今回は【恐竜真竜皇竜星】のデッキレシピについて考察していきたいと思います。
>>「遊戯王World Championship 2017 一般の部優勝のデッキを勝手に解説!」はこちら
SPONSORED LINK
このテーマはその名の通り【恐竜族】、【真竜皇】、【竜星】と合計3つの混合テーマです。
こんないっぱい混ぜて回るの!?とお思いの方もいると思いますが(僕もそうでした)、これが憎たらしいほど回るんです。
それでは早速、サンプルデッキについて考察していきましょう。
恐竜真竜皇竜星のデッキレシピ
>>最新の恐竜真竜皇竜星のデッキレシピはこちら
デッキレシピ紹介の前にこのテーマの軸となるカードを紹介しておきましょう!
《魂喰いオヴィラプター》
効果モンスター
星4/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500
「魂喰いオヴィラプター」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
→エースです。
《ベビケラサウルス》
効果モンスター
星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 500
(1):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
デッキからレベル4以下の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
《プチラノドン》
効果モンスター
星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 500
(1):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
デッキからレベル4以上の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
《幻創のミセラサウルス》
効果モンスター 星4/炎属性/恐竜族/攻1800/守1000
「
幻創のミセラサウルス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。 そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。
(2):自分の墓地からこのカードを含む恐竜族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。 除外したモンスターの数と同じレベルの恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは
エンドフェイズに破壊される。
《怒炎壊獣ドゴラン》
効果モンスター
星8/炎属性/恐竜族/攻3000/守1200
(1):このカードは相手フィールドのモンスター1体をリリースし、
手札から相手フィールドに攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):相手フィールドに「壊獣」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(3):「壊獣」モンスターは自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(4):1ターンに1度、自分・相手フィールドの壊獣カウンターを3つ取り除いて発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
→《魂喰いオヴィラプター》との相性抜群。
サーチできるし。相手フィールド上に出して破壊の対象に指定できるし・・・。
《真竜皇リトスアジムD》
効果モンスター
星9/地属性/幻竜族/攻2500/守2300
「
真竜皇リトスアジムD」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
地属性モンスターを含むモンスター2体を破壊し、このカードを手札から特殊召喚し、
地属性モンスター2体を破壊した場合、
相手の
エクストラデッキを確認してその中からモンスターを3種類まで選んで除外できる。
(2):このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から地属性以外の幻竜族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
《真竜皇アグニマズドV》
効果モンスター
星9/炎属性/幻竜族/攻2900/守1900
「真竜皇アグニマズドV」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
炎属性モンスターを含むモンスター2体を破壊し、このカードを手札から特殊召喚し、
炎属性モンスター2体を破壊した場合、
相手のフィールド・墓地からモンスター1体を選んで除外できる。
(2):このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から炎属性以外の幻竜族モンスター1体を選んで手札に加える。
《光竜星-リフン》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/幻竜族/攻 0/守 0
「光竜星-リフン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「光竜星-リフン」以外の「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドの「竜星」モンスターが
戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合除外される。
《炎竜星-シュンゲイ》
効果モンスター
星4/炎属性/幻竜族/攻1900/守 0
「炎竜星-シュンゲイ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「炎竜星-シュンゲイ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、攻撃力・守備力が500アップする。
《竜星の九支》
カウンター罠
(1):自分フィールドに「竜星」カードが存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。
その後、このカード以外の自分フィールドの「竜星」カード1枚を選んで破壊する。
《源竜星ーボウテンコウ》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/光属性/幻竜族/攻 0/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「源竜星-ボウテンコウ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「竜星」カード1枚を手札に加える。
(2):1ターンに1度、デッキから幻竜族モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードのレベルは、墓地へ送ったモンスターと同じになる。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
軸となるカードの紹介でした!
3つのカテゴリが複合しているので、軸となるカードも多いですね(^_^;)
SPONSORED LINK
次はお待ちかねのデッキレシピの紹介です。
こちらは東京遊戯CS 個人戦優勝のデッキレシピです。
メインデッキ x 40枚
ジュラック・アウロ x 2枚
光竜星-リフン x 1枚
ベビケラサウルス x 3枚
プチラノドン x 2枚
地竜星-ヘイカン x 1枚
灰流うらら x 3枚
魂喰いオヴィラプター x 3枚
幻創のミセラサウルス x 3枚
炎竜星-シュンゲイ x 2枚
真竜皇アグニマズドV x 3枚
真竜皇リトスアジムD x 3枚
究極伝導恐獣 x 2枚
怒炎壊獣ドゴラン x 1枚
ドラゴニックD x 1枚
テラ・フォーミング x 2枚
化石調査 x 3枚
ロストワールド x 1枚
竜星の九支 x 2枚
戦線復帰 x 2枚
エクストラデッキ x 15枚
虹光の宣告者 x 1枚
源竜星-ボウテンコウ x 2枚
HSRチャンバライダー x 1枚
ブラック・ローズ・ドラゴン x 1枚
邪竜星-ガイザー x 1枚
PSYフレームロード・Ω x 1枚
輝竜星-ショウフク x 1枚
氷結界の龍 トリシューラ x 1枚
神樹の守護獣-牙王 x 1枚
励輝士 ヴェルズビュート x 1枚
鳥銃士カステル x 1枚
No.41 泥睡魔獣バグースカ x 1枚
真竜皇V.F.D. x 1枚
幻子力空母エンタープラズニル x 1枚
サイドデッキ x 15枚
スカル・マイスター x 3枚
アーティファクト-ロンギヌス x 3枚
粘糸壊獣クモグス x 1枚
海亀壊獣ガメシエル x 1枚
ジャイアント・レックス x 1枚
コズミック・サイクロン x 3枚
ハーピィの羽根帚 x 1枚
次元障壁 x 2枚
※戦線復帰!?その理由は以降で解説。
カードの種類の割合としてはモンスターが7割以上を占めており、通常より多め。
また、手札誘発も《灰流うらら》だけ、魔法に関しては妨害札0.
