こんにちはポッターです。
今日は「EXTRA PACK 2017」で登場(来日)したヴェンデットについてまとめてみました。
「EXTRA PACK 2018」で新規強化されたカードも含め、ヴェンデットと相性の良いカードや回し方の参考になる動画も掲載しておりますのでよかったら見ていってください。
【ヴェンデット】はTCG産のテーマでEXTRA PACK 2017にて来日しました。その時はわずか5種類のみの収録でしたが「EXTRA PACK 2018」で新たに13種類のカードがOCG化し、大幅に強化されました。「EXTRA PACK 2018」のカードの中でも、リンクモンスターの《アドヴェンデット・セイヴァー》はTCGでは未発売のOCG新規カードです。TCG未発売でOCG新規カードと聞くと【SPYRAL】の《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》の例(たった1枚で【SPYRAL】を環境トップに押し上げたカード)を思い出しますね(^_^;) 今回のヴェンデットのリンクモンスターもチェックしておきたいところです!
また、海外では儀式素材にすることで、相手の特殊召喚を封じる《儀式魔人リリーサー》が禁止カードになっていますがOCGでは未規制です!《儀式魔人リリーサー》を使う事でTCGでは実現できなかったコンボが誕生するかもしれないと思うとワクワクしてきました。
それではまず、ヴェンデットカードの一覧から見ていきましょう。
メインデッキのモンスターカード・魔法罠カード・EXデッキのモンスターカードの順にご紹介していきます!
《ヴェンデット・コア》
→墓地からアンデット族を除外することで自己蘇生できるカード。墓地のアンデット族を除外できるので【不知火】各種カードと相性が良いです。対象耐性を得られるのもなかなか強力で《リヴェンデット・ボーン》の身代わり効果と合わせると相手は《リヴェンデット・スレイヤー》の除去に苦戦するでしょう。また、レベル1なので《ワン・フォー・ワン》や《リンクリボー》等のサポートカードにも恵まれています。
《ヴェンデット・アニマ》
→除外されているヴェンデットモンスターを帰還させることができる。ほとんどのヴェンデットモンスターは自己やほかのヴェンデットモンスターを除外する効果を持っているので帰還対象に困ることは無いでしょう。
《ヴェンデット・レヴナント》
→儀式モンスターに強力な除去効果を付与できますが《儀式魔人リリーサー》と範囲が被るので、リリーサを採用するのであれば、後述のヘルハウンドの方が優先されるでしょうか。
《ヴェンデット・ヘルハウンド》
→フリーチェーンでバックを割れるのは優秀。《儀式魔人リリーサー》とこのカードで《リヴェンデット・スレイヤー》を出せれば、突破困難な盤面を敷くことができるでしょう。
《ヴェンデット・ストリゲス》
→(1)の効果はデッキ等から墓地へ送られた場合でも発動できるので、様々なコンボが考えられます。(2)の手札交換効果はターン制限がないので後述のフィールド魔法《ヴェンデット・ナイト》とのコンボで複数回の手札交換が可能です。((2)のターン1は効果を付与する効果に対しての制約)
《リヴェンデット・スレイヤー》
→このテーマのエースモンスター。ヴェンデットは墓地の儀式モンスターを儀式召喚することができるので、(2)の効果で儀式素材を墓地へ送れば、儀式魔法を使ってこのカードや墓地へ送った儀式モンスターを降臨することも可能です。
《ヴェンデット・キマイラ》
儀式・効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻2300/守 0
「ヴェンデット」儀式魔法カードにより降臨。このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが儀式召喚のために、リリースまたは除外された場合に発動する。相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
