大捕り物 裁定

大捕り物の覚えておきたい裁定4選と使い方について


どうも、ポッターです。

 

今日は何のコストも要せずに相手のモンスターを奪える永続罠、《大捕り物》の裁定と使い方について整理してみました。

 

最近、環境でも良く見かけるカードなので、ここでしっかり裁定を覚えて、実戦に活かしていきましょう!

 

あ、ちなみにこのカードの名称ですが、大物取り(おおものとり)ではなく、大捕り物(おおとりもの)が正解なのでお間違いのないようにご注意ください!(たまに間違って読まれているかたいらっしゃるので念のため。さらに余談ですが《大捕り物》の意味は、犯罪者逮捕時にその場がにぎわっている様子の事だそうです。日常的に使えそうですね(ぇ))

 

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それではまずは《大捕り物》の効果から見ていきましょう。

 

《大捕り物》

永続罠
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターのコントロールを得る。そのモンスターは自分フィールドに存在する場合、攻撃できず、効果を発動できない。そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。

→最初にこのカードの効果を読んだときは、

 

「ああぁ、また中途半端に強いカード出たなぁ~(´_ゝ`)」

 

位の認識だったのですが、とんでもなかった。

 

このカード”めちゃくちゃ強い”とまではいかないとしても、

 

”中途半端に強い”とは一線を画す性能を持っています。(抽象的な表現で申し訳ない)

 

このカードの強さについては後述するとして、まずは気になる裁定を見ていきたいと思います。

 

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大捕り物の裁定

それでは《大捕り物》の裁定について1つずつ見ていきましょう。

 

大捕り物が破壊された時の裁定

《大捕り物》の効果処理後、つまり対象のモンスターのコントロールを奪った後に《大捕り物》が破壊された場合、対象のモンスターのコントロールは元々の持ち主に戻ります。

 

例えば、

 

自分:《トロイメア・フェニックス》SS。効果発動、対象セットカード(《大捕り物》)

相手:チェーンして《大捕り物》発動。対象《トロイメア・フェニックス》

 

となった場合、まず《大捕り物》の処理で《トロイメア・フェニックス》は相手フィールド上に移り、その後《トロイメア・フェニックス》の効果処理で《大捕り物》が破壊され、《トロイメア・フェニックス》自分フィールド上に帰ってきます。(この時《大捕り物》の効果で《トロイメア・フェニックス》の効果が適用できなくなる、という事はありません。すでに《トロイメア・フェニックス》の効果は発動済みなので《大捕り物》の「効果を発動できない」の一文は意味をなさないんですね。)

 

大捕り物の対象が効果適用前に裏守備になった時の裁定

《大捕り物》の効果対象になったモンスターが処理時に裏守備になっていた場合、コントロール奪取効果は適用されます。

 

その後、当該モンスターがリバースしても「攻撃不可、効果発動不可」となります。

 

例えば、

 

自分:《大捕り物》を相手フィールドの《ダーク・グレファー》を対象に発動。

相手:《ダーク・グレファー》を対象に《月の書》を発動。

 

となった場合、逆順処理で《ダーク・グレファー》が裏側守備表示になった後、自分フィールドに《ダーク・グレファー》のコントロールが移ります。

その後、自分が《ダーク・グレファー》を反転召喚した場合でも「攻撃不可、効果発動不可」となります。

 

また、効果適用前に対象に取ったモンスターがフィールドからいなくなった場合は、大捕り物の効果処理は行われず大捕り物はフィールドに残り続けます

 

大捕り物の対象が効果適用後に裏守備になった時の裁定

大捕り物の対象となって、コントロールの奪取がすでに行われているモンスターが裏側守備表示になった場合、《大捕り物》は発動時に対象にしたモンスターを対象に取らなくなりますがフィールドに残り続けます。

 

また、裏側守備表示になったモンスターのコントロールは戻らず、リバースした場合、攻撃宣言と効果の発動は可能となります。

 

例えば、

 

