ABCは現環境において最も無視できないテーマの1つです。
今回はそんなABCの中でも、最強と言っても過言ではないレベルのレシピを勝手に評価したいと思います。
今回はこちらのABCのデッキレシピを評価します!
作者:ATSUさん
引用:http://www.izazin.com/taikai/8095/recipe
戦績:はっちcs×ドラスタ杯inドラゴンスター岸和田春木店 3人チーム戦優勝
制限:17.07
▼メインデッキ x 42枚
A-アサルト・コア x 2枚
B-バスター・ドレイク x 3枚
C-クラッシュ・ワイバーン x 3枚
こけコッコ x 1枚
アーティファクト-ロンギヌス x 2枚
増殖するG x 2枚
灰流うらら x 3枚
粘糸壊獣クモグス x 1枚
亡龍の戦慄-デストルドー x 3枚
ユニオン格納庫 x 2枚
チキンレース x 2枚
竜の渓谷 x 1枚
セフィラの神託 x 1枚
月の書 x 2枚
ツインツイスター x 3枚
盆回し x 3枚
おろかな埋葬 x 1枚
テラ・フォーミング x 2枚
虚無空間 x 1枚
神の通告 x 2枚
神の警告 x 1枚
神の宣告 x 1枚
▼エクストラデッキ x 15枚
ABC-ドラゴン・バスター x 3枚
ブラック・ローズ・ドラゴン x 1枚
エンシェント・フェアリー・ドラゴン x 1枚
恐牙狼 ダイヤウルフ x 1枚
鳥銃士カステル x 1枚
No.41 泥睡魔獣バグースカ x 1枚
励輝士 ヴェルズビュート x 1枚
No.39 希望皇ホープ x 1枚
SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング x 1枚
プロキシー・ドラゴン x 1枚
アカシック・マジシャン x 1枚
デコード・トーカー x 1枚
ヴァレルロード・ドラゴン x 1枚
▼サイドデッキ x 15枚
増殖するG x 1枚
幽鬼うさぎ x 2枚
スカル・マイスター x 3枚
ハーピィの羽根帚 x 1枚
システム・ダウン x 2枚
御前試合 x 2枚
スクランブル・ユニオン x 1枚
スキルドレイン x 2枚
拮抗勝負 x 1枚
※当デッキレシピはABCのフォーラムにもアーカイブされています。
評価と言ってもなんの基準もなしに文章をタラタラ連ねる訳ではありません!
評価というからには一定の基準を設け、それに則った評定をしなければ不公平になってしまいます(使命感)
というわけでレシピの評価は先日僕が作成した評価基準「デッキの強さとは?」に則りたいと思います。
※「デッキの強さとは?」の内容を簡単に説明しておきます。
ハイ。それでは早速、各要素ごとに評価を始めていきましょう(^o^)/
■ABCの安定性
定義:デッキが本来持つ力を発揮することができる確率。
■ABCが本来持つ力を発揮している状態
《ABC-ドラゴンバスター》を出し制圧しつつ、手札誘発や除去カードなどで制圧力をさらに高めている状態
※この状態を作り出すことができる確率が高ければ高いほど、デッキの安定性が高くなります。
ABCデッキを回すとき最も重要なことは《ABC-ドラゴンバスター》を迅速に召喚し、フィールドを制圧することです。
ご存知の通り《ABC-ドラゴンバスター》は強力な制圧力を持っており、一度フィールドに出してしまえば、壊獣でもない限りそう簡単には除去できません。
そのような理由から《ABC-ドラゴンバスター》(以下、ドラバスと呼ぶときもあります)を如何に安定してフィールドに出せるかが肝要になってくるのですが、
ドラバスを出すためには3体のユニオンモンスターをフィールド・墓地に置く必要がある為、そう簡単には行かないように思えます。
ところがどっこい!
先日、サーキットブレイクで登場したあるカードの影響でドラバスまでのアクセスが非常に楽になったんです。詳細は「機動力」の項で説明します。
というわけで、ABCデッキの安定力はずばり8ポイントです!
