こんにちはポッターです。
今日は、今レギュレーションにおける除去妨害カードのランキングの発表と共に、半魔導帯域の使われ方についてちょっとだけ触れておこうと思います!
それではまずは今週のランキング結果をご確認ください!
今レギュレーションの除去妨害カードランキングも11週目となり、いよいよクライマックスに差し掛かってまいりました。
そんな中、今回フォーカスするカードは今レギュレーションへの制限改定が行われた当初から、環境で一定の採用率を保持している《半魔導帯域》についてです。
ここで効果を振り返っておきましょう。
《半魔導帯域》
→現環境では主に(1)の効果の対象耐性と破壊耐性を持たせることで、《幽鬼うさぎ》や《エフェクト・ヴェーラー》、《無限泡影》など、流行りの手札誘発モンスターを無力化するのに使われています。※ちなみに(2)の効果は現レギュレーションではあまり使われていませんが、2017.04頃は【真竜】デッキ(《ドラゴニック・D》)対策として《盆回し》とセットで用いられていました。
そんな半魔導帯域ですが、現環境ではどのようなデッキで採用されているのかというと…
今期において半魔導帯域が採用されているデッキとして、最初に思い浮かぶのは剛鬼デッキではないでしょうか?
実際、環境で入賞を収めるほとんどの【剛鬼】で、半魔導帯域が採用されています。理由は、【剛鬼】などの大量展開型のデッキの場合、最初に盤面を固めてしまえば、そこで勝負がほとんどついてしまうので、「いかにして最初に盤面を固めることができるか」が最重要課題になってきます。その為、他の妨害カードよりも優先して半魔導帯域が採用されるんですね。そいういう意味では《レッド・リブート》とライバル関係にあります。
となると【剛鬼】だけではなく同じく大量展開型デッキである【たんぽぽサンバ】や【植物リンク】でも採用されます。(【リンクユニオン】、【SPYRAL】では《ユニオン格納庫》《SPYRAL RESORT》とそれぞれ競合するので採用は難しいです)
半魔導帯域といえば【剛鬼】というイメージがありますが、上記でお伝えした通り実際に他の大量展開型デッキでも使用されているので、ご注意ください。
「半魔導帯域は強いからメタバースとセットで採用しよう!」
いやいや(;^ω^)
上記した大量展開型デッキの命題である「いかにして最初に盤面を固めることができるか」は先攻1ターン目、もしくは後攻1ターン目に行いたい場合がほとんどなので、罠カードであるメタバースは遅いんですね。
そもそも、半魔導帯域の発動は自身のメインフェイズ1の開始時のみにしか発動できない為、相手ターンに発動することもできないし(それ以前に相手ターンに発動する意味はない・・・)
であれば 《テラ・フォーミング》!
という考えもあるかと思いますが、これも有効な手段ではありません。先ほども申し上げた通り、半魔導帯域の発動タイミングは自分のメインフェイズ1の開始時なので、《テラ・フォーミング》で《半魔導帯域》をサーチ後にこのカードを発動はできないんです。
なので半魔導帯域を採用するのであれば、純粋に半魔導帯域のみを採用すべきで、サーチカードなどは不要となります。
結論からいいますと、半魔導帯域では《灰流うらら》、《PSYフレームギア・γ》の効果はともに無効にはできません。
ですが《PSYフレームギア・γ》の効果で、効果を無効にして破壊しようとしたモンスターに関しては、効果処理時にフィールドにいれば効果は無効になるものの、半魔導帯域の効果が適用されることで「破壊」は免れます。
特殊召喚・チューナー・効果モンスター
星2/光属性/サイキック族/攻1000/守 0
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、その発動を無効にし破壊する。この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
《灰流うらら》と《PSYフレームギア・γ》の効果はともに対象を取る効果ではないので、半魔導帯域の効果が適用されていたとしても発動自体はできちゃうんです。
まとめ
いかがでしたか?
最近では《レッド・リブート》にお株を奪われがちな《半魔導帯域》ですが、今週は初手率14.8%と約10週間ぶりの10%越えでした。
2018.10の改定内容次第では、採用率10位以内に返り咲く可能性もあるカードなので、今後要チェックです。
(《魔法族の里》も結構使われてる(18位)し、最近フィールド魔法が熱いな!《タイフーン》や《砂塵の大嵐》などで、しっかり対策していきましょう)
それでは今日はこの辺で!最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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