→(1)破壊耐性はありがたいが、《リヴェンデット・ボーン》が墓地にあれば、身代わり効果を持たせることができるので、あえて攻撃力が低く、墓地へ送られた時の効果がないこのカードを出す意味は薄いか…。
(2)の効果は永続で相手フィールドのすべてのモンスターの攻守を下げられるので、大量展開した後に発動できれば、相手の1キルをしのぎきることができるかもしれません。
《ヴェンデット・バスタード》
→【ヴェンデット】でも言えることですが、現環境では主に破壊された時、場合に発動するモンスター効果が多いので(1)の効果は主にモンスターを指定することが多くなるでしょう。
(2)の効果で後続の儀式モンスターをサーチすることができますが、おそらく儀式モンスターが墓地に送られた時に必要になるのは儀式魔法である場合が多いので、後続の事を考えると《リヴェンデット・スレイヤー》が優先されるか。
《リヴェンデット・エグゼクター》
→《リヴェンデット・スレイヤー》として扱うので、立ち位置としては同カードのパワーアップバージョンと言ったところでしょうか。
(2)の効果で相手は魔法、罠カードも対象にとれなくなるので、ロック系のカードと好相性。(3)の効果はヴェンデットカードを種類を問わずにサーチできる代わりに、デッキのカードを墓地へ送る効果がなくなってしまいました。
また【ヴェンデット】において儀式召喚に必要なレベルが大きいという事は、その分付けられる耐性や効果も多い、という事にもなります。素材次第では非常に強力なモンスターになることも出来そうなので、このデッキの切り札的役割を担う事になるでしょう。(イラストもカッコいい!)
《ヴェンデット・チャージ》
→万能リクルート効果はありがたく、手札コストもアンデット族モンスターであればメリットにもなり得ます。
《ヴェンデット・リボーン》
→相手モンスターをリリースで除去できるので、優秀な除去カード+壁1枚と割り切って使うのも手です。
《ヴェンデット・リユニオン》
→実質、儀式魔法の役割を担えますが、除外から持ってくる効果+罠カードなので、初動にはなりにくいです。
《ヴェンデット・リバース》
→こちらも罠カードなので1手遅いですが、見方を変えれば《墓穴の指名者》で狙われたモンスターを(1)の効果で逃がす等の使い方もできるので一長一短と言えます。(2)の効果は除外リソースを《ヴェンデット・アニマ》と喰いあうので兼ね合いに気を付けて使いたいところです。
《リヴェンデット・ボーン》
→このテーマの中核となる儀式魔法。通常の儀式魔法とは異なり墓地のアンデット族を除外することもできるので消費枚数を最小限に抑えることができます。身代わり効果はありがたいですが、後述する《儀式の準備》の効果でサルベージできなくなってしまうので、出来ることなら使いたくないんですよね。
《リヴェンデット・バース》
→ヴェンデットモンスターであれば、デッキのモンスターを儀式素材とすることもできます。《リヴェンデット・ボーン》が墓地にあれば、デメリットを避けることもできますが、先述の通りなるべく使いたくないシチュエーションもあるので、状況を加味して使っていきたいところです。また、このカードを使う上での注意点したい点が2つあります。1つは、ヴェンデットモンスターが儀式素材としてリリースされたことによって儀式モンスターに付与される効果は、ヴェンデットモンスターがフィールドからリリースされる必要がある為、このカードの効果でデッキからリリースしたモンスターの効果は付与されません。2つ目は《リヴェンデット・ボーン》とは異なり、リリースするモンスターの合計レベルと儀式モンスターのレベルは同じになる必要があります。以上2点に注意して《リヴェンデット・バース》を正しく使っていきましょう。
《ヴェンデット・ナイトメア》
→(1)の効果による恩恵は儀式素材とする際にレベルを揃えることができることくらいでしょうか。あまり使いどころがなさそうです。(2)の効果は永続で1000ポイントアップと、数値としてはなかなか大きいですが、高速化した現環境において、この効果が活きるのかと言われると微妙…。
《ヴェンデット・ナイト》