自分:《大捕り物》を相手フィールドの《ダーク・グレファー》を対象に発動。

自分:《大捕り物》の効果処理後、《月の書》を《ダーク・グレファー》を対象に発動。《ダーク・グレファー》を反転召喚。

 

とした場合、自分は《ダーク・グレファー》の効果を発動でき、攻撃宣言も行えます。

 

《リビングデッドの呼び声》等と同様、永続罠との関係が断ち切られる、という裁定です。

 

大捕り物が無効になった場合の裁定

《大捕り物》の効果処理後に同カードの効果が無効になった場合は、対象となったモンスターのコントロールは元々の持ち主に戻ります。

 

 

しかし、その状態でも《大捕り物》は対象モンスターを対象に取り続け、無効化がなくなった場合は直ちに対象モンスターのコントロールを再び奪取します。

 

例を挙げると、

 

自分:《大捕り物》を《水晶機巧-ハリファイバー》に対して発動。

相手:効果処理後に《王宮のお触れ》を発動。

 

とした場合、自分フィールド上にいた《水晶機巧-ハリファイバー》は相手フィールド上に戻ります。この《水晶機巧-ハリファイバー》は攻撃でき、効果も発動可能です。

 

自分:《王宮のお触れ》処理後に、《サイクロン》で《王宮のお触れ》を破壊。

 

とした場合、《王宮のお触れ》の破壊が確定した瞬間に自分は《水晶機巧-ハリファイバー》コントロールを再び奪う事ができます。(攻撃および効果発動不可)

 

 

こんな感じで、何ともややこしい裁定ですが、よく遭遇するカードなので覚えておいて損はないハズです!

 

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大捕り物の使い方

このカード1枚で相手の展開を止めることができるのはもちろん、相手のバトルフェイズ開始時に相手フィールドの最も攻撃力が高いモンスターを奪ってしまえば、そのターンダメージを受けずにやり過ごすこともできます。

 

破壊耐性を持つモンスターを奪ってリンク素材などにすることで間接的な完全除去もできます。(【閃刀姫】リンクモンスターや【サンダー・ドラゴン】の融合体に強いのもポイント高いです)

 

この様に妨害札でありながら、優秀な捲り札としての役割も兼ねるカードなので、今後環境でも見かけることが多くなりそうなカードです。

 

特に【メタビート】系のデッキ、今(2019.01)でいう【オルターガイスト】や【サブテラー】とはかなり相性が良さそう。

 

まとめ

大捕り物についてまとめると…

 

 

・裁定がやたらややこしい。

 →破壊されたらコントロール戻る

 →効果処理前に裏守備なら表になっても攻撃効果発動不可

 →効果処理後に裏守備なら制約なし

 →効果無効になったらコントロールは戻るけど対象は取り続けて、無効終わったら再び奪取。

・裁定がややこしいけど、使用率の高さ故、ちゃんと覚えておいたほうが良さそう。

・効果自体は非常に強力で使い方もいろいろ

・特にメタビート系のデッキと相性が良さそう

(長い)

 

という、展開系を使っている人にとっては非常にメンドクサイカードであると同時に、メタビート系使用者にとっては実質強化となった《大捕り物》。

 

というか今まで罠カードでコントロール奪取って《調律師の陰謀》とか

 

《調律師の陰謀》

永続罠
相手フィールド上にシンクロモンスターが特殊召喚された時に発動する事ができる。
そのシンクロモンスター1体のコントロールを得る。この効果でコントロールを得たモンスターは破壊された場合ゲームから除外される。
そのモンスターがフィールド上に存在しなくなった時、このカードを破壊する。

 

 

《ダブルマジックアームバインド》とか、

 

《ダブルマジックアームバインド》

通常罠
(1):自分フィールドのモンスター2体をリリースし、
相手フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
その表側表示モンスター2体のコントロールを自分エンドフェイズまで得る。

 

効果は強力なんですけど、発動条件が限定的過ぎて汎用性に乏しい印象があったので、そいういう意味ではこのカードは「コントロール奪取系罠カードの革命児的存在」と言っても過言ではない程の使いやすさを備えてると思います。

 

今後どのように使われていくのか楽しみですわ(;´Д`)

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