★今、環境で使われている手札誘発ランキングは>>こちら(手札誘発モンスター一覧)★
ーーー
手札で発動する誘発即時効果を持ったモンスター
《エフェクト・ヴェーラー》
《D.D.クロウ》
《幽鬼うさぎ》
《灰流うらら》
《増殖するG》
《タイム・エスケーパー》
などなど、いろいろありますが
優先順位ってどうしてますか?
これはガチで悩ましいですよね。
今回はそんな手札誘発に関して僕なりの意見を書きたいと思います。
手札誘発のモンスターカードとは、以下の効果を持ったモンスターカードのことです。
手札のこのカードを墓地に送って(捨てて・リリースして)発動する。(個々の効果)
|
もしくは
(個々の条件で)特殊召喚できる。
|
等がありますね。そんなの知っているという言葉が聞こえてきそうですが、
改めて考えると強いですよね。だって、相手ターンに発動できちゃうんですもの。
相手からしたら不意に、展開を止められたり、攻撃を止められたり、本当に良い迷惑です。
展開を止められるという意味では《エヴォルカイザー・ラギア》などパワーカードを、フィールドに出される前に対処できる。といった意味では《ブラックホール》などよりも優先しての採用も考えられます。
(そこら辺の、汎用魔法、罠との比較はまた後日)
そんな優秀な手札誘発カードの候補ですが、比較的汎用的に使用できるカードは以下になります。
《D.D.クロウ》
《アーティファクト -ロンギヌス》
《速攻のかかし》
《バトルフェーダー》
(2017年07月02日 追記 start)
《A・O・J サイクルリーダー》
(2017年07月02日 追記 end)
以上となります。
では、これらのカードうち、どれを優先したら良いか。
これが一番最初に悩むところだと思いますので、次章で解説したいと思います。
(2017年4月4日 追記 start)
>>>最近は《PSYフレームギア・γ》もよく見かけるようになりました。
(2017年4月4日 追記 end)
手札誘発モンスターカードの優先順位は以下の3つの側面から考えていきます。
・汎用性
・環境(仮想敵)
・効果の強さ
それでは順に説明しましょう。
汎用性はそのカードを発動できるタイミングが多ければ多いほど高いといえます。
上記のカードを僕の感覚実践を踏まえた分析で、点数をつけてみました。
Point | カード名 | コメント |
95 | 《速攻のかかし》 | 戦闘を行わないデッキはほぼないですね。ホープ《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》とか出されると厄介ですが。 |
93 | 《バトルフェーダー》 | 最近は特殊召喚を封じられている状況も考えられるので《速攻のかかし》よりは若干汎用性が下がります。 |
90 | 《灰流うらら》 | 発動タイミングがないデッキはほぼないと言っても過言ではない。 |
80 | 《幽鬼うさぎ》 | 発動出来るタイミングは多いですが《灰流うらら》ほどではない。 |
75 | 《増殖するG》 | 特殊召喚を多用するデッキであれば,これほど発動されたくないカードはない。 |
70 | 《エフェクトヴェーラー》 | 範囲は広いように思いますが、タイミングが相手のメインフェイズに限定されている。 |
60 | 《スカル・マイスター》 | 効果処理時に墓地にいなくても無効にできる点は《D.D.クロウ》にはできない芸当。 |
50 | 《D.D.クロウ》 | 相手が墓地のモンスターを頻繁に使うデッキであれば刺る。 |
45 | 《アーティファクト・ロンギヌス》 | 《D.D.クロウ》と若干被るが、こちらはそのターン中、効果で差別化でる。 |
30 | 《A・O・J サイクルリーダー》 | 光属性しか対応できないので《D.D.クロウ》に汎用性で劣る。その分効果は強力。 |
25 | 《ドロール&ロックバード》 | 相手次第では相当刺さるが、本当に相手を選ぶ。 |
20 | 《浮幽さくら》 | 相手のEXデッキが分かっている状態でのみ有効。後述しますが、環境次第ではかなり強力なカードになりえる。 |
汎用性については以上です。
次に大事なのは、そう環境です。
環境とは、流行っている(強いとされ、多くの人が使用している傾向にある)テーマやギミックのことです。