→(1)の効果は、このカードを維持することで任意のヴェンデットモンスターを手札に加え続けることができる。ヴェンデットでは墓地リソースを手札リソースの様に扱える効果を持つカードが多いので手札コストも比較的気になりません。(2)の効果で【ヴェンデット】の課題となっていた展開力のなさを穴埋めできるかと言われると微妙。連続で直接攻撃はできないので、このカードがフィニッシュまでの時間を大きく縮めてくれるかのかと問われると微妙そう…。
《アドヴェンデット・セイヴァー》
→TCG未登場でOCG化されたヴェンデットリンクモンスターです。【ヴェンデット】でEXデッキのモンスターを特殊召喚できる箇所を増やす意味は薄いですが、(3)の効果は相手モンスターとの戦闘時に《おろかな埋葬》を打てるので動きの幅を広げてくれます。また、墓地のヴェンデットカードを手札に加えることができるので、ヴェンデット儀式魔法を繰り返し利用するといった動きが可能です。
あと「リヴェンデット・スレイヤー」として扱うので《リヴェンデット・ボーン》の身代わり効果も適用できますね。
というか、素材がヴェンデット指定ではないんですね。実質アンデット族サポートカードじゃないですか…。
アンデット族サポートカード
詳しくは、アンデット族サポートカードを参照!と言いたいのですが、すみません作成途中なので以下動画で使用されているカードを紹介します。
以下の3枚を採用する事で《不知火の隠者》1枚から、非チューナーのレベル4モンスター1体+チューナーのレベル4モンスター1体を並べることができるので、レベル8シンクロやランク4エクシーズモンスターを出すことができるギミックです。動画でもこのギミックを採用して主に《PSYフレームロードΩ》をシンクロ召喚しているのですが、このギミックを入れるか、【ヴェンデット】オンリーの構築で行くかはあなたの好み次第です。
《馬頭鬼》
《ユニゾンビ》
《不知火の隠者》
《落ち武者》
→後述の動画ではたくさん使われていたので載せておきますがEP18の新規ヴェンデットが来ればあまり使われなくなるような気がしてます。用途としては《ユニゾンビ》と同様、アンデット族を墓地へ送ることですが、こちらは《不知火の隠者》からリクルートできず、効果発動のタイミングも召喚時なので、蘇生等にも対応していません。その代りに準アタッカークラスの攻撃力と(2)の効果も持ち合わせているので《ユニゾンビ》とこのカード、どちらを優先するかはデッキの内容や環境次第になります。
儀式サポートカード
詳しくは、儀式召喚サポートカード参照!と言いたいところですが、こちらもまだ作成途中ので、今回は【ヴェンデット】と特に相性が良いと思われるカードを紹介しておきます。
《儀式魔人リリーサー》
→《儀式魔人リリーサー》はTCGでは禁止カードです。冒頭でもお伝えしましたが、大事なことなので2回言いました。
《儀式の準備》
→《リヴェンデット・エグゼクター》以外のヴェンデット儀式モンスターをサーチできる。されに、墓地にある《リヴェンデット・リボーン》等のカードをサルベージも可能。状況次第で純粋に1アドになれるカードは強いです。
《マンジュ・ゴッド》
→EP18の新規カードでも、儀式魔法をサーチする効果を持ったヴェンデットカードは儀式モンスターである《リヴェンデット・エグゼクター》だけでした。
儀式魔法サーチしたいのに、儀式モンスターを出さなきゃダメって・・・初動としては使えないですよね。そういう意味では手軽に儀式魔法をサーチできる効果を持ったこのカードは非常に重宝されます。
ヴェンデットの対戦動画になります。
[掲載時]
引用URL:https://www.youtube.com/watch?v=PDp8Y5XmMtI
作成者様:SNOO GAMES様
以上、ヴェンデットについてでした!
※「回し方」と「デッキの特徴や種類」については整理でき次第ご紹介いたします。
墓地からの儀式召喚は蘇生制限関係ないですよ。ネクロスの反魂術等と同様に墓地からの儀式召喚も正規の召喚方法なので蘇生制限はかかりません
ご指摘ありがとうございます!修正いたしました。