一見防御が薄いように見えますが、防御札の薄さを十分カバーできる展開力でフィールドを制圧し、相手に身動きをさせなくすることが可能なデッキです。
コンボが決まったときの爆発力・制圧力・除去力が強い分、単体で機能する妨害札は少なめでもよく回るんですね。まぁ、それが出来るのは「優秀なサーチカード」があることが前提となりますが。
恐竜真竜皇竜星に戦線復帰
優秀な蘇生カードである《死者蘇生》、《ソウル・チャージ》、《リビングデッドの呼び声》を退いて、《戦線復帰》が採用されています。
主な理由は次の2点。
・蘇生魔法と比較して相手ターンに発動できるため【竜星】各種の「相手のターンにシンクロ召喚する効果」を使用することができる。
・《リビングデッドの呼び声》と比較して、通常罠であるため
《コズミックサイクロン》等で阻害されることがない。
デッキレシピの解説は以上です。
それでは次に回し方を見ていきましょう!
恐竜真竜皇竜星の回し方
まず、起点となる《魂喰いオヴィラプター》をフィールドに出すために各種サーチカードを総動員します。
《魂喰いオヴィラプター》からの動きは大きく分けて2つあります。
(1)《氷結界の龍 トリシューラ》→《幻子力空母 エンタープラズニル》の2ハンデスルート。
(2)《源竜星ーボウテンコウ》S召喚ルート
※基本的には(1)を目指しますが、レベル9に届かなかった場合や手札次第では(2)を目指す場合もあります。
この辺の展開ルートは少し複雑なので実際の対戦動画をご覧いただきたいと思います
0423東京遊戯 個人戦 準準決勝 恐竜竜星vs恐竜真竜
向かって右側の方の《魂喰いオヴィラプター》から(1)の展開を動画開始直後(1戦目)と、6分40秒当たり(2戦目)から見ることができます。
恐竜真竜皇竜星の対策
上記の対戦動画を見て頂けるとわかるように、一度展開されてしまうとアドバンテージに大きく差をつけられてしまうのが恐竜真竜皇竜星の脅威です。
ではどうするか!?
困ったときの手札誘発
先攻1ターン目の展開を妨害するには手札誘発を利用するしかありません。
手札誘発には《増殖するG》、《灰流うらら》、《幽鬼うさぎ》、《エフェクトヴェーラー》、《スカル・マイスター》など、いろいろありますが、僕がお勧めなのは《PSYフレームギア・γ》。
打つタイミングは《魂喰いオヴィラプター》のサーチ効果の発動に対して打つのがベストかと。
【恐竜真竜皇竜星】に先攻とられた時に手札誘発を引いけなかった時の絶望感は半端ないですね(´・ω・`)
まぁ、それでも相手も手札3枚消費してるので「壊れテーマ」ではないと思いますが、墓地にミセラを残してたうえで、この動きを毎ターンされるときついです。
永続罠で徹底的にメタを張る
アドバンス召喚軸の【真竜】などと比べて、展開前の除去力が比較的低い【恐竜真竜皇竜星】。
一度永続系のカードが刺されば、あとはそのまま完封できることも多々あります。
ただ先述の通り、「先攻1ターン目」に展開されてはどうしようもないので、サイチェンで永続系のカードでメタを張るときは、確実に先攻を取れる場合に限定したほうがよさそうです。
※永続系のカード:《マクロコスモス》《次元の裂け目》《サモンリミッター》《ソウルドレイン》等・・・
対策としては以上になります。
■まとめ
総括すると・・・
・手札誘発や除去カードは少なめ
・多数のサーチカードによる驚異の安定性は制限改定後でも健在
・一度展開させるとアドバンテージを得られ続ける、もしくは《源竜星ーボウテンコウ》展開で制圧される
・展開される前の対応が重要
・先攻を取れた時は永続系のカードによるメタも有効
あと、どうでもいいんですが、恐竜真竜皇竜星って名前長すぎですよね。
真竜皇恐竜星(しんりゅうおうきょうりゅうせい)とした方がシンプルかも。(1文字しか省略できていませんが・・・)
以上【恐竜真竜皇竜星】についてでした!(^o^)/
SPONSORED LINK
コメントフォーム