魔女の一撃 裁定 使い方

魔女の一撃の裁定と使い方 ぶっ壊れ確定!?


こんにちは、ポッターです。

 

本日は魔女の一撃の裁定と使い方について解説していこうと思います。

 

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それではまず効果の確認からしていきましょう…。

 

《魔女の一撃》

通常罠
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚を無効にした場合、または相手が魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にした場合に発動できる。相手の手札・フィールドのカードを全て破壊する。

→召喚・特殊召喚および相手が発動した効果の発動を無効にした場合に発動でき、相手の手札フィールドをすべて破壊するという非常に強力と思われる効果を持っています。序盤~中盤に発動できれば、それだけで勝負がついてしまうでしょう。それほど強力な効果です。

 

※ちなみに、この魔女ですが元ネタは《失楽の魔女》です。

※ちなみに2、《魔女の一撃》は欧米ではぎっくり腰(急性腰痛症)の俗称だそうです。神に「宣告」や「警告」や「通告」をされた仕返しとして、「ぎっくり腰」をお見舞いしてやる!という感じでしょうか。質が悪いです。そしてぎっくり腰に相当する効果(手札・フィールド全破壊)が強力すぎやしませんか…?

 

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魔女の一撃の裁定

ここでは魔女の一撃を発動できるタイミングについておさらいしておきましょう。

 

 

発動タイミングは

 

相手がモンスターの召喚・特殊召喚を無効にした場合、または相手が魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にした場合

 

です。つまり「~の場合」の効果なので「無効にする効果に直接チェーンする」のではなく

 

無効にする効果を含むチェーンがすべて終了した後に改めて効果を発動します。

 

最近よく見かけるカードで例を挙げるとすれば【オルターガイスト】のエースモンスターの1体で2018.10の改定で準制限カードに指定された《オルターガイスト・マルチフェイカー》の自身を特殊召喚する効果と同じ様なタイミングです。

 

効果の発動を無効とは

発動条件の一つで「効果の発動を無効」にした場合についてです。

 

遊戯王でややこしいのは、発動とか効果を無効にする系の処理における「無効」の種類が3つあるという事です。

 

 

① カードの発動を無効

② 効果の発動を無効

③ 効果を無効(無効化)

 

魔女の一撃の発動条件を満たすのはこのうちの②を行った場合のみと考えられます

 

※「考えられます」と曖昧にしたのは、正式な裁定で「"カードの発動”を無効にした場合も魔女の一撃の発動条件を満たす。」という裁定になりかねないので、表現に保険をかけました。

 

これはどういう意味かというと「カードの発動を行うと必ず効果の発動もおこなう」という遊戯王のルールがあるので、「カードの発動を無効にした」=「効果の発動を無効にした」と解釈することもできるよね~という裁定が下されかねないということです。

 

(裁定の結果が出ました。《魔宮の賄賂》や《ギャクタン》、《神の宣告》などでカードの発動を無効にした場合にも《魔女の一撃》を発動出来ます。)

 

なので、魔女の一撃で無効にできるのは、

 

 

① カードの発動を無効

② 効果の発動を無効

 

 

となります。

 

※また、そもそも通常罠は「攻守増減」や「発動無効効果」を含まない限り、ダメステに発動できないというルールがあるので、魔女の一撃もその例に漏れずダメージステップには発動できません。

 

魔女の一撃の使い方

魔女の一撃を後攻1ターン目に使えれば、相手の手札&フィールドが、ガラ空きの状態で展開することができます。

 

1ターン目で発動する方法としては以下のカードの運用が考えられますが、あまり実用的ではないですね。

 

《王家の神殿》

永続魔法
「王家の神殿」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分は罠カード1枚をセットしたターンに発動できる。
(2):自分フィールドの表側表示の「聖獣セルケト」1体と
このカードを墓地へ送ってこの効果を発動できる。
手札・デッキのモンスター1体または
エクストラデッキの融合モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

 

《バブルイリュージョン》

速攻魔法
「E・HERO バブルマン」が自分フィールド上に
表側表示で存在する時のみ発動する事ができる。
このターン、自分は手札から罠カード1枚を発動する事ができる。

 

これをやるくらいなら、相手にターンを回した後に発動することで、相手がドローしたカードもろとも破壊してしまった方がアドバンテージが稼げます。

 

魔女の一撃はどんなデッキに入る?

どんなデッキに入るか?ですがこれは発動タイミングの多さ、つまり相手のデッキに依存するので一概に「このデッキを使っているから魔女の一撃がオススメ!」とは言い切れないエス。

 

逆に採用し辛いデッキとしては大量展開系のデッキがあげられます。大量展開系のデッキでは「如何に制圧盤面を敷いてorワンキルして相手のしたいことをさせないで速攻で勝負をつけるか」がポイントになってくるので展開札になりにくい魔女の一撃は使いずらいと思います。1ターン目の展開途中にこのカードの発動条件を満たすカードに妨害されたとしても、このカードを伏せていなければ使えないので今一噛み合わないです。

 

なので入れやすいデッキとしては【オルターガイスト】【閃刀姫】の様に勝負が長引きやすいデッキです。

 

魔女の一撃はぶっ壊れカード?

いくら強力な効果を持っていようとも、発動タイミングが少なかったら話になりません。

 

この章では、現環境において相手がどのくらいの確率でこのカードの発動条件を満たすカードを持っているか?を調査してみたいと思います。

 

参考にする値は2018.07レギュレーションにおける除去妨害カードおよび手札誘発モンスターの初手率を示した以下の表になります。(当ブログ調べ)

 

 

 

 

 

上記のカードの内、魔女の一撃の発動条件を満たすカードは…

 

神の宣告 (7.1)
神の警告 (3.6)
屋敷わらし (13.9)
PSYフレームギアγ (4.2)

※()内は手札5枚時の初手率

 

これらのカードが一枚以上初手に来る確率は26.1%です。

 

また、上記ランキングは特定のカテゴリのみでしか使用できないカードは対象外としているので《オルターガイスト・プロトコル》は入っていないです。

【オルターガイスト】は同カードと《オルターガイスト・ヘクスティア》が魔女の一撃の発動条件を満たすカードとなるので、魔女の一撃は【オルターガイスト】対策としての採用が主な用途になるかもしれません。

 

まぁ、26.1%という数字が多いのか、それとも少ないのか?と言われると微妙なところですよね…。

 

ただ、強力な効果に目をくらませて、やたらめったら採用する事が有効であるとは言い切れない、という事がお分かりいただけたかと思います。

 

それでは今日はこの辺で失礼いたします!最後まで読んでいただきありがとうございました!(^^)/

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