数あるランク4エクシーズモンスターの中でも、ひときわ出されたくないのは《フレシアの蟲惑魔》ではないでしょうか。
ビジュアル的には120点満点なのですが(百合かな?)厄介な防御性能を持っています。
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/植物族/攻 300/守2500
レベル4モンスター×2
(1):X素材を持ったこのカードは罠カードの効果を受けない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
「フレシアの蟲惑魔」以外の自分フィールドの「蟲惑魔」モンスターは戦闘・効果で破壊されず、
相手の効果の対象にならない。
(3):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
発動条件を満たしている「ホール」通常罠カードまたは
「落とし穴」通常罠カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。
この効果は、その罠カード発動時の効果と同じになる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
本日はこのできれば遭遇したくないモンスターの対処方法について確認したいと思います。
《フレシアの蟲惑魔》の1つ目の効果に「(1):X素材を持ったこのカードは罠カードの効果を受けない。」とありますが、こちらは永続効果の一種なので、フィールドに出されてから(召喚に成功してから)適用される効果です。
つまり、神の宣告や警告は特殊召喚を無効にするため(まだフィールドに存在していない状態のモンスターに対しての発動のため)、このカードは破壊されます。
お色気を使っても神の目はまでは誤魔化せなかったということですね。(ハハッ)
罠への耐性効果やモンスター除去の誘発即時効果を持っているが、魔法カードには何の耐性もないため、《地割れ》や《地砕き》でスマートに除去できる。
他にも、採用率の高い《ブラックホール》や《クロス・ソウル》などでも簡単に除去されてしまうため、逆に《フレシアの蟲惑魔》を使う側は過信は禁物である。
しばしば比較される2枚のカードですが、これらのカードでも《フレシアの蟲惑魔》に対応することができます。
《エフェクト・ヴェーラー》であれば、実質2枚の消費となってしまいますが、相手モンスターの召喚時に《緊急脱出装置》などを発動。それにチェーンをして、《エフェクト・ヴェーラー》を発動すれば、効果を無効にした後に、相手モンスターカードを破壊することができます。
《幽鬼うさぎ》であれば、1回の効果発動は許してしまいますが、そのまま破壊できます。
《フレシアの蟲惑魔》使いは《狡猾な落とし穴》を使ってアドバンテージを稼いでくることが多いので、いずれにせよ、1対2以上の交換(自分が不利)となってしまうことが多いです。
また、残念なことに「罠カード1枚をデッキから墓地へ送って発動できる。」とありますが、これは効果ではなくコストなので、《灰流うらら》では無効にできません。
以上、フレシアの蟲惑魔の対策についてでしたヽ( ^∀^)ノ
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