今日は《増殖するG》の採用率低下の理由とサイチェン事情を週刊手札誘発ランキングに乗せてお届けします!
早速ですが、今週の手札誘発ランキングを見てみましょう。
■集計方法
集計方法リンク先参照
■期間
2018年2月23日~2月28日
■集計デッキ数
2大会 上位8デッキ
上記の表は環境に於ける手札誘発モンスターの初手率を示しています。
(細かい・・・( ´Д`))
《増殖するG》の行をご覧ください。
《増殖するG》の2018.01の平均初手率は30%ほどあるのですが、今週や先々週は26,7%に留まっています。
なぜこのように初手率が下がることがあるのか?
《増殖するG》は手札誘発モンスターとして、相手の動きを妨害する上で非常に優秀ですが、一時的な下げ幅が《灰流うらら》より大きいのはなぜなのか。
これは《灰流うらら》と比較して《増殖するG》が先行を取った場合、それほど威力を発揮しないという理由で、メインデッキではなくサイドデッキに積まれていることがある為です。
つまり、ジャンケン(及びサイコロ)に相当な自信がある猛者が構築する先攻特化型のデッキには、《増殖するG》がサイドからになることがまれにあるのです。
今回入賞した《増殖するG》サイド3のリンクユニオンを使用した方も、ジャンケンに相当な自信があったに違いありません。(確信)
※今週の週刊デッキランキングはこんな感じ↓
そんな《増殖するG》に比べて《灰流うらら》は自身が先攻でも機能します。(相手の《増殖するG》を止められるのはデカい)
例えば、自分が先攻で《増殖するG》を持っており、先攻展開をしようとしたが、相手の妨害によって盤面を整えられなかったとします。
その状態のまま相手のターンになり相手は展開を始めようとしたところに、(相手の特殊召喚効果にチェーンするなどして)《増殖するG》を発動すると思うのですが、
相手によっては3-4回の特殊召喚で総攻撃力が8000を上回ってワンキルしてくることもあります。
《増殖するG》でアドバンテージを得たとしても、ライフを削り切られてしまっては何の意味も無いので、先行の場合、《増殖するG》を握れていたとしてもこのリスクを考える必要があります。
以上のように《増殖するG》が本領を発揮するのは後攻であり、先行のが確定している(負け先攻を貰える)場合などはサイドに眠っていて貰うという選択もありだと思います。
というわけで、本日は《増殖するG》の採用率低下の理由とサイチェン事情についてお伝えしました!
それではまた次回お会いしましょう!(^^)/
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