こんにちは。
先週に引き続きお送りします。
週刊エクストラデッキの記事になります。
今週も環境で使われているエクストラデッキのモンスター達をランキング形式でお届けします。
それでは早速みていきましょう。
[ランキング内容]
○環境エクストラデッキランキング
■集計方法
集計方法リンク先参照
■期間 (2018.01レギュレーション適用)
12月20日~12月27日
■集計デッキ数
2大会 上位12デッキ
ランキングはこんな感じでしたー。
それでは次に『今週のEXモンスター』です!
今週ぼくが注目したのはこのカードです。
《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》
登場前には『このカード、手札誘発モンスター対策に使えるんじゃね?』と言う前評判もありましたが、
手札誘発誘発モンスターが跋扈(ばっこ)する昨今でも、DP19登場後に環境に顔を覗かせることはありませんでした。
そんな最中、いきなりの18位にランクイン。
スコアは27ポイントであり100デッキ中27人がエクストラデッキに採用している計算です。
一体《ミレニアムアイズサクリファイス》に何があったのか...
少し掘り下げてみたところ、以下のことがわかりました。
次に、どのような【植物リンク】で使用されているのかを確認してみたところ《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》採用されていたデッキはこちらのようなデッキでした。
《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》、《トポロジック・ボマー・ドラゴン》のギミックを採用した、バーンワンキルが可能なデッキです。
要はそのターン中に勝負を決めたいシチュエーションが頻繁に発生するデッキという訳ですね。
同時に《捕食植物オフリス・スコーピオ》からの《彼岸の黒天使 ケルビーニ》や《アロマセラフィ-ジャスミン》の展開もでき、そのタイミングで《簡易融合》をサーチできる。
そして、そのタイミングで《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》を出しておけば、手札誘発モンスターの妨害を一度だけ阻止することができます。
ですが、このギミックにはいくつか疑問に残るところが・・・。
① 相手が妨害札を投げるならば、《捕食植物オフリス・スコーピオ》か《捕食植物ダーリング・コブラ》のタイミングで投げてくる。
→《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》を出す前に手札誘発モンスターを投げられるという事ですね。
② 《フュージョニスト》ならば《彼岸の黒天使 ケルビーニ》の素材となれる。
→バニラ融合のレベル3《フュージョニスト》であれば、このカードとレベル3モンスターで展開の起点となる《彼岸の黒天使 ケルビーニ》を出すことができます。
この二つの疑問がどうしても残ってしまい《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》の採用を決定づける理由が見つからなかったんですよね。
・・・
デッキとにらめっこする小一時間。
管理人はあることに気が付きました。
それは・・・
「この《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》は単純に《アロマセラフィ-ジャスミン》と相性がいいんじゃね?」という事。
このデッキでは主に墓地の条件さえ整ってしまえば《幽鬼うさぎ》、《灰流うらら》にひっ掛からずに《アロマセラフィ-ジャスミン》を出すところまで行きます。
《アロマセラフィ-ジャスミン》
リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/植物族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
植物族モンスター2体
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のLPが相手より多い場合、このカード及びこのカードのリンク先の植物族モンスターは戦闘では破壊されない。
(2):このカードのリンク先の自分のモンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから植物族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、自分のLPが回復した場合に発動する。
デッキから植物族モンスター1体を手札に加える。
→《アロマセラフィ-ジャスミン》出した段階で、そのリンク先に《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》を出しておくことで、その先の手札誘発を気にせずに、展開できるという訳ですね。
しかし《トポロジック・ボマー・ドラゴン》と《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》を用いたデッキでは《トポロジック・ボマー・ドラゴン》の効果でメインモンスターゾーンのモンスターカードをすべて破壊してしまうので、《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》も一緒に破壊されてしまいます。
そうなると、二回目に《トポロジック・ボマー・ドラゴン》の効果を発動するタイミングで《幽鬼うさぎ》を打たれてしまうので、1ターンキルしきれないんですね。
なので《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》防衛線を張りつつワンキルする場合は戦闘ダメージによるワンキル、もしくはそれに《フェニキシアン・クラスター・アマリリス》の効果(1回のみ使用)を合わせたワンキルとなるでしょう。
・・・
という訳で《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》を敢えて採用している理由は「勝負を決め切りたいときに置いておける」という単純な理由でした。(異論は受け付けております。)
※《捕食植物オフリス・スコーピオ》によって間接的に融合召喚できるというメリットもあります。逆に言うと、《捕食植物オフリス・スコーピオ》から持ってくるフュージョン・融合カードの候補として新たな定番(ブリリアントを採用するよりスマートな構築にできる)になるのでは?という可能性をも覗かせるカードでした。
・・・
それではまた( ^∀^)ノ
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