満点10ポイントで8ポイント。これは結構高い数字(*´ω`*)
■ABCのアド力
定義:アドバンテージを得ることができるカード枚数やカードの組み合わせ数。
ABCのアド力は4ポイントです。
ABCは高い・安定性や制圧力を持つ反面、アドバンテージを得ることができるカードは少ないです。
手札誘発モンスターや妨害カード然り、エースであるドラバスの除去効果も手札を一枚捨てる必要があるため、実質1対1交換です。
これだけでは2-3ポイントなのですが、4ポイントとしたのは《ユニオン格納庫》の存在があったためです。
フィールド魔法(準制限カード)
「ユニオン格納庫」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから機械族・光属性のユニオンモンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドに機械族・光属性のユニオンモンスターが召喚・特殊召喚された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターに装備可能で、カード名が異なる機械族・光属性のユニオンモンスター1体をデッキから選び、そのモンスターに装備する。この効果で装備したユニオンモンスターは、このターン特殊召喚できない。
このカードを維持できればアドバンテージ確定。
相手としては早急に除去したいカードと言えるでしょう。
■ABCの爆発力
定義:デッキが持つ本来の力を発揮した時に1ターンに与えられるダメージの大きさ。
3ポイント。
■ABCの制圧力
定義:相手の動き妨害する能力。
10ポイント。
先述の通りドラバスの制圧力はお墨付きです。
ABCはそれに加えて《テラ・フォーミング》や《盆回し》などのフィールド魔法サーチカードが豊富で、
これらから各種ABCをサーチ・リクルート・墓地送りができるため、ドラバスへアクセスする為のカードを少なくすることができます。
コンボを行うためのカード枚数が少なければ少ないほど、デッキスペースに猶予ができるので、そこに各種汎用カードを入れることができるため、
ドラバスを出しつつ、バックには手札誘発モンスターや除去妨害カードが待ち構えているという状況を作ることができます。
これほどの制圧力を持つテーマはなかなかないでしょう。
■ABCの機動力
定義:デッキが本来の力を発揮できるまでに要するターン数の少なさ。
8ポイント。
ABCの機動力の上昇に大きく貢献しているのはこのカード。
このカードの使い方について以下の動画で詳しく解説しております。
要はこのカードは実質《竜の渓谷》からリクルート可能であるため、各種フィールド魔法サーチカードを《ユニオン格納庫》と共有できるという点で、《こけコッコ》より安定して、《ABC-ドラゴンバスター》につなげることがでます。
■ABCの除去力
定義:除去カードの多さ×除去カードの効果の性能×除去カードのバランス
7ポイント。
制圧力が高ければ高いほど、除去力も高い傾向にあります。
10ポイントにしなかったのは、採用されている《月の書》や手札誘発モンスターは"除去"ではなく、"妨害”であるため制圧力やアド力にしか貢献しない為です。
それにしても《月の書》採用は珍しいですね。やっぱり《真竜剣皇マスターP》に打つのかな。
■ABCの無名度
定義:環境で使用されているカード採用率の低さ。
2ポイント
【ABC】デッキは知名度抜群です。
このデッキはいわゆる《亡龍の戦慄-デストルドー》軸ですが、このほかに《同胞の絆》と金銀ガジェットを使用した《同胞の絆》軸もありあます。
《同胞の絆》は強いのですが、いかんせんサーチ手段がないため、若干安定性が落ちてしまう印象です。サーチカードはデッキの安定性を高めるうえで重要な要素であることを再認識させられます。
以上、デッキの強さ構成する要素ごとの評価でした!
続いては総合評価です!
■総合評価
今回ご紹介したABCデッキの総合点は69ポイントでした!
アド力、爆発力、(無名度)はそれほど高くありませんが、安定性、制圧力、機動力はピカイチ!
ガン○ムに例えるなら・・・すみません、辞めておきます。
以上の勝手に評価シリーズ@ABCレシピでした!
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