毎度ありがとうございます。
今週も「週刊エクストラデッキランキング」を発表していきます。
今日注目するのは《シューティング・ライザー・ドラゴン》が、なぜ魔術師で採用されるかについてです。
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それではまず効果のおさらいを・・・
《シューティング・ライザー・ドラゴン》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守1700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
フィールドのこのカードより低いレベルを持つモンスター1体を
デッキから墓地へ送り、そのモンスターのレベルの分だけこのカードのレベルを下げる。このターン、自分は墓地へ送ったそのモンスター及び同名モンスターのモンスター効果を発動できない。
(2):相手メインフェイズに発動できる。このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。
→シンクロチューナーなので、《水晶機巧-ハリファイバー》からの特殊召喚が基本になってきそうですね。
【魔術師】以外でも採用されそうな効果ですが、
世は
エクストラデッキきっつきつ
時代。
そう簡単にエクストラデッキに枠を割くことはできません。
そんな中【魔術師】でだけこのカードの採用枚数が必ず1枚採用されていたんですよね。
今週のエクストラデッキランキングを見てみましょう。
■集計方法
集計方法リンク先参照
■期間
2018年3月23日~3月28日
■集計デッキ数
3大会 上位13デッキ
《シューティング・ライザー・ドラゴン》の採用枚数は平均0.23枚。
決していい数字ではありませんが、下の図の通り・・・
こちらは『歴史的良環境・・・ん・・・?』でも紹介した、週刊デッキランキングですが【魔術師】の割合が23.1%。
つまり、先にも述べましたが【魔術師】では必ず《シューティング・ライザー・ドラゴン》が採用されてるんですね!
その理由はなんなのか?
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シューティングライザードラゴンと相性のいい魔術師
《シューティング・ライザー・ドラゴン》が魔術師採用される理由は2つあります。
一つは《黒牙の魔術師》と相性がよいということ。
《黒牙の魔術師》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1700/守 800
【Pスケール:青8/赤8】
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を
ターン終了時まで半分にする。
その後、このカードを破壊する。
【モンスター効果】
このカードはルール上「エクシーズ・ドラゴン」カードとしても扱う。
(1):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、自分の墓地の魔法使い族・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
今までやり場のなかった《黒牙の魔術師》のモンスター効果を生かすことができます。
すでに《クロノグラフマジシャン》がフィールドに存在する状態で、更にもう一体の《クロノグラフマジシャン》を出すことができれば
《クロノグラフマジシャン》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
【Pスケール:青8/赤8】
「クロノグラフ・マジシャン」のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、手札・デッキから「時読みの魔術師」1体を選び、
自分のPゾーンに置くか特殊召喚する。
【モンスター効果】
(1):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、手札からモンスター1体を特殊召喚できる。
(2):フィールドのこのカードを除外し、自分の手札・フィールド・墓地から、
「ペンデュラム・ドラゴン」「エクシーズ・ドラゴン」「シンクロ・ドラゴン」
「フュージョン・ドラゴン」モンスターを1体ずつ除外して発動できる。
「覇王龍ズァーク」1体を融合召喚扱いとして
エクストラデッキから特殊召喚する。
ノリトをエクシーズ召喚することもできます。
《風紀宮司ノリト》
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/光属性/魔法使い族/攻2700/守2000
魔法使い族レベル6モンスター×2
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
※《アストログラフマジシャン》でも同じ動きが可能。
そして、二つ目の理由は『安定して任意のレベルのシンクロモンスターをS召喚することができる』ためです。(実はこれが本命の理由)
これ【魔術師】以外のデッキにも言えることなのですが、魔術師では《覇王眷竜クリアウィング》を出すことができるので『相手ターンにシンクロ召喚』できるのは非常に強力です。
《覇王眷竜クリアウィング》
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外の闇属性Pモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
そのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(3):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの「覇王眷竜」モンスター2体をリリースして発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
《覇王眷竜クリアウィング》を相手ターンにシンクロ召喚できる盤面を作ることで、今まで若干心許なかった制圧力に安定性をもたらすことができます。
相手ターン凌ぐ手段として《時空のペンデュラムグラフ》に頼っていた部分を、《シューティング・ライザー・ドラゴン》で相手ターンに《覇王眷竜クリアウィング》や《PSYフレームロード・Ω》を安定して出せるようになったんですね。(これはデカい。)
《シューティング・ライザー・ドラゴン》は、今まで何となく『コレ!』っていう使い道が見つからなかったのですが、
今回ご紹介した使い方は一つの解になりそうな気がしました(^ ^)
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