おはようございます。ポッターです。
本日は、毎週お届けしている週刊手札誘発モンスターランキングの結果と共に、
手札誘発モンスター対策カードについて整理しましたので、よかったらご覧になっていっててください。
この記事は、「日ごろから手札誘発モンスターに嫌な思いをさせられ、どうしても何とかしたい!」と思っている人に向けて書いた記事です。
そこら辺は僕も大いに共感できるのですが、僕も普通の人間なので、この世に生を受けた瞬間から手札誘発モンスターがひたすら憎らしい、と思っていた訳ではありません。
手札誘発モンスターはイラストアド的にも優秀なモンスターがそろっているので、
健康な日本男児であれば「みんな!もっと手札誘発モンスター使えばいいのにぃ!!」と思うのではないでしょうか、イラストアド的に。
なので、手札誘発モンスターが世間の憎しみの対象となるとは通常考えられないのですが、なぜここまでウザがられているのか。
その理由は以下のグラフに記載されています。グラフの中心部の数値をご覧ください。
何かしらの手札誘発モンスターの初手率が66.0%・・・。
これは40枚デッキの内、7-8枚程度は手札誘発モンスターが入っている計算になります。
ここまで手札誘発モンスターの初手率が高いと、こちらが何かしらの動作をしようとすると、すかさず手札誘発モンスターが飛んでくる、と言った状況になります。
※ここに手札から発動できる罠カードが入ってくるので、”フィールド外から妨害されるシチュエーション”はさらに多くなります。
まぁ、最近は
”それが遊戯王というゲーム!”
という風に割り切るのもアリなのかなと思っていたりもしますが…。
※というか僕はその駆け引きがわりと好きだったりします。
一方、キャラになりきってデュエルを楽しむことを好む、いわゆるなりきり勢やカジュアル勢の方々には、手札誘発モンスターは害悪でしかないことも事実です。
まぁ、そういう方々はそういう方々同士で”手札誘発モンスターを入れない”などのルールを作って仲間内で楽しんで頂ければよいと思っています。
なので、手札誘発モンスター対策の方法の一つとして手札誘発モンスターを入れないルールを作る、もしくは入れていい枚数に制限を設ける、という手段は、割と有効な手段だったりするのではないでしょうか?
ですが、今回の記事は、このようなカジュアル勢の方々向けの記事ではなく、
わりとガチなデュエル(公認大会やCS等)を好む、マジで手札誘発モンスター対策をしたいという方の為に、
手札誘発対策カードを整理した記事となりますので、ご容赦ください。
<参考資料>
前置きが長くなり申し訳ございません。
ではこれより、手札誘発モンスター対策カードをご紹介していきます!
どうぞ!
→展開系のデッキで最近採用率が上がっているのがこのカード。
採用率の高い《エフェクト・ヴェーラー》や《幽鬼うさぎ》、そして手札誘発モンスターではないですが《無限泡影》をもいなす事ができます。
最近、《D.D.クロウ》や《屋敷わらし》の採用率が上がっているのはこのカードの影響が大きいでしょう。
→このカードは手札誘発モンスター対策カードの代名詞と言っても過言ではありません。それほど使い勝手がよく、展開系のデッキにとっては必須カードとなっています。
なお《PSYフレームギア・γ》や《バトルフェーダー》等の効果解決時に墓地にいないカードについては妨害することができないのでご注意を!
