こんにちはポッターです。本日は、レギュレーション2018.04にてランキングデュエル8位に入賞したジェノスさんが使用するデッキをご紹介します。
ご紹介するのは2018.07制限対応の【トラップトリック閃刀姫】です!
※ランキングデュエル:KONAMIが主催する公認大会の全国ランキング。4半期ごとに順位が決定し上位者には特典プレイマットが贈呈される。
※本記事はデッキ使用者のジェノスさん(@Yougi_jenos)に執筆頂きました。
サイドデッキに《トラップトリック》を入れる事で広範囲のデッキと戦うことができます。《トラップトリック》+相手のデッキに合わせた通常罠を合わせることで相手をメタれる可能性が上がります。メタカードを引く可能性が上がることは勝率が上がることを意味すると考えています。
<デッキレシピ>
サイドデッキに入っている《トラップトリック》が主役の為、2戦目からが本番となります。重要なのが相手のデッキを見極めて適切な罠カードを積むことです。
(ぶん回しデッキと違って地味ですねw)
現在使用しているサイドデッキは
となっております。
罠11枚と後攻用のカード4枚となっています。
《トラップトリック》があることでサイドデッキは
の21枚あるような感覚で使用できます。《トラップトリック》はトランプのポーカーでいうJOKER的なカードで使い勝手が良いです。サイドデッキに6枠増えた(約40%ほど枠が増えた)
公認大会の場合はCSと比較すると幅広いデッキに遭遇します。
公認大会で勝率を上げる為には環境上位の対策だけをするのではなく全般的に刺さるカードを用意しておいた方が良いと考えています。
例えば、相手が【オルターガイスト】の場合は、【オルターガイスト】専用罠カードの他に《魔封じの芳香》や《魔法族の里》、《王宮の勅命》などの永続カードが使用されることが多いです。そのカードの対策として《サイクロン》や《ツインツイスター》では対処できない盤面もあることからその解決策として砂塵の大嵐に期待してお
ります。
《トラップトリック》もある為40枚のうち5枚は《砂塵の大嵐》と考えると非常に戦いやすくなります。
《砂塵の大嵐》は、【サブテラー】や【メタビート】などでも使用しますし、公認大会ではそれなりに戦うテーマでもあります。
《次元障壁》なら、【サンダー・ドラゴン】や【サイバードラゴン】、【影霊衣】や【ゼンマイ】、【セフィラ】、【魔術師】など様々なデッキの中核を封じる事ができます。
《異次元グランド》なら、ABC、剛鬼やマーメイルなど墓地効果を多用するデッキ全般に刺さります。
《白い咆哮》は、特に多いミラー戦や儀式デッキなどで活躍しています。
メインには《無限抱擁》も3枚ある為、状況に合わせて罠カードを引っ張ることのできる《トラップトリック》には将来性を感じています。
完成されている閃刀姫に実質40%増えたサイド枠によって広範囲のデッキに対応できるのが強みです。
閃刀姫は魔法がメインの為、《レッド・リブート》などを使われにくいです。
弱みを感じるのは大きく分けて2点あります。1点目は、罠の為、遅いという点です。例えば【オルターガイスト】戦で魔封じの咆哮や王宮の勅命を使われても《サイクロン》系ならその場でチェーンすることで【閃刀姫】を回していけますが、《砂塵の大嵐》の場合1ターン動くのが遅くなることです。つまり、後攻が少し弱いです。
ただ、【閃刀姫】は短期決戦よりも長期決戦に強いテーマなのでそこまで不利ではないです。対【オルターガイスト】で後攻で《砂塵の大嵐》を引いても次のターンから攻めて間に合います。
2点目は、ミラー戦ではツイツイ>砂塵の為、砂塵は使いにくくはありませんがあまり使いたくありません。それよりも《白い咆哮》や《精神操作》を入れておく方が便利だったりします。
《トラップトリック》は、同名カードを除外する必要があります。つまり除外できない状況があります。
除外できない状況があるというのは弱いという考えもありますが、すでに除外するカードがデッキに無
い場合は基本的にそのカードは手札にあるかすでに使っていることが多いです。
手札にあるなら他の罠を引っ張ればよいですし、すでに使っている場合メタカードとして1度は使用している為、有利にことが運んでいたりしますのでそこまで気になりません。それでも《グローアップ・バルブ》で落ちたという事故はありますが、、、
優勝したときに使用しているデッキがほぼほぼこのトラップトリック採用型の【閃刀姫】のため
非常に強く使いやすいなと思います。
すごい!もともと面白いカードなトラトリが、こんな形で活躍できるなんて!
頭ええな。これは罠に引っ掛かりますわ。
トラップトリックは面白くて柔軟な戦術が求められる良カード