展開デッキに対して「少しやりすぎでは…」と思う程、大きく環境にメスを入れた前回(2019.01)でしたが、今回は打って変わって、
やんわり
とした内容でしたね。
このやんわり改定が環境にどの様に影響していくのか!?
この記事では、今回の制限改定で4月からの環境がどのように変わっていくのか予想していきたいと思います。
それではまずは今回の制限の内容から確認していきましょう!
準制限
《真竜拳士ダイナマイトK》(制限)★緩和
《餅カエル》(制限)★緩和
《ヒーロー・アライブ》(制限)★緩和
制限解除
《源竜星ーボウテンコウ》(準制限)★緩和
《妖精伝姫ーシラユキ》(準制限)★緩和
《ユニオン格納庫》(準制限)★緩和
《Emダメージ・ジャグラー》★緩和
《神の警告》★緩和
今回の制限改定は
ザ・微調整
の一言に尽きますね…。
ほんとに前回の制限改定とは打って変わって慎重に制限を掛け、そして緩和をしてきた印象です。
(制限改定考える担当者変わった・・・?)
まぁ、今回も
「そこかよ!?」と突っ込みたくなるところは何か所かありますが…w
という事で今回はそこまで多くもないので1枚ずつ見ていくことにします。
2012.09から7年以上に渡り、制限カードに踏みとどまっていたレダメこと《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》ですが、今回ついに禁止カードとなりました。
禁止カードとなった理由として考えられるのは2つ。
1つは【ガンドラ1キル】の存在。
このデッキでは《破滅竜ガンドラX》によって先攻1キルを行うのですが、このデッキに大きく安定性をもたらしているのが《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》だったんですよね。
先攻1キルデッキの活躍を嫌うKonamiとしては、そこにメスを入れたものと思われますが、正直
そこじゃねーだろ!!!(;´Д`)
となりましたね…。
なぜバーンを行う本人を56さないのか。
これはまったくもって謎なのですが、その謎がKonaミのアイデンティティみたいなものなのでもうそこまで驚かないです。
というか、レダメなしのガンドラワンキルルートもあるみたいだし…
そろそろガンドラワンキルのレダメ無しルートのツイートが来るハズ。
— ポッター@KYブログ (@kagakuyuugi) March 12, 2019
今回の《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》禁止で、【ガンドラワンキル】がどれだけパワーを落とすのかは今後注目したいところです。
レダメが禁止になったもう1つの理由は【守護竜】の活躍ですね。
この前【守護竜】の対戦動画を編集していて思ったのですが、守護竜の登場によりドラゴン族自体のパワーが当たったように思いました。
※その動画です。
動画にあるように《守護竜エルピィ》から簡単にリクルートできてしまうので、制限カードである意味があまりなく、禁止に踏み切ったものと考えられます。
この様に守護竜で上がったドラゴン族のパワーを落とさせるという意味というのもあったと思うのですが、
環境でそこまで活躍していないし、そこまでしなくても…というのが本音です(^_^;)
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ここ2年ぐらいずーっと
「帰ってきてもいいんじゃないか?」
とささやかれていた《サンダー・ボルト》がついに制限カードに緩和されました!!
これはヤバい!!!
避雷針の出番か・・・!?
《避雷針》
と一瞬頭をよぎりましたが、
普通に考えて
そこまで流行らないと思っています。
というか、高速化した現環境において、《サンダー・ボルト》と《ブラック・ホール》の用途ってほぼ同じだと思うんですけど、
無制限カードの《ブラック・ホール》が殆ど使われていない現環境で《サンダー・ボルト》が使われるのか?