例えば、2017年2,3月は巷で開催される大会の上位入賞者の八割以上(九割以上?)が十二獣を使用しておりました。
十二獣はモルモラット展開とういう動きが強力で、十二獣モンスターカード一枚から、連続でエクシーズ召喚を繰り返し、アドバンテージを失わずに大量展開ができます。
大量展開をすることで、盤面を制圧するのですが、大量展開ゆえに特殊召喚の回数もかなり多く、下手をすると15回を超えることもしばしばあります。
故に《増殖するG》を相手に発動されると動けなくなるという弱点があります。
よって、この時期は非常に多くのデュエリストが十二獣の対策としてメインデッキにGを増殖させていました。
このように,巷の流行りに合わせて手札誘発モンスターを選択することが重要です。
(身内で決闘しているなら、友達が使っているデッキを意識するなど)
発動タイミングが多くても、効果自体が弱かったら、トータルでいうと弱いカードでしかない、ということになってしまいます。
相手にどのくらいの痛手を与えられるかを考えることも重要なのです。
で、
本章は効果の強さに関しても僕的に点数をつけてみました。
Point | カード名 | コメント |
90 | 《幽鬼うさぎ》 | 効果を無効にはできないものの、破壊はやっぱり強い。永続系のカードを破壊すれば実質無効化も可能。 |
85 | 《エフェクト・ヴェーラー》 | 《灰流うらら》よりも優れているところは、対[永続効果]や[2つの効果を持つモンスターを相手にしたとき。 |
80 | 《灰流うらら》 | 言うまでもなく無効は強いです。 |
80 | 《増殖するG》 | このカードは相手によって強さがかなり変わるが、やはり強いデッキは特殊召喚を多用する場合が多いので、平均して80。 |
80 | 《ドロール&ロックバード》 | 汎用性のところにも書きましたが、本当に相手次第。全ハンデスルートもあることも加味してこの点数。 |
79 | 《A・O・J サイクルリーダー》 | 墓地から2体除外は強い。 |
78 | 《アーティファクト・ロンギヌス》 |
除外メインのデッキはこの一枚で何もできなくなる。 汎用性の面から再度向け。 |
70 | 《D.D.クロウ》 | 上記と被るが、一定のモンスターを墓地で使いまわすようなデッキに対しては有効。こちらも再度向け。 |
60 | 《バトルフェーダー》 | 1ターン凌げるのはデカいが、相手のメインフェイズでの行動を抑止できないこのカードを入れるくらいなら、自分のデッキのコンボパーツや他の手札誘発を入れたりした方がいいという考え方もある。 |
60 | 《速攻のかかし》 | 同上 |
30 | 《浮幽さくら》 | 環境次第では必須カードとなりえる効果を持っているが、現状はエクストラに必ず入れた方が良いようなカードはないので、30ポイント。《深淵に棲むもの》を絶対に出されたくない!など特定のカードを苦手としている人は、サイドデッキに忍ばせてもいいかもしれない。 |
手札誘発モンスターの選定基準は以上になります。
他にも、自分のデッキとの相性など考慮すべきポイントはあるのですが、メインは上記の3ポイントでいいと思います。(汎用性、環境、効果の強さ)
ちなみに僕は2017/04/01からの新環境用の手札誘発モンスターカードは以下になります。
3《増殖するG》
汎用性の高さから《幽鬼うさぎ》、《灰流うらら》は3としています。
2017年4月からの新制限、新マスタールールでもやはり強いのは特殊召喚による大量展開だと思います(というか僕が恐竜の特殊召喚が怖いだけですが)。よって《増殖するG》は3。純真竜には刺さりませんが、全く発動する機会がないというわけでもないので、やはり苦手とする特殊召喚対策として《増殖するG》3としました。
3 《アーティファクト・ロンギヌス》
《アーティファクト・ロンギヌス》の仮想敵は【Kozmo】と【インフェルノイド】。
自分がKozmoを使っているので、《王宮の鉄壁》は張れないので《アーティファクト・ロンギヌス》にしています。
以上、手札誘発効果を持ったカードについてでした。
ご参考になれば幸いです。
手札事故にはくれぐれもお気を付けて((*´∀`))
コメントフォーム