こんにちはポッターです!
今日は週刊デッキランキングをお届けするとともに、今週ランクインした【ヴェンデット】デッキについて触れていきたいと思います。
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それでは早速見ていきましょう!
(以下参考資料)
※今週から「平均」の集計方法を一部変更しています。変更内容としては当該週に集計されたデッキ数の重みづけを追加しました。といっても良く分からないですよね(^-^; ちょっと説明が難しいので詳しく知りたい方はDMください!
イヤァまさに群雄割拠環境ですね…!!!
心配していた【ガンドラワンキル】等の先攻1キルもそこまで流行らず、今レギュレーション(2018.10)の序盤は低迷気味であった【オルターガイスト】も2018.07の勢いを取り戻してきており、環境には高速デッキと低速デッキが拮抗しています。
そんな中、統計史上初めて今週ランクインを果たしたのがアンデット族の儀式テーマである【ヴェンデット】です!
魔神儀の登場といい【サイバー・エンジェル】の強化といい、最近儀式テーマが熱いですね!
まぁ、今週ランクインした【ヴェンデット】は魔神儀は使われていないのですが(^_^;)
という訳でまずはレシピの方を見ていきましょう!!
■サイドデッキ
ラーの翼神竜ー球体形 2
アンデットワールド 1
屍界のバンシー 1
レッドリブート 2
拮抗勝負 3
コズミックサイクロン 1
深淵の宣告者 3
DDクロウ 1
ダイナレスラーパンクラトプス 1
今回入賞したヴェンデットデッキの特徴について観ていきたいと思います。
いわゆる出張ではなく、たっぷりヴェンデットモンスターが組み込まれておりました。モンスターの効果についてはこちら→【ヴェンデット】
アンデット族テーマの安定性をもたらす《不知火の隠者》、《ユニゾンビ》の採用や、爆発力を上げる《馬頭鬼》、《牛頭鬼》、《ゾンビキャリア》、《シノビネクロ》、《グローアップ・バルブ》も採用され、それらを起点に大量展開するデッキの様です。
儀式素材にすると相手のみ特殊召喚を封じることができる《儀式魔人リリーサー》。
《儀式魔人リリーサー》
この
《儀式魔人リリーサー》を素材に儀式召喚!
という動きは必須なので《儀式魔人リリーサー》は3積みなのかなぁと思いきや、2積みなんですね。
その理由については後述の”展開力”の章でお伝えします。
因みにこのカード、海外のTCGレギュレーションでは禁止カードです!
デッキの強さの指標の一つとなる自由枠の多さですが、このテーマはコンボテーマで必須枠が多いと思っていたのですが、意外と自由枠が多く、12枚の汎用妨害札を採用しています。
以下がヴェンデット展開の内の1つです。(サモソ無し)
ヴェンデット 展開
サモソ無し
Ωは好きな人はクリスタルでも可 pic.twitter.com/l02II575XQ— カードショップ LRYZY (@RLryzy) September 14, 2018
■使用カード
【メインデッキ】
・《不知火の隠者》
・《儀式の下準備》
・《ユニゾンビ》
・《リヴェンデット・スレイヤー》2
・《リヴェンデット・ボーン》2
・《シノビネクロ》
・《ヴェンデット・ストリゲス》
・《儀式魔人リリーサー》
【EXデッキ】
・《虹光の宣告者》
■初手
・《不知火の隠者》
・《儀式の下準備》
■手順
1.《不知火の隠者》NS.効果でリリースして守備力0の《ユニゾンビ》をリクルート。
2.《ユニゾンビ》効果で《シノビネクロ》を墓地へ落とす。
3.《儀式の下準備》を発動。《リヴェンデット・スレイヤー》Aと《リヴェンデット・ボーン》Aを手札に加える。
