今週もやってきました週刊EXデッキランキング。
環境で使われているEXデッキのモンスターをランキング形式でお届けします。
[ランキング内容]
○環境EXデッキランキング
■集計方法
集計方法リンク先参照
■期間
2018年1月11日~1月17日
■集計デッキ数
1大会 上位12デッキ
タイトルでもお伝えした通り、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》の採用率が異常なんです。
早速ですがランキングをご覧ください。
1位は安定の《水晶機巧-ハリファイバー》ですが、2位にはなんとランク6の《永遠の淑女 ベアトリーチェ》がランクインしています。
ランク6という、比較的エクシーズ召喚しづらいランク数にも関わらず、スコアは1.0ポイント、つまり1人1ベアトリーチェ!
ここまで採用率が高いと気になるのは各デッキで《永遠の淑女 ベアトリーチェ》がどのような使われ方をしているのかデスよね。
環境で使われているデッキが【彼岸】で埋め尽くされているのであれば話は別ですが、週刊デッキランキングの集計対象となったデッキを見る限りではそうでもなさそう。
ということで今回は《永遠の淑女 ベアトリーチェ》が各カテゴリでどのような使われ方をしているのかをご紹介したいと思います。
これは説明不要かと思います。
彼岸ではランク3の《彼岸の巡礼者 ダンテ》を簡単にエクシーズ召喚できるので、それに重ねることで簡単に《永遠の淑女 ベアトリーチェ》をエクシーズ召喚することができます。
もちろん、墓地で発動する効果を持った【彼岸】モンスターの共通効果とデッキからピンポイントで墓地へカードを送れる効果を持った《永遠の淑女 ベアトリーチェ》は非常に相性が良いです。
【セフィラ】では以下のカードを素材にして《永遠の淑女 ベアトリーチェ》をエクシーズ召喚します。
《秘竜星-セフィラシウゴ》
→【セフィラ】において、アドバンテージの源となる超重要カード!
セフィラは豊富なサーチカード故に抜群の安定性を持っていますが、そのサーチカードを駆使して最初に出したいのがこのカード。
このカードを守備表示でP召喚し、《竜星の九支》をサーチ、相手にターンを渡すというのがセフィラデッキの初動となることが多いです。
セフィラの回転の中心となるカードであることから、フィールド上に2枚以上存在する状況も珍しくなく、無理なくベアトリーチェにつなげることが可能です。
墓地に送るカードは、《亡龍の戦慄-デストルドー》や《グローアップ・バルブ》、ダークブルムや各種竜星モンスターなど豊富にあり、選択肢としてベアトリーチェを持っておく価値は十分にありそうです。
【魔術師】では以下のカードを素材にして、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》をX召喚します。
《クロノグラフ・マジシャン》
→こちらも、魔術師において回転を補助する重要な役目を担うカード。
【魔術師】は《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の登場で安定性がグンと増し、あらゆるPモンスターをEXデッキを経由して、容易に手札に加えることが可能となりした。
各種ペンデュラムモンスターを素材にこのカードをリンク召喚した後は、効果1で《クロノグラフマジシャン》をEXデッキに表側表示で加え、効果2でPゾーンのカードを破壊し、《クロノグラフマジシャン》を手札に加えます。
Pカードが破壊されたとき、《クロノグラフマジシャン》の効果で自身を特殊召喚後に手札からさらにモンスターを特殊召喚する事ができます。
そこから、またさらにエレクトラムの効果で1ドロー。
エクストラム一体からここまでの展開が可能で、エクストラムは数体採用されている事が多いためこの動きを繰り返せます。
(エクストラムの採用数もランキング3位に付けています。)
この動きを繰り返せる且つ、クロノグラフマジシャンは墓地へ送られる代わりにエクストラデッキに加わるので《クロノグラフマジシャン》を2体同時にフィールドに揃えることはそこまで難しくはありません。
そうなれば後は
《クロノグラフマジシャン》と《クロノグラフマジシャン》 合わせてベアトリーチェ~!
にするだけ!
墓地へ送るカードは・・・
・・・
・・・
・・・
ん?
ないぞ?
【魔術師】デッキに墓地へ送りたいと思えるようなカードが、ないぞ!
>>>【魔術師】のデッキレシピ ※いわゆる【EM魔術師】です。サイドにベアトリーチェいます。
・・・
もしかしてこれは、
《浮幽さくら》用なのではないか・・・?
(あ、多分そうだ。)
すいません。
ここまで説明しておいて、オチは《浮幽さくら》用でした。
逆にこの事実からわかる事は『大事な大事なEXデッキ枠を割いてでも《浮幽さくら》で対策するくらい、強力なカード』である事がわかります。
何と言ってもフリーチェーンでのデッキから墓地送りですからね。
墓地へ《彼岸の悪鬼 ファーファレル》を落とせば、フリーチェーンのモンスター除外ですよ。
《彼岸の悪鬼 ファーファレル》が同週の除去妨害カードランキングで1位になっており、その事からもベアトリーチェで墓地へ落とす効果を容易に発動できるという事が分かります。
《彼岸の悪鬼 ファーファレル》
除外したモンスターはエンドフェイズに戻ってきますが、相手の展開をフリーチェーンで妨害できる。
これが弱いわけがない・・・
かくいう僕も、自分の【剛鬼】デッキに《永遠の淑女 ベアトリーチェ》を入れ始めました。
というのも、【剛鬼】では手札一枚から《永遠の淑女 ベアトリーチェ》で《虚無空間》や《魔封じの芳香》などを落とした後に、《トロイメア・グリフォン》でセットすると言う動きが可能です。
実質、状況に応じた魔法罠をサーチ可能という事ですね。
(こちらのコンボは後日公開予定です。)
と言う訳で今日は《永遠の淑女 ベアトリーチェ》@エクストラデッキモンスターランキングについての解説でした!
それではまた明日お会いできれはと思います!(^.^)
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