毎度ありがとうございます、ポッターです。
今日は遊戯王界において魔法カード対策の一端をになう《ナチュル・ビースト》について解説していきたいと思います。
「なぜ、今更ナチュル・ビースト??」と思った方も多いと思いますが、
このカード、最近割と流行っているようなのです。
今日はそんなナチュルビーストが
「どんな使われ方をしているのか」
「どんなデッキで使われているのか?」
についてを紹介していきたいと思います。
あ、今週は2018.07レギュレーション一発目の週刊エクストラデッキランキングでもあるので、そこらへんも合わせてお届けしようと思います。
それではまず効果の確認から
《ナチュル・ビースト》
→アドバンテージを失わず魔法カードの発動を無効にする効果は驚異ですね・・・。
以下はこのカードを使う上で知っておいた方が良い情報です。
魔法カードの発動を無効にするので、魔法カードを主軸とするデッキにとっては脅威以外の何物でもないのですが、
素材となるチューナーとチューナー以外のモンスターに地属性を指定しており、S召喚するには若干の工夫が必要です。
なので、環境でも「そこまでは流行らない」ことが多いのですが、2018.07レギュレーション一発目のランキング統計で
「今後ナチュルビーストが来るんじゃね???」
と期待させるようなランキング結果になりました。
以下がそのランキング結果になります。
上記の平均は2018.04の結果も合わせて計算しているので《ナチュル・ビースト》は42位で平均採用枚数は0.07枚ですが、
今週の《ナチュル・ビースト》の平均採用枚数は0.25枚。4デッキに1枚入っている計算です。
今週は集計対象のデッキ数が8デッキだったので、8デッキ中2デッキでナチュルビーストが採用されていたことになります。
エクストラデッキきっつきつ問題が叫ばれる昨今、ナチュルビーストが優先された理由としては、2018.07の改定で規制されたと思われた【閃刀姫】、【魔術師】の勢いがそれほど衰えず、継続で対策が必要となったためと考えられます。
そのため環境では、自身が【閃刀姫】、【魔術師】を使用している場合でも《ナチュル・ビースト》を出せる構築が大きなアドバンテージとなるんですね。
つまり【閃刀姫】や【魔術師】からも《ナチュル・ビースト》が出てくるんです。
先述の通り「地属性縛りで若干出しづらい《ナチュル・ビースト》」がこれらのデッキでどのように出されるのか?
次章以降で説明してまいります。
先日、ご紹介した新制限での魔術師デッキですが旧制限との差分は以下のようになっています。
先日の記事で【魔術師】使いのピカイチさんにコメント欄に書いて頂いていますが、
【魔術師】では新制限になって採用され始めた、《竜脈の魔術師》と《グローアップ・バルブ》で《ナチュル・ビースト》を作ります。
《竜脈の魔術師》
《竜脈の魔術師》は【魔術師】の名を冠しているので、《星刻の魔術師》、《ペンデュラム・コール》でサーチしたり、《ベビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果で間接的にリクルートする事も出来ます。
《星刻の魔術師》
→すみません。竜脈は地属性なのでサーチできませんでした(>_<)
《ペンデュラム・コール》
《グローアップ・バルブ》はハリファイバーでリクルート後、L召喚の素材などで墓地へ送っても、自身の効果でコストなしで蘇生できるので、
地属性チューナーとしての使い勝手は非常に良いです。
以上のように、この2枚であれば比較的容易にフィールドに揃えられ、無理なく《ナチュル・ビースト》につなぐことができます。
【閃刀姫】でもチューナーとして使用するのは《グローアップ・バルブ》。
非チューナーはレベル4地属性の中でトップクラスの汎用性を持つ《SPYRALーダンディ》
《SPYRALーダンディ》は【閃刀姫】でも採用される《増援》や《テラフォーミング》や《盆回し》(リゾートサーチ経由)によるサーチ、
《サモン・ソーサレス》からのリクルートに対応しており、
多くのタイミングで《ナチュル・ビースト》にアクセスする選択肢を得ることができます。
※手札からの自信を特殊召喚する効果も有能
以上が、【魔術師】【閃刀姫】で《ナチュル・ビースト》を出す手順になります。
いやー、両方とも良くできていらっしゃる(*´ω`*)
この様に、環境が環境なだけに、今シーズンは様々なデッキにちょい足しが予想される《ナチュル・ビースト》。
因みに僕の【剛鬼】デッキにも《TGーストライカー》で《ナチュル・ビースト》を出すギミックをちょい足ししています。
使用感ですが、ぶっちゃけ
だいぶ良い
ですね。
特に助かるのが《増殖するG》を投げられた時。
5,6枚ドローされても相手が【閃刀姫】【魔術師】であれば、《ナチュル・ビースト》1体で何もできなくなる事もあります。
(まぁ《幽鬼うさぎ》を持たれていたらジ・エンドですがwww)
という訳で、1枚入れておくだけで、一発逆転も夢じゃない《ナチュル・ビースト》。
今環境、あなたのデッキにも採用を検討してみてはいかがでしょうか?
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