4.《リヴェンデット・ボーン》A発動。墓地の《不知火の隠者》《シノビネクロ》を除外し、手札から《リヴェンデット・スレイヤー》をSS。
5.《シノビネクロ》の除外された時の効果で自身をSS。
6.《ユニゾンビ》と《リヴェンデット・スレイヤー》Aで《水晶機巧-ハリファイバー》をE2にリンク召喚。
7.《水晶機巧-ハリファイバー》効果で《グローアップ・バルブ》をSS.《リヴェンデット・スレイヤー》の墓地へ送られた時の効果で《リヴェンデット・バース》を手札に加え、《ヴェンデット・ストリゲス》を墓地へ送る。
8.《ヴェンデット・ストリゲス》が墓地へ送られた場合の効果で手札の《リヴェンデット・バース》を見せて《ヴェンデット・ストリゲス》を蘇生。
9.《リヴェンデット・バース》効果でデッキの《リヴェンデット・スレイヤー》Bを墓地へ送り、《リヴェンデット・スレイヤー》Aを墓地から儀式召喚。
10.《グローアップ・バルブ》と《リヴェンデット・スレイヤー》Aで《シューティング・ライザー・ドラゴン》をM1にシンクロ召喚。《シューティング・ライザー・ドラゴン》効果で《儀式魔人リリーサー》を墓地へ送り自身のレベルを4にする。
11.《シノビネクロ》と《ヴェンデット・ストリゲス》で《虹光の宣告者》をM3にシンクロ召喚。
12.《シューティング・ライザー・ドラゴン》と《虹光の宣告者》でレベル8シンクロモンスターをM1に特殊召喚(任意)
13.《虹光の宣告者》の墓地へ送られた場合の効果でデッキから《リヴェンデット・ボーン》Bを手札に加える。
14.《リヴェンデット・ボーン》B効果で墓地の《ユニゾンビ》と《儀式魔人リリーサー》を除外して墓地から《リヴェンデット・スレイヤー》を儀式召喚。※《儀式魔人リリーサー》のルール効果で儀式召喚のためのリリースとなる代わりに自身を墓地から除外する効果を適用することが可能。
■最終盤面
【フィールド】
・《水晶機巧-ハリファイバー》
・レベル8シンクロ
・《リヴェンデット・スレイヤー》(相手に特殊召喚できない効果を付与)
【墓地】
・《リヴェンデット・ボーン》2枚(ヴェンデットモンスターに効果戦闘破壊耐性)
・効果未使用の《グローアップ・バルブ》。
→《儀式魔人リリーサー》は《シューティング・ライザー・ドラゴン》で落とすんですね…。これは安定するわ...。
→上記の展開は一例なので、ここに《馬頭鬼》、《牛頭鬼》、《ゾンビ・キャリア》などを絡めたら、展開パターンは無限にありそうです。
→柔軟なシンクロ召喚や高リンクへのアクセスも狙えるので《ナチュル・ビースト》や《ヴァレルロード・S・ドラゴン》による制圧や、《ヴァレルソード・ドラゴン》によるワンキルも難しくはなさそうです。
→カードショップ LRYZYさん。展開例を掲載させて頂き有難うございましたm(_ _)m
まとめ
いかがでしたか?
儀式テーマは低速テーマであるか展開が苦手という先入観を吹き飛ばす様な展開っぷり。
というか、強いのは安定して《儀式魔人リリーサー》の特殊召喚封じ効果を付与した《リヴェンデット・スレイヤー》を出しつつ墓地に《リヴェンデット・ボーン》を置くことで耐性をつけられるところでしょう。(しかも実質攻撃力が2700以上にアップする)
特殊召喚封じの恐ろしさは《大天使クリスティア》でトラウマを植え付けられているので分かるのですが、この盤面を敷かれてしまうと本当に厄介です。
今は特殊召喚を経由しないで行える破壊以外の除去が割と多くあるので
当初よりは何とかしようがあるかもしれませんが...
今期は【ヴェンデット】は要注意です!
タグ :ヴェンデット 儀式魔人-リリーサー
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