リンク召喚登場以降、再び注目を集めている《スケープ・ゴート》。
今回はスケープゴート1枚からリンク召喚できるリンクモンスターについて解説したいと思います!
>>>スケープゴート新”汎用”展開!【サイバース族編】についてはこちら
それでは見ていきましょう。
スケープゴートから特殊召喚できるモンスターを以下の5つのポイントに分けて解説したいと思います。
除去カード
最高打点
最大ダメージ
手札交換
オススメの枚数・組み合わせ
それでは早速見ていきましょう!
スケープゴートから出せるリンクモンスターの内、除去効果を持っているカードは以下のカードです。
自分フィールドのカードも墓地に送る必要がありますが、破壊を介さない「墓地へ送る」効果は強力。スケープゴート一枚から出せると思えば悪くない効果と言えるでしょう。召喚方法(一例)は以下の通りです。
1.トークンA、Bで《ミセス・レディエント》をSS。
2.トークンC、Dで《リンク・スパイダー》*2を《ミセス・レディエント》のリンク先にSS。
3.《リンク・スパイダー》Aと《ミセス・レディエント》でこのモンスターを召喚
4.《星杯戦士ニンギルス》効果で相手フィールドのカードと《リンク・スパイダー》Bを墓地へ送る。
最高打点は3000の攻撃力を持つ《トポロジック・ボマードラゴン》です。
《トポロジック・ボマードラゴン》
→リンクマーカーが下に3つついているので、エクストラデッキからの大量展開が可能かと思いきや、自身の(1)の効果でメインモンスターゾーンを焼野原にしてしまいます。純粋に攻撃力3000のアタッカーとして利用したほうがよさそうです。
また(2)の効果により、どんなモンスターを相手にしても攻撃表示であれば、3000の固定ダメージを与えることができます。
リンク召喚の方法(一例)は以下の通りです。
1.トークンA、Bで《ミセス・レディエント》をSS。
2.トークンC、Dで《ミセス・レディエント》の先に《ミセス・レディエント》をSS
3.《ミセス・レディエント》2体でモンスターを召喚
※余り:なし
《デコード・トーカー》
※2018.07レギュレーション現在は、フィールドにモンスターがいる場合、《ヴァレルソード・ドラゴン》を用いた方がダメージが大きくなることもあります。
最大ダメージは《ミセス・レディエント》、《リンク・スパイダー》2体で合計4900ダメージ。
《ミセス・レデイェント》
《リンク・スパイダー》
→ダメージ4000越えという数字は2回通せばゲームエンドまで持っていける数字です。
恐るべしスケープ・ゴート・・・
《リンク・スパイダー》の攻撃力1000を晒したくないのであれば《ミセス・レディエント》2体でも総ダメージ4800になります。
《ファイア・ウォールドラゴン》
《ファイア・ウォールドラゴン》は自身と相互リンクしているモンスターの数まで、自分相手のフィールド・墓地のカードを手札に戻すことができます。《スケープ・ゴート》のほかにモンスターが一体入れば以下の手順で自分の墓地のカードを手札に加えることができます。
1.トークンAで《リンクスパイダー》SS
2.トークンB,C,D,モンスター1体で《ファイア・ウォールドラゴン》SS
3.墓地からモンスターカードを手札に戻す。
(2)の効果をうまく活用して、相互リンク状態のモンスターを2体以上にすることで、2枚以上のサルベージも可能となります。
また、上記2の状態でキープしておくことで、相手フィールドのカードをいつでも除去できる状態を作ることもできます。
ここまでで、代表的なリンクモンスターをご紹介してきましたが、頭を悩ませるのはどのカードを採用するか??ですよね。
リンクモンスターの場合、EXやSモンスターの様に自分のデッキで「出しやすいレベル・ランク」が決まるわけではないので、選択肢の幅が広がることで、取捨選択がさらに難しくなります。
EXデッキの枠は15枚まで限られているので、効率よく選びたいものですね。
できるなら「これがオススメ!」というようにご紹介したいのですが、人によって残されたエクストラデッキの枠は違うと思うので、一概には言えないです。
そこで、僕がお勧めするリンクモンスターの選び方をご紹介します。これはEXモンスター・シンクロモンスター編でもご紹介した方法です。
その方法とは「自分のメインデッキに足りない性能を持ったモンスターを優先して採用する」です。
例えば僕がリンクモンスターを使用したいと思っているデッキは打点が明らかに不足しているので、
「高打点」
「総ダメージ」
を上げることができるモンスターを積極的に採用します。逆に除去はメインデッキのカードに任せておきます。(もちろん余裕があれば入れたいですが)
というわけで、今回僕が選定したエクストラデッキのリンクモンスターは以下になります。
■7枚
1 リンクスパイダー
2 ミセスレディエンド
1 ファイア・ウォールドラゴン
1 トポロジック・ボマードラゴン
僕のデッキはエクシーズもシンクロも使うので採用できるリンクモンスターはこの5枚だけででした(´・ω・`)
エクストラデッキをほとんど使わない真竜やコズモであれば、リンクモンスターをフル投入できるので、それらのデッキにスケープゴートを出張させれば、多彩なリンク召喚が可能となり、スケープゴートの真価を発揮できると思います。
スケープゴートTSUEEEな。
僕のPSY真竜コズモにも入れようかなぁ。
スケープゴートは相手ターンのエンドフェイズに発動して、自分のターンに展開するという使い方が基本になるので、自分のターンの動き始めに自分フィールドを、開けておきたいサイフレームとは若干かみ合いませんが、採用を検討してみることにします。
スケープゴートとリンクモンスターの出張セット、あなたは採用してますか?
■おまけ
《ライトロード・ドミニオン キュリオス》も以下の手順で出すことができます。
1.トークン2体を《エクスクローラー・シナプシス》に変換。
2.トークン1体を《リンクリボー》に変換。
3.トークン1体(地:獣族)、《エクスクローラー・シナプシス》(地:昆虫族)、《リンクスパイダー》(地:サイバース族)で《ライトロード・ドミニオン キュリオス》をリンク召喚!
>>>スケープゴート新展開!【サイバース族編】についてはこちら
リンクスパイダーはレベルを持たないからディサイプルを出せないのでは?
ご指摘いただきありがとうございます!今まで気づきませんでした…。該当箇所を削除しました。