条件なしにSSできるレベル8は強えぇ!!(ガーディアンエアトス以来?)
という事で、久しぶりに興奮したので記事にしてみました。
今回は《機巧蛇-叢雲遠呂智》(きこうじゃ むらくものおろち)と相性の良いカードやテーマについて触れていこうと思います。
《機巧蛇-叢雲遠呂智》(きこうじゃ むらくものおろち)。
名前が覚え辛いのは置いといて、まずは効果を見ていきましょう。
《機巧蛇-叢雲遠呂智》
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2450/守2450
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、自分のデッキの上からカード8枚を裏側表示で除外して発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):自分のEXデッキからカード3枚を裏側表示で除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
→2つの効果を持っており、1つは自身をSSする誘発即時効果。もう1つは相手フィールドの表側表示のモンスターを破壊できる起動効果です。どちらも汎用性が高く強力な効果ですが、発動できるのは「いずれか1つ」である点についてはくれぐれもご注意ください。
また、この種のカードにありがちな「この効果で特殊召喚されたこのカードがフィールドから離れた場合除外される」みたいな誓約もないので、その点は優秀!
という事でまずはこのカードと相性の良いテーマについて観ていきましょう。
「レベル8」・「機械族」・「闇属性」と言えばこのテーマ!
ギミックパペットの初動としてランク8のエクシーズモンスターを立てる動きがあるので、それを補助する役割を担うことができます。
更に「レベル8」・「機械族」・「闇属性」それらすべてのサポートカードを共有できる点も見逃せません。(《トレード・イン》《機甲部隊の最前線》《終末の騎士》《スクラップ・リサイクラー》等)
ただ、SSする際のコストとしてデッキの上から8枚のカードを除外する必要があるので、コンボを行うテーマでは若干使い辛いという欠点もあります。
コンボパーツが飛んじゃうよ(*´Д`)
ギミックパペットと同様、機械族闇属性テーマであるオルフェゴールにおいても、それらのサポートカードを共有できるという点で《機巧蛇-叢雲遠呂智》と相性が良いです。
また、オルフェゴールではモンスターを2体並べることで《トロイメア・マーメイド》にアクセスし、《オルフェゴール・トロイメア》をリクルートすることで、その後の大量展開に繋げる動きがあるのですが、
条件なしでSS出来るこのカードはこの動きを補助することができるので、それだけで相性が良いです。
自己蘇生も可能なので《ダーク・グレファー》等のコストで墓地に送られた後にSSできるのも◎。
更に、《オルフェゴール・トロイメア》の効果で墓地へ送ったり、《オルフェゴール・クリマクス》の効果でサーチすることも可能です。
《オルフェゴール・クリマクス》で相手ターンに《機巧蛇-叢雲遠呂智》をサーチすれば奇襲的にSSすることも可能です。
ただ、先述のギミックパペットと同様にコンボデッキ故、デッキのカードが裏側除外で飛ばされてしまう懸念があるという課題はどうしても残ります。
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《機巧蛇-叢雲遠呂智》のSS効果はターンを跨げぐことで、複数回使用できますが、デッキの上から8枚裏側除外と、コストがそこそこ重いです。
40枚デッキだと使用できるのは4回までで、4回使用すると残りのデッキ枚数が(初手5枚を差し引いて)3枚になります。
なので実質3回くらいの使用にとどめておかないと、ライブラリアウトによる敗北となる可能性が高いです。
このライブラリアウトによる敗北をケアする手段として考えられるのが、単純にデッキ枚数を60枚に増やすという方法です。
5回使用しても残りデッキ枚数が15枚あるので、ある程度デッキの残り枚数を気にせずにSS効果を使用することができます。
デッキを裏側除外することで、コンボの可用性が低くなることは先述しました。
しかし、コンボを前提としないグットスタッフであれば話は違います。
打点2450の除去効果持ちのモンスターが召喚権を使わずに出てくると考えると、単純に化け物級の強さだと思いませんか?
(さらに墓地からのSSも可能だし…)
最近は《ダイナレスラー・パンクラトプス》や《拮抗勝負》などの単体能力が非常に高いカードも増えてきている為、グットスタッフに追い風が吹いているなぁと思っていましたが、
ここにきて更なる追い風、しかも突風級の。(ざわざわ)
やばい、グッドスタッフ組みたくなってきた…。
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お次は《機巧蛇-叢雲遠呂智》と相性の良いカードについてです。
《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》
《機巧蛇-叢雲遠呂智》の効果を見て、まず最初に思い浮かべたのはこのカードではないでしょうか?
このカードと《機巧蛇-叢雲遠呂智》が初手にあった場合、攻撃力2450の《機巧蛇-叢雲遠呂智》と攻撃力3200の《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》が並びます(それだけで強そう)
《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》と《機巧蛇-叢雲遠呂智》のセットは先述の【グッドスタッフ】や、《百万喰らいのグラットン》採用型の【トリックスター】とも相性が良さそうです。
(《百万喰らいのグラットン》とか《強欲で貪欲な壺》で《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》の攻守を上げまくる動きをしたい( *´艸`))
→(1)、(2)の効果を使用する為に手札から捨てるカードとして使用でき、捨てられた後も墓地からの蘇生が可能です。
もちろん《ダーク・グレファー》の効果で墓地へ送る価値も十分にあるカードでもあります。(《終末の騎士》、《スクラップ・リサイクラー》でも墓地へ送ることができます)
《魂吸収》
→《魂吸収》を発動しておけば、1度のSSで4000ライフを回復することができます。
4000ライフは軽視できない数値。
更に相手のターンにもSS効果を使えるので、8000ライフ、うまく行けば往復で12000以上のライフ回復も視野に入ります。
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→裏側除外されているカードは、再利用不可能と思われがちですが、《PSYフレームロードΩ》の(2)の効果の様に「カードの種類を指定しない」効果を使用すれば、裏側除外のカードに触ることができます。
敢えてコンボをする必要はないかもですが、覚えておいて損はないでしょう。
《BM-4ボムスパイダー》
→このカードの(1)の効果は自己蘇生を繰り返せる《機巧蛇-叢雲遠呂智》と相性が良く、このカードの(2)の効果も相手フィールドの表側表示のモンスターを破壊できる《機巧蛇-叢雲遠呂智》の(2)の効果と効果とシナジーします。
種族、属性も含め全ての要素がかみ合っており「非常に相性が良い」と言っても過言ではありません。ですが…そもそも効果が強くないことに気づいてしまいました…。(《BM-4ボムスパイダー》を上手く使う方法募集…)
まとめ
いろいろ紹介してきましたが、総じて言えることは
このカードを見て【グッドスタッフ】を作りたくなった僕がいます。(もしくは《百万喰らいのグラットン》入りの【トリックスター】)
ギミパペでもオルフェでもそれなりに使えそうではありますが、やはり裏側除外で必要札が飛ばされてしまうリスクが怖いんですよね。
強いデッキを目指すのであれば、
展開系より、低速ビートダウン系のデッキなのかなぁと思いました。
あと《魂開放》との回復コンボがどれくらい機能するかも気になるところ。
という事で今回は《機巧蛇-叢雲遠呂智》と相性の良いテーマとカードについてのご紹介でした!
また次回記事でお会いしましょう(^ー^)ノ~
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