流行りまくっている真竜。
大会でもほとんどのデッキに真竜が入っていますね。
(僕も使っていますが)
現環境の真竜包含率約8割ともいわれる真竜は決して無視できない存在です。
というか、一番仮想的にすべき相手なのですが、真竜はその除去力ゆえに対策しにくい事でも有名ですね。
今回はその真竜の対策方法について掘り下げて考えたいと思います。
ぱっと思いつく限り以下のものが上がられますが、これらは何れも”それほど有効ではない"、"完封しきれない"場合が多いです。
・消耗戦になるカード
・穴があるカード
・自分も影響を受けるカード
・環境ゆえの弱点があるカード
その理由をジャンルごとに見ていきましょう。
1000ライフを払って魔法罠を除外することで、墓地で効果を発動する真竜皇の永続カード群の対策となります。
一見有効そうに見え、実際有効となる場合もあるのですが、どうしても消耗戦になるんですね。
常に一対一交換か(ライフを払ったり、使用するタイミングがなかったりするので)それ以下になってしまいます。
なので、発動タイミングと汎用性は高いのですが、対策カードにはなり切れていないというのが実情。
刺さるときはがっつり刺さってそのまま完封なんてこともあるのですが、
ほとんどの場合は簡単に除去されます。
その理由は、真竜になくてはならないフィールド魔法の存在にあります。
平均採用枚数7.2枚(テラフォーミング/盆回し含む)ともいわれているのが《ドラゴニックD(ダイアグラム)》です。
ほとんどの真竜で6枚以上積まれているので、初手で8割は持っているといってもいいでしょう。
その為、先攻で《生贄封じの仮面》を伏せても,後攻で「《ドラゴニックD》を発動、真竜永続魔法破壊」で簡単に除去されてしまいます。
しかも相手の相対アドバンテージは+1です。
対策カードとして刺したのに、こんなに寒いことはないですね。
このカードを使うのであれば、守りを徹底したほうがいいです。
例えば《ライオウ》とこのカードが並んだ時の防御力は圧巻です。
しかし、サーチカードの乏しい《ライオウ》《生贄封じの仮面》を並べるのは大変です。
片方だけだとどうしても穴が出てきてしまうので、対策カードとしては不十分でしょう。
初ターンに発動できれば、相手の動きを大きく制限できるので、対策カードとしての有効性は高いですが、
いかんせん自分にも影響があるというのが、このカードの難しいところ。
今の環境でマクロコスモスで影響を受けないデッキを組むのは至難の業でしょう。
頑張ってください((*´∀`))
墓地で発動するあらゆるカードを発動できなくする。
先攻で建ててもいいのですが、こいつには注意してくださいね。
発動されたら勝負が決まったも同然というくらいアドバンテージをかっさらっていくカードです。
なので、発動するとしたら、相手がモンスターをフィールド上に出した後がいいでしょう。(真竜皇トラップで除去される可能性もあるので難しいところですが・・)
最近は後攻が発動する《ドラゴニックD》に対して《灰流うらら》も打ちにくい環境です。
僕がお勧めするのがこのカードです。
先ほどもお伝えした通り、テラフォーミングも合わせると6枚以上入っていることも多い《ドラゴニックD》に対して、《封魔の呪印》を発動できれば、後続を腐らせることもできますし、相手の動きを大きく封じ込めることができます。
またカウンター罠なので《深淵に潜むもの》で、ご紹介した《PSYフレームギア・γ》を怖がらずに発動することができます。
唯一の欠点としては、コストで魔法カードを捨てる必要があるということ。
増えすぎた手札誘発モンスターのせいで、意外と魔法カードを引かないときがあるんですよね。
ですが最近は《真竜剣皇マスターP》対策などとして《禁じられた聖杯》も有効ですのでこのカードと合わせて採用してみてはいかがでしょうか?
僕のおすすめは二積の先攻です。
最近はじゃんけんに買っても後攻をとってくる真竜も多いので、先攻でこのカードを伏せることができれば、デュエルを有利に進めることができるでしょう。
いかがでしたか?
若干今更感があるのですが今日は真竜対策カードについて掘り下げてまとめてみました。
貴方はどのような真竜対策をしていますか?
貴方のご意見・ご感想をお待ちしております^^
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