登場以降、すぐさま環境で一強の座を奪い取り、2か月たった今も環境に君臨し続けています。
そんなスパイラルですが、デッキタイプが何種類かあるようなので、本日はその辺について考えたいと思います。
SPYRALのデッキタイプについて考えるときに、一番最初に頭に浮かぶのがこのカードの採用可否です。
このカードの目的は現在制限カードの《テラ・フォーミング》と同様、デッキの《SPYRAL RESORT》もしくは《竜の渓谷》を発動すること。
もともと、真竜時代にも《ドラゴニックD》をサーチするための需要があったカードですが2017.10のレギュレーションで《テラ・フォーミング》が制限カードとなってしまった影響や《亡龍の戦慄-デストルドー》の登場により、以前よりも需要が高まったという訳ですね。
《盆回し》は絶版になっていない(販売中の)パックでノーレアというレアリティにも関わらず、一時期買取1700円にまでになったこのカードを採用するか否か、これはSPYRALデッキを構築するうえで大きな分岐点になります。
で、
毎度おなじみ、環境調査のポリシーに則って2017.10のレギュレーションにおける大会上位者の使用デッキを調査しました。
すると以下の様な結果に・・・。
■調査対象:35デッキ
[盆回し有:32]
デスドルド有:27
デスドルド無:5(内《トーチ・ゴーレム》採用型1)
[盆回し無:3]
※《隣の芝刈り》や《古代の機械》を使った展開をするデッキはありませんでした。
という訳で「ほとんどのデッキ(91%)が《盆回し》を採用している」という事がわかりました。
《トーチ・ゴーレム》のギミックが登場して2週間くらいしかたっていないので、今後は《トーチ・ゴーレム》採用型も増えていくかもしれません。
次に、SPYRAL盆回し有り・無し、それぞれのデッキレシピについて観ていきましょう。
■《盆回し》有のデッキの中でも、実に全体の77%を占めた《亡龍の戦慄-デストルドー》採用型。
特徴:「ダンディが1枚のみ」「手札誘発が10枚とちょっと多め」「デッキ枚数41枚に抑える」「副葬なし」
■次に多かった《盆回し》有の《亡龍の戦慄-デストルドー》非採用デッキです。
特徴:「メインデッキ枚数48枚とわりと多め」「チキンレースとSPYRAL RESORT以外のフィールド魔法非採用」
■盆回し有の最後は《トーチ・ゴーレム》採用型です。
特徴:「なんといっても《トーチ・ゴーレム》3積」「エクストラ圧迫ぎみ」「《トーチ・ゴーレム》1枚からのワンキルにはこだわってなさそう」「機械複製術は非採用」「手札誘発枚数は11枚ながらも《浮幽さくら》は非採用」
■盆回し非採用型デッキレシピです。
特徴:「手札誘発は9枚」「増援1枚」そのうえで「メインデッキは40枚ぴったり」とかなり事故りにくい構築。
逆に考えるとほかのデッキは、デッキ枚数を増やしたり、他のサーチ手段を削ったり、手札誘発を減らしたりしてまでも《SPYRAL RESORT》にたどり着きたいという訳です。まぁ効果が強すぎるんでしょうがないですが・・・。
という訳で、ここまでで4つのデッキタイプを紹介しましたが、今回分類した要素である《盆回し》や《亡龍の戦慄-デストルドー》そして《トーチ・ゴーレム》以外にも、手札枚数の数であったり、《おろかな副葬》の採用有無であったり、SPYRALにはいろいろな型があることがわかりました。
ですが、基本は《盆回し》&《亡龍の戦慄-デストルドー》採用型のSPYRALを仮想敵とみて間違いないと思います。
僕も、上記で紹介したデッキを仮想敵として、それに対抗できるようなガガガデッキの構築に勤しみたいと思います。
それではまた次回ヽ( ^∀^)ノ
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