動力と爆発力は低下しましたが、安定して《源竜星ーボウテンコウ》を特殊召喚することで《竜星の九支》をサーチ&後続のリクルートを絶えず行う事が出来るので、制圧力や防御力が上昇しました。【恐竜真竜皇竜星】ではキーカードであった《プチラノドン》や《ベビケラサウルス》は採用せず、その枠は竜星の下級モンスターに充てています。そうすることで《源竜星ーボウテンコウ》迅速に、そして繰り返し特殊召喚することが可能となりました。もちろん《源竜星ーボウテンコウ》は3積! |
■対策 |
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基本的な動きでの特殊召喚回数がそこまで多くないので《増殖するG》は刺さりません。 《魂喰いオヴィラプター》や《化石調査》でのサーチや、動きの中心を《源竜星ーボウテンコウ》に頼っているため《ライオウ》は有効。 また、これだけ《源竜星ーボウテンコウ》に頼っていると《浮幽さくら》によりEXデッキの《源竜星ーボウテンコウ》をせん滅されるとかなりきつくなります。【竜星】は墓地効果を頻繁に使用するので《マクロ・コスモス》も有効ですが、《竜星の九支》に無効にされないように発動のタイミングを見極めることが重要です。 |
■成績 トレカマーケットCS 4位 x1 |
新制限の週初め(というかまだ正式には始まっていない)という事で、サンプルが少ない(というか1大会のみ)ですが、ランキングにしてみました。
今後はより多くの大会の結果を集計していこうと思いますのでお楽しみに~(^o^)/
以上、週刊環境デッキランキング! 2017.06.13-19(新制限)でした!
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