→自身も手札誘発モンスターですが、強力な手札誘発モンスター対策カードとしても活躍します。
このカードを意識したプレイングである所謂「ガンマケア」を出来るか出来ないかで、勝率が大きく変わってきます。それほどこのカードは強力で状況をひっくり返すポテンシャルを持ったカードです。
※ガンマケア:相手のターンに「相手が《PSYフレームギア・γ》をもっている」と想定したプレイングのこと。例えば、相手フィールド上にモンスターがいないときに相手が発動した《ヒーローアライブ》に対して《灰流うらら》を打たず、《PSYフレームギア・γ》が発動できない(相手フィールド上にモンスターが存在する)状態になってから《灰流うらら》を発動するといったプレイング。
しかし、状況次第ではガンマケアのプレイングをせずに、思い切って《灰流うらら》などを発動しておかないと、以後手札誘発モンスターの効果を発動できなくなる状況を作り出される可能性があります。
その状況を作りだすのが、次に紹介するXモンスターです。
このカードのX召喚に成功してしまえば、あらゆるモンスター効果が発動できなくなるので、手札誘発モンスターが軒並み無力化します。
上記のガンマケアとは相反しますが、相手がこのカードX召喚しそうだと思ったら、その前に手札誘発モンスターを発動するというプレイングも必要です。
いわゆる「トートケア」ですね。
※すみません。「トートケア」という呼び方はいま思いつきました。一般的ではないです。
なお、《外神アザトート》は《外神ナイアルラ》に重ねてX召喚することもできるので、制圧系のデッキでレベル4を2体そろえる動きが見えたら要注意です。
→モンスター効果を無効化して吸収する効果を持っています。
この手の効果を持つモンスターはほかにもたくさんいるのですが、このカードは《簡易融合》から出すことができるので、召喚権も使わず最もお手軽に手札誘発モンスターの対策をすることができます。
次にご紹介するのが、コストを払えない状態にすることで、手札誘発モンスターを封じるカードです。
《マクロコスモス》
墓地へ送られるカードを除外する効果を持ったこのカードの影響範囲は、フィールドやデッキからだけでなく手札から墓地へ送られるカードも除外するので、「墓地へ送る」ことで効果を発動する手札誘発モンスターはこのカードが適用されている状態では発動自体ができなくなります。
一方で、「手札から捨てる」「リリースする」ことによって効果を発動するモンスターおよび、フィールドに特殊召喚されるモンスターはこのカードの適用化でも効果を発動することができます。
発動可能:Psyフレーム系、《灰流うらら》、《浮幽さくら》、《屋敷わらし》、《D.D.クロウ》、《アーティファクト -ロンギヌス》、《速攻のかかし》、《A・O・J サイクルリーダー》
発動不可:《増殖するG》、《幽鬼うさぎ》、《ドロール&ロックバード》、《エフェクト・ヴェーラー》、《スカル・マイスター》
墓地へ送られるモンスターを除外する以下のカードでも同じことができます。
《次元の裂け目》
《閃光の追放者》
《光の追放者》
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻 100/守2000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
それでは次行きましょう。
《メンタルドレイン》
→お手軽に且つ永続で手札誘発モンスターを無力化するのは強力なのですが、罠カードゆえの遅さが致命的なんですよねぇ…
相手が【サンダー・ドラゴン】や【水精鱗】であれば、それらのデッキは手札で発動する効果を持つモンスターがデッキの軸にいるので、メタカードとして機能しそうです。
《透破抜き》
→このカードも、罠カードであるためちょっと遅めですが、墓地で発動した効果についても無効化対象範囲なのは嬉しい利点です。ですがやはり即効性がない分、《墓穴の指名者》に劣って見えます。
このカードを使うのであれば【パーミッション】など、カウンター罠であることを活かしたいところです。
最後にご紹介するのが、みんなに「キモイルカ」の愛称で親しまれているこのカードです。
→召喚権こそ使用しますが、相手の手札誘発モンスターをハンデスすることができ、おまけにバーン効果まで持ち合わせています。
《聖騎士の追想 イゾルデ》からのリクルートにも対応している為、《サモン・ソーサレス》や《ファイアウォール・ドラゴン》の為にとって置いた、《幽鬼うさぎ》などをうちぬければ上出来です。まぁこのカードの効果に対して《幽鬼うさぎ》を発動されるとは思いますが…(ダメじゃん…)
また、相手が手札誘発モンスターを持っておらず、且つ自分のフィールドのモンスターのレベルよりも、相手の手札のモンスターのレベルの方が高いと、破壊できないうえにダメージまで受けることになるのでリスクがかなり高いです。
このカードを使うのであれば、手札を捨てることやダメージを受けることに何かしらの意味を見出せるデッキでの採用に限られるでしょう。
■まとめ
いかがでしたか?
自分で纏めてみて、こう言うのもあれなんですが、
「意外と量がありました」
もうちょっと少いかなぁ~と思ったのですが、自分が思いつく実用範囲内の手札誘発モンスター対策カードはこんな感じでした。
皆さんはどんな方法で手札誘発モンスター対策をしていますか?
あなたの手札誘発モンスター対策方法をもしよろしければ教えて頂きたく…(わりとまじ)、よろしければコメント欄やDMを頂ければと思います!
それでは、今日はこの辺で!
「手札誘発モンスター対策カードまとめ」でした!
天岩戸…左腕・芝刈りに対するうららを躱せる
わが身を盾に…ガンマ、うさぎケア
サウラヴィス…ヴェーラー、泡影ケア
ドロバ…増Gケアに一応使える
深淵の指名者…キモイルカと同じ運用
他に思いつくのはこんな所でしょうか?既に載っているのと比べ汎用性は低いですが…
暗黒界とかならマインドクラッシュ、デッキによっては異次元の指名者とかもいいのでは?
マストが明確に決まってるなら、禁止令って手もあります。