こんにちは。ポッターです。
本日は新制限(2018.07)一発目の週刊手札誘発ランキングです!
今期の手札誘発事情を占う、大事な大事な1発目のランキングで、早速やらかしたやつがいます。
そう…
タイトルにもある通り、今回やらかしたのは、元祖汎用手札誘発である《エフェクト・ヴェーラー》さん。
余りの快挙っぷりに思わず敬称をつけてしまいました…。
2010年4月17日発売のDUELIST REVOLUTIONで登場したこのカードは、発売当時に競合する手札誘発が《D.D.クロウ》くらいしかおらず、手札誘発モンスターの採用率を大きく向上させた手札誘発モンスターのパイオニアであり、代名詞でもあったのですが、後に登場する《増殖するG》、《幽鬼うさぎ》、《灰流うらら》によって、最近ではそのおかぶを奪われがちになっています。
今回はまず《エフェクト・ヴェーラー》の昨今の衰勢を振り返った後に、今期の一発目の結果を見ていく感じにしたいと思います。
それではまず初めに以下のグラフをご覧ください。
上記のグラフは2018.01環境における手札誘発モンスターの初手率を現したグラフです。
2018.01の環境において《エフェクト・ヴェーラー》の採用率は約3%と、《浮幽さくら》や《PSYフレームギア・γ》にも届いておりません。2018.01以前の採用率についても上記と同程度の採用率にとどまっているという状況でした。
打って変わって2018.04環境では、大した理由があるわけでもないのですが、その汎用性の高さが見直されたのか、流行りなのかわかりませんが、採用率が約14%と2018.01と比較して大きく向上し、ライバルである《幽鬼うさぎ》越えを果たしています。
なぜここまで爆発的に人気を取り戻したのか。敢えて理由を挙げるとすれば以下の4点だと思っています。
1.環境の仮想敵に対して打ちやすい。
【魔術師】における《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》、【閃刀姫】における《閃刀姫ーカガリ》、【剛鬼】における《聖騎士の追想 イゾルデ》の効果を軒並み無効にできるのはライバルである《増殖するG》、《灰流うらら》、《幽鬼うさぎ》にはできない芸当。
2.《灰流うらら》準制限化
《灰流うらら》が2018.04から準制限カードとなったことにより、手札誘発の1枠が他のカードに割かれることになりました。
《エフェクト・ヴェーラー》を始めとするこの手札誘発はこの恩恵を受けたと言えるでしょう。
3.閃刀姫のワンキルルート増加に寄与
レベル1チューナーである《エフェクト・ヴェーラー》は《閃刀姫-レイ》と混ざることで《HSRチャンバライダー》になることができます。
本来は《ジェット・シンクロン》や《グローアップ・バルブ》で《HSRチャンバライダー》のS召喚を狙うのですがリソースが尽きた時に手札誘発を展開札に変えられるのは非常に嬉しい利点。
4.魔法族の里対策
【閃刀姫】対策として【オルターガイスト】にたまに積まれている《魔法族の里》。
《魔法族の里》
【閃刀姫】でこれを張られると何もできなくなることもあるのですが、魔法使い族である《エフェクト・ヴェーラー》を場に出せば、《サイクロン》や《ツインツイスター》などを発動できる様になります。
ちなみにこのカードの対策としては《副話術士クララ&ルーシカ》も有効。
《副話術士クララ&ルーシカ》
ここまでで、前期までの《エフェクト・ヴェーラー》事情についてお伝えしたのですが、気になるのは今期一発目ですよね。
前置きが長くなりましたが見ていきましょう!
以下が今期一発目の手札誘発モンスターの初手率です。
ドーン!!
な、な、なんと!まさかの《灰流うらら》越え!
新制限一発目は《エフェクト・ヴェーラー》が《灰流うらら》越えです!
まぁ、《灰流うらら》は準制限なので、3枚採用できないというのもありますが、それでもこの結果には驚きました。
だってですよ、《灰流うらら》より《エフェクト・ヴェーラー》の方が採用されているって結構異常じゃないですか?
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