まぁ、《サンダー・ボルト》だからこそできることもあると思うので、そこら辺のコンボは面白そうではあります。
にしてもこのサンダーボルトって制限カードに帰ってくるの15年ぶりなんですねwww
禁止カードという制度ができた、2004年から禁止カードだったようです。
《M.X-セイバー インヴォーカー》を起点とする【SR十二獣】が環境を席巻した2017.01の制限改定から制限カードとなり、
十二獣が規制された2018.07に、準制限カードに緩和された《SRベイゴマックス》ですが、1年もたたずに制限カードに逆戻りとなりました。
《M.X-セイバー インヴォーカー》は禁止カードというのもあり、現環境でこのカード使っているデッキは【オルフェゴール】と【転生炎獣】。
両デッキともに環境トップクラスの実力を持っているデッキです。
これら展開系のカテゴリに出張という形で採用するだけで雑に強い、《SRベイゴマックス》を制限カードにしたのは悪くない調整だと思います。
ですが、この程度では他カードで代用可能であるため、両テーマともにダメージはほとんどないというのも事実です。
マツキシこと《終末の騎士》。
このカードも規制と緩和を繰り返しているカードで、今回は【オルフェゴール】の活躍を懸念して規制したものと思われますが、
恐らくこのカードを規制しても【オルフェゴール】にはほとんどダメージは有りません。
手札の闇属性を切りたい【オルフェゴール】では《ダーク・グレファー》等で代用が利きますし、現レギュレーションでも《終末の騎士》が入っていない構築も見るくらいです。
なので、正直なにを制限したかったのか良く分からない制限化でした…。ほかに終末使ってるデッキあったっけ・・・?
毎回恒例と言っても過言ではなくなってきた【真竜】カテゴリの緩和措置。
今回はついにダイナが準制限カードになりました。
お帰り、ダイナ。
これで真竜モンスターの私的黄金比が揃った(`・ω・´)— ゆう (@ogyt0808) March 12, 2019
僕は真竜そこまで詳しくないのですが、使用歴1年以上の方に黄金比とご評価を頂いているので
来期【真竜】期待してもいいかもしれません!
このカードが1枚と2枚とではだいぶ違う…。
と、【ガエル】使いの方に聞いたことがあります。
実際、このカードの墓地効果でこのカード自身を戻さないと2回目が使えないというのはかなり痛いんですよね。
ただ、海外では依然としてガエルバージェストマが(たまに)活躍しているのを見ると、
このカードの緩和はKONAMIとしてもなかなか勇気のいる決断だったのではないでしょうか。
今回の緩和でどれだけガエル使いが戻るのか、楽しみにしています。
このカードが規制(制限化)されたのは2018.10の制限改定で、当時はこのカードを使用した【剛鬼】が猛威を振るっていました。
それの巻き添えを食う形で弱体化した【HERO】。
完全にとばっちりです。
そして、2019.01の制限改定で【剛鬼】や【たんぽぽサンバ】などが完膚なきまでに規制されたことで、これらの展開系が環境に出てくることは無くなったのですが、
なぜかこのカードは制限カードのまま…。
完全に忘れられてましたよね!?
もしくは、直後に発売したダークネオストームで強化された【D-HERO】の活躍を懸念したものだった可能性や、このカード1枚から《外神アザトート》にアクセスできるので、
それを懸念した規制だったのかもしれませんが、今回晴れて準制限カードに戻ってきました。
HERO使いの方が歓喜の笑みを浮かべている姿が目に浮かびます。(無制限でもよかった気はしますが…)
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ここでこのカードを返す意図は正直なところ分かりません。
【サイバー・ドラゴン】に採用されているイメージですが、準制限カードになったら【サイバー・ドラゴン】は2枚いれるのかな?
2019.01の制限改定で《水晶機巧-ハリファイバー》の制限化で弱体化した【セフィラ】を救済する形で準制限カードとなったことカード。
それでも今期は【セフィラ】がそこまで環境に顔を出さなかったためか、今回完全解除となりました。
このカード、
2017.04に準制限(規制)
2017.07に制限(規制)
2019.01に準制限(緩和)
2019.04に制限解除(緩和)
という動きをしているのですが、理由が全く分からない…orz
《ファイアウォール・ドラゴン》がまだ生きているときは【ABC】デッキのデッキパワーを調整するために、このカードや《テラ・フォーミング》《盆回し》等の枚数はかなり慎重に調整していた印象ですが、FWD亡き今、このカードを準制限にとどめておく理由は有りません。
ターン1制限がなく、発動できる範囲が非常に広いこのカードですが、やはり《神の通告》と比較すると、そちらの方が使いです。
その為か採用率はそこまで高くなく、今回の緩和に踏み切ったものと思われます。
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さて、ここまでで規制緩和が行われた各カードについて観てきましたが、
気になるのは来期以降の環境ですよね!?
という事で今回も僕の独断と偏見で次期環境を予想してみました!
コチラです!
これはあくまで僕の予想なので、実際にどうなるかは未知数です…。
皆さんはなにが流行り、何が廃ると思いますか?
ご意見、ご感想お待ちしております(#^.^#)
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